エンペルトでハイパーリーグXLポケモンに勝てるのか!?

Pokemon

今回は8匹の王対面シリーズ。

ハイパーリーグにおいてXLポケモンに、我らが鋼御三家であるエンペルトがどれほど通用するかを調べる記事となります。

気になった方は是非ラグラージの強さを再確認していって下さい。

対面はみんポケさんのバトルシミュレーターを基に解説しています。

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エンペルトVSムキムキXLポケモン

エンペルト

エンペルトは御三家の中でも特異なはがねの複合タイプをもつイケメンです。

その耐性の優秀さからしばしば選出率が異常に高くなる時期があります。

メインウェボンは15ターンでチャージされるハイドロカノンとドリルくちばし。

ふぶきも持っていますが、現在は使われる事がほぼないです。

エンペルト自体は相性補完でパーティに及びがかかる事が多く、はがねの使用を目的に呼ばれます。

そんなエンペルトを下記8体と戦わせます。

  • アローラキュウコン
  • ガラルマッギョ
  • ズルズキン
  • ニドクイン
  • ブルンゲル
  • ブラッキー
  • ファイアロー
  • デンチュラ

選から漏れているXLの強ポケモンは以下の通り。

【ピジョット】

フェザーダンスバグで執筆時に出場禁止になっている。

【ニョロトノ】

ニドクインとどっちをあてるか正直迷いましたが、ニョロトノと似た様なCP境遇で新顔となるニドクインの調査がしたかった。

【フワライド】

ブルンゲルより見ない為。集める人が少ない為XL化が困難。

【ピクシーなどあまえる族】

ピクシーだけは前から環境に居る為、今回の対面調査から除外。またアローラキュウコンのあまえる型とも被る為。

【ハガネール】

恐ろしく育成難易度が高く、MAX個体を見かけない為。

条件

  • お互いにSCP1位の最適個体同士の組み合わせとします
  • ブレイク・被ブレイクなどの特殊個体は考えません
  • エンペルトの技1はたきのぼり
  • エンペルトの技2はハイドロカノン+ドリルくちばし
  • 相手の技はよく使われる型を採用
  • シャドウは未実装ですが参考値として記入
  • HPの残りやエネルギー残量などは所感として各ポケモンの項目に付け足す

では実際に確認していきましょう。

アローラキュウコン

アローラキュウコン

【こなゆき型】

エンペルト対アローラキュウコン
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士

シールド差1枚でも安定して勝てる超有利な対面。

他のポケモンでアローラキュウコンを釣り出し、エンペルトをあてることもよくあります。

ある程度うまく誘導ができると相手の後続から出てきたフシギバナなどとも互角に立ち回れるほどのエネルギーを貯めることができる為、出し負けのまくり筋を作る事もできます。

【あまえる型】

エンペルト対アローラキュウコン②
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士

こちらもこなゆき型とほぼ結果は一緒です。

【総評】

どちらかというとこなゆき型の方が脅威で、単純な理由としてはマジカルシャイン2発+こなゆきの蓄積ダメージを食らった場合、流石のエンペルトでもやられてしまうからです。

シールド差2枚を覆すほどの力の差は無いので注意して下さい。

また、有利を築こうと貯めすぎるとウェザーボール連打からエスケープされる可能性もあります。

圧倒的有利対面ですが、ある程度キッチリ仕留めることが大切です。

ガラルマッギョ

ガラルマッギョ
エンペルト対ガラルマッギョ
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士××
1枚同士××
2枚同士×

