今回はあまり知られていないカントーカップ影の主役。
掃除屋さんであるシャドウハクリューの火力検証を行っていきます。
実は、ある特定のポケモンに対してタイプ相性を無視した迎撃をし、流行りのでんもシャットアウトする為総合的な耐久も思ったほど悪くありません。
上手く相性補完をする相手を見つけることができれば、シミュレータで見るよりも多くの活躍をさせてあげることができます。
シャドウハクリューの凄まじい火力
今回はカントーカップにおいてかなり万能なシャドウハクリューの火力を確認していきます。
正直引き先としてかなり面白いです。
【条件】
- 自分・相手はSCP1位
- 自分はシャドウ固定・相手はノーマル・シャドウを確認
- シャドウの場合は【S】を記載
- Sハクリューの技はりゅうのいぶき・アクアテール・りゅうのはどう
りゅうのはどう自体は技性能は良くないのですが、ハクリューに持たせるとほぼ凶器です。
では実際のダメージを見ていきましょう。
相手 | りゅうのいぶき | アクアテール | りゅうのはどう |
ラプラス | 5(2.7%) | 27(14.8%) | 91(50.0%) |
Sラプラス | 5(2.7%) | 32(17.6%) | 109(59.9% |
ニドクイン | 4(2.9%) | 65(46.4%) | 87(62.1%) |
Sニドクイン | 5(3.6%) | 78(55.7%) | 105(75.0%) |
ミュウ | 4(3.1%) | 40(31.0%) | 86(66.7%) |
Aサンドパン | 3(2.4%) | 36(28.6%) | 49(38.9%) |
ジュゴン | 4(2.5%) | 23(14.3%) | 77(47.8%) |
Aベトベトン | 5(3.4%) | 43(28.9%) | 93(62.4%) |
ベロリンガ | 4(2.1%) | 38(20.3%) | 82(43.9%) |
カビゴン | 5(2.6%) | 48(25.0%) | 102(53.1% |
Sカビゴン | 6(3.1%) | 57(29.7%) | 122(63.5%) |
スリーパー | 4(2.7%) | 34(22.8 %) | 72(48.3%) |
Sスリーパー | 4(2.7%) | 40(26.8%) | 87(58.4%) |
Aガラガラ | 4(3.1%) | 52(40.9%) | 70(55.1%) |
知ってました? Sハクリューってラプラス一撃なんですよ。
実はノーマルラプラスに追われるのはそこまで怖くなくて、必ずシールドアドか対面が取れます。
しかし、シャドウラプラスに早期で追われると負けてしまいます。
また、ジュゴンもこごえるかぜが強すぎて追われると勝てません。
バークアウトアローラベトベトンやたたりめアローラガラガラなど技1のダメージが低いポケモンに関してはシールドを積めばどんどん差が出る攻撃力を所持していますから、悠々と後追いを決めることができます。
まぁ、対面の話を総括するとラプラスを迎撃できる可能性がある。
というのが本当に強い点です。
下記記事で取り扱った12ターンの法則にも対応していますし、シャドウハクリューは実は意外と器用なポケモンなのです。
シャドウハクリューの置き位置
シャドウハクリューのベストポジションは引き先です。
初手に置くとこおりタイプとの遭遇率が格段に上がってしまい、りゅうのはどうを貯める隙が無くなってしまいます。
また、ベロリンガやカイリキーなどともずらして対面をさせたいため、基本的には相手の行動を大きくずらす意味で裏に置くことが大切です。
重要なのはプレイ中にはハクリューの為の起点を作ってあげること、ハクリューに1枚以上のシールドを使ってあげることです。
生存時間が長く成れば、それだけりゅうのいぶきのダメージを相手に蓄積させられるという事ですから、ただ闇雲に生存タイムを伸ばすだけの作戦とは意味が根本から変わってきます。
ハクリューが苦手である、こおりタイプやフェアリータイプに対応できるポケモンと組ませることができれば、活躍も容易です。
また、アクアテール持ちの為ニドクインやアローラゴローンなどのタイプにも強く打って出ることができます。
カメックスと組み合わせるとこおり弱点の補完が取れる上に、ニドクインは常にカモになり動きが安定するかもしれません。
特にジュゴンやアローラサンドパンを抑えに行けるのが相棒カメックスの魅力です。
ポケモンを選ぶプールが少ない為、こうしたゴリ押し先鋒が取れる様になるカントーカップのシャドウハクリュー。
皆さんも試しに後ろにシャドウハクリューを控えさせてみてはいかがでしょうか。
意外なレベルで大きな活躍をしますよ。
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