最強の万能ポケモンニョロトノの最強個体値を確認して見たくはないか?
というわけで今回はハイパーリーグのニョロトノの最適個体値についての検証を行っていきます。
ウェザーボールの連打で、苦手ポケモン相手にもダメージを蓄積できるニョロトノは最強個体であればどれだけ伸びるのか?
活躍できるのかを考えていきましょう。
是非参考にしてみてください。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
ニョロトノの厳選
マッドショットの高速チャージと、最速技ウェザーボールを有するニョロトノは全てのポケモンの中でも最も早く技が打てる部類のポケモンです。
さらに、じしんとふぶきという全く対象の異なる技を有しており、シールド強制圧力が他に比べても高いのが特徴。
シールド枚数を乱された相手が、そのまま差を埋められずに勝敗が決してしまう事もしばしばですが、ニョロトノの個体値はどのランク帯がベストなのでしょうか。
ニョロトノ・マッドショットのブレイク
まず攻撃面から見ていきましょう。
マッドショットはもともと低攻撃力技なのに加えてニョロトノ自体が攻撃力があまり高くないので、有用なブレイクがあるかどうかがそもそも疑問ですが……。
- 【15・15・15】ピクシー【4086件】
- SCP1位ラグラージ【4028件】
- SCP1位エンペルト【3715件】
- SCP1位フライゴン【3009件】
- SCP1位ピクシー【1297件】
現実的なブレイクラインはこの辺。
フライゴンって見たことないんですが……。まぁ、無視で良いですか。
と思いつつも念のためバトルシミュレートをしたら耐久力が下がる分、むしろフライゴンとの対面が悪くなるようなので、ダメですね。
結局決着がウェザーボールになるのでマッドショットのダメージが関係ないという絶妙な関係値でした。
ちなみにふぶきの無いニョロトノ対フライゴンはシールド1枚以上ではほぼ互角です。ドラゴンテールの長期滞在時間のダメージが馬鹿にならないというのが結果に起因しています。
ピクシーは参考値として比較がし易そうなので挿入してみました。
というわけで取りたいのはエンペルトのブレイクから3715件ラインですね。
つまり、元々強い水タイプに対してさらに強くなろうというラインです。
それがこちら。
このマッドショットブレイクの利点は想像以上に大きく、エンペルトをウェザーボールだけで押し込めるようになるという驚異の結果になります。
まずこれが、通常の対面。ニョロトノに不利にする為ふぶき型でシールド差を2枚にしています。
まぁ二枚差なら普通負けますよね。
そんでこれ。
はい、ウェザーボールを連打しているだけでこの通り。
つまり、ふぶき型でもじしん型を装いつつシールドを貼らせることも展開によっては可能という事です。
もう差が付きすぎて何が何だかわからないですね。
シールド差が二枚あると、後ろにアローラキュウコンを控えさせていたらほぼ勝利が確定するので……。これは新しい戦い方ができる?
で、ついでにラグラージもブレイクしている為何が起こるのかを解説します。
まず前提としてシールドが互いに残っている時点では、ニョロトノはラグラージに有利を取れます。
しかし、シールドが無い場合に限りラグラージ側がじしんの連打で勝ててしまうのです。
上記はじしんで同発を取られて丁度良くニョロトノが負けているという状況です。
では先程の57位の個体と対面させて見るとどうなるでしょう?
はい、結果が逆転しています。
何が起こっているのかというと、マッドショットのダメージが上がったことによりウェザーボールの3発でラグラージが落ちる様になっているのです。
じしんを2発打つ為には8+7回の合計15回のマッドショットが必要なのに対し、ウェザーボールであれば4+4+4回の合計12回のマッドショットで済みます。
これは仮にニョロトノ側が一方的に刺し込みを2回受けても勝てる数値ですし、後追いも十分可能な6ターン(同発はダメ)という差でもあります。
というわけでこのラインはかなり意味のありそうなブレイクになりました。
さらにニョロトノ57位の良い処は特にレベルが46.0で収まる点です。
これはXLの飴が148個で済むというかなり優遇されたスポット数値で、もし偶然持っていたらそれだけでも検討する価値があるでしょう。
ちなみに一桁順位は48.0~48.5が多く、XLの飴が216個以上必要です。
以上の事実から見ても攻撃型はこの両水御三家を抑えるブレイクで良いでしょう。
防御力視点
では防御側で考えていきます。
防御側でブレイクされやすいのはフシギバナ・モジャンボ・FFFピクシー。
この内フシギバナはお互い1位でもブレイクされてしまうので、基本的にブレイクされていると考えていいです。
モジャンボもかなり上位でしか防げず、相手の順位が3桁になると基本的にブレイクされるレベルです。
また、ピクシーに関しては相手にブレイクされた場合こちらも大抵ブレイクしており、基本的には気にする必要が無いかなと。
というのを見ていくと、ある程度想定されるケースでブレイクされる可能性がニョロトノ側に依存しているのがエアームドです。
エアームドにはブレイクの上位個体でも勝てますが、1位ならかなり楽に勝つことができます。
こっちが1位対1位。下が攻撃力をエンペルトに合わせた個体です。
エアームドが流行った場合には明らかに1位が強くなりそうですが、対抗用のエンペルトも増えそうなので結局ブレイク個体で良い様な気がします。
またHPが179を切るニョロトノはシールド0枚対面でエアームドに負ける様になってしまいますので、その点も注意しましょう。
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