お互いがお互いを嫌いな対面です。

上記の結果はガラルマッギョ側がブラフを通す前提となります。

エンペルト側がシールドを使う時にじしんに対して毎回張る事が出来れば、エンペルト側は勝つことができます。

しかし、ガラルマッギョ側としてはマッドショット込みのじしんでエンペルトを落としに来れる為、どちらが有利かと考えれば完全にガラルマッギョ有利。

エンペルトが有利な場面としては、初回はじしんよりも先にハイドロカノンのチャージが完了する為、打ち逃げという選択肢がある処です。

エンペルト対ガラルマッギョ2

さらに、これはいわなだれに2回シールドを貼らされた場合となりますが、この結果であれば後続次第で勝つことも可能です。

考えるほど悪くはありませんが、主導権はガラルマッギョにあるという事を覚えておきましょう。

ズルズキン

ズルズキン
エンペルト対ズルズキン
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士××
1枚同士××
2枚同士成立しない成立しない

圧倒的絶望対面。

作られたら試合が決まってしまう可能性があります。

エンペルト側の仕事はシールドを貼らない事。

一応ドリルくちばしの方がダメージは大きいですが、大きな差ではありません。

交代受けをケアするケースもあると思いますので、その際はハイドロカノンでもいいでしょう。

ニドクイン

ニドクイン
エンペルト対ニドクイン
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士

タイプ相性通り有利な対面。

ただし、だいちのちからのダメージが70%近くある点に注意。

立ち回りとしては一発目のだいちのちからブラフのどくどくのキバにシールドを貼らない様にし受けてしまう事で、敗北を回避できます。

その後はシールドを使ってキッチリ対面を持していきましょう。

ブルンゲル

ブルンゲル
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士××
1枚同士××
2枚同士××

回転率、ダメージレースともに不利な超苦手対面。

基本的に何をしても半分程度しか削れず、負け濃厚になってしまう為素直に交代を推奨。

あわ型・かつ相手がバブルこうせんブラフを打ってこない場合のみシールド2枚で勝てます。

あわでバブルこうせんを積んでいる事は無いので、一応頭の隅に置いておきましょう。

基本的には1回たきのぼりを打って、技を判断して引いていきます。

たたりめ型相手に長居をしてもいいことがありません。

ブラッキー

ブラッキー
エンペルト対ブラッキー
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士×
1枚同士×
2枚同士××

後追い不可の不利対面。

この対面になった時点で、シールドアドバンテージを作るか微妙なところで交代受けをしてサイクルをずらすかなどの選択肢を取るようにしましょう。

御三家は平均的にブラッキーとそこそこ戦えるので、必要以上に警戒することはしなくていいですが、やや不利だという事を頭に入れておきましょう。

ファイアロー

ファイアロー
エンペルト対ファイアロー①
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士成立しない成立しない

後追いOKの有利対面。

基本的にはたきのぼりのダメージ一発一発が致命傷レベルです。

ちなみに、ノーマルが技を打たずに突破しようとすると2回目のニトロチャージが間に合ってしまいそのまま落とされてしまいます。

横着はしないようにしましょう。

シャドウなら突破できますが……。

エンペルト対ファイアロー

デンチュラ

デンチュラ
エンペルト対デンチュラ
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士××
1枚同士××
2枚同士成立しない成立しない

ベストは逃げる。次点でシールドを貼らない事。

シールドを2回貼ったら大惨事です。

デンチュラの耐久力が低い為たきのぼりの基本ダメージである程度削りを入れる事ができます。

後続もデンチュラに強くなければそのまま戦わせても良いでしょう。

シャドウエンペルトは大差で負けてしまう為、デンチュラ相手には時間差をつけないと役に立ちません。

エンペルトは役割特化

はがねタイプを持つエンペルトは役割に特化することができ、またチャージは遅い物のハイドロカノンがある為何処かで貯めることができてしまえば色々なポケモンに対して強く出れる性能を持っています。

特にハイパーリーグでの信頼性が高いアローラキュウコンに圧倒的に強いのは評価できるところで、その為だけに編成することを考慮してもいいでしょう。

ブラッキーと組ませて格闘釣りギミックにしたり、フシギバナと組ませてドラゴン意外に強い相性補完にしたりと使い方は様々です。

でんき技が減少しているハイパーリーグでは間違いなく選択肢に入ってくるので、ぜひ採用を検討してみてくださいね。

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