色と心理の不思議な関係 これを知ればあなたの疲れも解消する!

デザイン

色にはいろんな作用がありますね!
興奮したり、落ち着いたり
Happyになったり、悲しくなったり

色を上手く使うと他人・自分の感情を操ったり
食欲を増進させて健康管理に役立てたりと色々なことが可能になります。

ちょっと想像してみてください

家のカーテンの色合いを黒や赤にしている人は少ないですよね
お肉売り場で緑の光がお肉に当たっていたら不味そうに見えませんか
明るい茶色のダンボールより、真っ黒な段ボールの方が重そうに見えませんか

何となく伝わりましたでしょうか
色は、実態をコントロールする力を持っています

今回はそんな身近で不思議な色に関するお話です

はむらいと
はむらいと

AFT色彩検定1級のはむさんが、なんとなーく解説しちゃうよ!これは見ていくしかないね!

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色の基本を知る 暖かい寒い 固い柔らかい 重い軽い 全部あります

皆さん一度くらいは見たことがありますよね!
これ【色相環】っていうんです!

上の色相環を見てください。
こちらは同じ【トーン】で並べた色相環になります。

色彩学の勉強ではないので、はしょりますが
トーンというのは鮮やかさ、明るさがほぼ同等に受け取れる群のことですね。

上の画像を見てください

左側の上に行くほど
色を軽く感じたり
柔らく感じたり

しませんか?

右側の舌に行くほど
色を重く感じたり
固く感じたり

しませんか?

これが色における基本的な心理作用です。

そして
青に近い寒色を見ていると寒くなりますし
赤に近い暖色を見ていると暖かく感じます。

実際はともかく として
白い盾と鎧より
黒い盾と鎧の方が
重く、固く、頑丈そうに見えます。

現代で見ると
車体の色とかが如実に出ますね

黄色やオレンジのモデルは軽快に走りそうに見えますし
シルバーやブルーメタリックなどは、ボディラインをよりクールに際立たせてくれます。

我々の見ている日常は、
本質が色に歪められて伝わっているといっても過言ではありません。

色と視覚 人は見た目から多くの影響を受ける

赤いお肉…
美味しそうに見えますよね

日常的な作用 演色効果

スーパーなどの生肉を扱う冷蔵コーナーでは
やや赤い光源が使われています

元々は同じ写真ですが、左の方が美味しそうに見えませんか?

これは
色づきの良いほうが新鮮で美味しい
色の悪くなってしまったものは、味が落ちる、下手をすると腐っている可能性がある

という知識から来るものです。

しかし、同じ条件なら絶対に左のお肉を買ってしまうと思います。

これが日常的によく利用されている演色効果なのです。

だから、逆にお肉屋さんがブルーのライトでお肉を照らしていたら
そのことを全く知らないなどでメチャクチャ損をしていることになります。

売り上げがそれで本来の何%逃げているのかなんて想像もできませんからね…。

色に見る感情のコントロール

赤は興奮
青は冷静

というのを見たことがありませんか?
これも色のれっきとした作用なんですね。

赤:興奮 やる気 闘争心 高揚感 活気 情熱 熱い
橙:興奮 やる気 幸福 陽気 暖かい
黄:幸福 愉快さ 軽快さ 希望 活発 無邪気さ
緑:癒し 安定 静寂 健康 余裕 
青:クール 知的 冷静 落ち着き 冷たい
藍:クール 知的 冷たい 排他的 秩序
紫:気品 優雅さ 高級感 神秘 艶やか
はむらいと
はむらいと

ちなみに【赤・橙・黄・緑・青・藍・紫】は【セキ・トウ・オウ・リョク・セイ・ラン・シ】と読んで
虹の色の事ですね
赤からはじまり、一周して赤に戻ってきます。

これらは一部にしかすぎませんが、それぞれに連想される感情です。
こうして並べてみると結構自分が影響されているなってわかるのではないでしょうか。

簡単な色の活用

ここまで、色の開設を簡単にしてきましたが
今回は日常での癒しを得る為に
持ち物や寝室のコーディネートのポイントを解説します。

例えば、ケータイやTwitterの画面
暗いものにしている人は居ませんか?

日常的に暗い色を使うと、精神的ストレスが知らず知らずのうちに溜まっていきます。

線や空間を区切る為に、細かいもので黒を用いるのは構わないのですが
意識的に見るものは、なるべく明るいカラーにしていく様に心がけましょう。

ケータイ
ピンクゴールドや白
ツイッターは標準の明るい画面
とにかくよく目にするので細心の注意を払って暗い色は取り払いましょう。

寝室の基本
興奮する色、気分の沈む色は厳禁です。
明るく鮮やかな赤、
重量感のある青などは気分が沈んでしまいます。

寝室のコーディネート
癒し効果のあるライトグリーンや
青を使う場合は非常に薄い空色
落ち着いた雰囲気を作り出せるクリーム色などを中心にすると良いでしょう。

パジャマを使う人はピンクの中でも薄い鷺色や薄い茶色など
誰が見ても落ち着く色が着心地も良く、心をリラックスさせてくれます。

現職に近い色は鮮やか過ぎて興奮してしまいますので、注意してください。
高校時代のジャージとかを寝巻にしている
大学生とかは絶対ダメですね。


さらに、よく言われることですが
寛容直物などを置くととてもイイです。

特に水が無くてもある程度持つ品種などが最適です。
なければ、こういったものの検討も効果的ですね。

人工的であろうと、元気な緑の植物の形を見ると
人間は回復するようにできています。
だから、積極的に自然な物のヒーリングも取り入れていってくださいね!

はむらいと
はむらいと

ちなみにうちのブログのバックカラーってメチャクチャ薄いピンクなんです。
可愛さと癒しを演出したくてこの色に設定しています。

色の魅力を知って、日常の色々なシーンで活用していきましょう!

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