【ポケモンGO】ブレイクポイントを簡単に調べる方法【オーベム厳選】

Pokemon

今回は、ポケモンGOでブレイクポイントを調べる時に、時短で行う方法の紹介です。

誰々のダメージを抑えたいんだけど、このポケモンのダメージをまず調べて……。

とやらなくても表示してくれるツールがあります。

これを使って、ブレイクポイントが無いか検索してみましょう。

特にコミュニティデイ前には重宝するやり方となります。

特殊な個体値の厳選に悩んでいる人は是非読んでみてください。

ブレイクポイントの基本

この記事を読む前に前回のSCPとブレイクポイントについての記事を読むのがオススメです!

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ブレイクを調べたいポケモンと技を決める

それでは早速オーベムで面白いブレイクポイントが存在するのか、調べてみましょう。

ポケマピさんの『PVPブレイクポイント計算ツール』にアクセスします。

PVP
480

リーグ、ポケモン、そして確認する技を選択します。

今回は、リーグをハイパーリーグ。

ポケモンをオーベム。

そして技をねんりきにしました。

スーパーリーグ期間が終了直前なのと、攻撃型のオーベムはハイパーリーグに適しているとの判断です。

さらに、ブレイクポイントは回数を打つ技1に対して検索を書けるのが基本です。

オーベムの技1はおどろかすとねんりきです。

オーベム自身がエスパーなのと、おどろかす自体の技性能が低すぎる為、ねんりきを選択します。

ねんりきは4ターン技で、ブレイク自体の恩恵は少ないですがとりあえず検索してみましょう。

ブレイクの恩恵が大きいのは1ターン技、2ターン技です。

りゅうのいぶきやみずでっぽう、シャドークローやカウンターなどがダメージブレイクしているとかなり得をすることができます。

なので、出の早い技1を使うポケモンはブレイクポイントがあるかどうかを調べることをお勧めします。

ポケモン毎にブレイク厳選をする

では、実際に厳選をしていきます。

PVP

実はこの『PVPブレイクポイント計算ツール』ではポケモンの名前を入力するとSCP1位の個体値を。

そして、リーグによって仮想敵を自動で選出してくれます。

オーベムのハイパーリーグSCP1位の個体は、1・15・15の様です。

PVP

ズラーっとメジャーなポケモンが登録されていて、非常に便利です。

例えば、このカビゴンで言うと与ダメージが17と18のパターンがあるのが分かります。

PVP

カビゴンをクリックしてみると、0・12・15という個体が登録されているようです。

この個体に対して、オーベムの個体値によってダメージが17か18で変動するというわけですね。

さらにリーグの仮想的ですが、自由に登録もできるので実際にやってみましょう。

PVP

+をクリックすると、登録ポケモンを増やす事ができます。

PVP

ありえないと思いますが、攻撃偏重型のギラティナアナザーのシャドークロー型を登録してみます。

PVP

被ダメージが8と9で変動するようになったことが分かります。

また、下に映っているりゅうのいぶき型のギラティナアナザーは防御個体の為、与ダメージ幅が13~14。上のギラティナアナザーが攻撃偏重型の為14~15という派版になっています。

ブレイクする時は相手の防御個体を。

ブレイクされないポイントを探す時は相手の攻撃個体を中心に見ます。

PVP

実はこのツール、ダメージに対してチェックを儲けられるようになっているので、それぞれ条件が難しいと思われる二点をチェックしました。

与ダメは与え辛い方に14入り、被ダメは攻撃が強い方から8に抑える。

という方針です。

そうすると、適正個体が2373対いるようです。

個体値は4096通りなので、半分以上がこの適正個体に入るというわけですね。

これだとがばがばすぎるので、りゅうのいぶきも条件に追加してみましょう。

PVP

なんと、守備型ギラティナのりゅうのいぶきで判定しているにもかかわらず129通りまで減ってしまいました。

ギラティナの攻撃個体値が基本的に10以上であることを考えると、使い道が無いという意味でこれは結構現実的ではないですね。

PVP

「~通り」の部分をクリックすると検索結果が見れます。

どの個体値にどうした、という条件も左上で見れる為相手の個体値を確認できるところも優れていますね。

どうやらこの条件下で最強のオーベムは0・14・4という個体の様です。

『シャドークローを下げるより、りゅうのいぶきを下げる方が難しい』という事実に基づき、もう少し条件を絞ってみましょう。

現実に居そうなギラティナアナザーのりゅうのいぶきを抑え、現実に居なそうなレベルに固いギラティナアナザーに念力のダメージを上げるという条件です。

ポチッとな。

PVP

2通り……。

2通りしか居ねぇ。

というわけで今度はこの0・15・1という恐らく最も硬いであろう個体と、SCP上の最適個体どちらがいいのかを考えていきましょう。

理想個体とブレイク個体を見比べてみる

それでは実際にブレイクの最優良個体と、SCP1位の個体をで対象ポケモンとへの優位性を確認してみます。

みんポケさんの『PVPシミュレータ』にアクセスします。

左がSCP順位1位のオーベム。

右が防御に振り切ったオーベムです。順位は765位だったようです。

防御特化オーベムは殆どのポケモンにブレイクされることの無い個体になっています。

では実数値を見てみましょう。

左が理想個体のオーベムで右が今回選出したオーベムです。SCPは計算上25の差がついています。

防御特化の個体値にしたことにより、理想個体より攻撃が3弱の増加。

さらに防御も3弱増加しています。

反対にHPが犠牲になっている図となりますので、HPは8の低下。

そしてSCPが規定値の2500に到達していない事で、元々攻撃型のポケモンだという事が分かります。

防御寄りのポケモンは、この様にSCPが2800をゆうに超えてきます。

話をオーベムに戻します。今度はダメージを見てみましょう。

念力のダメージは変わりませんが、サイコキネシスと悪の波動のダメージが増えています。

攻撃力・防御力の差でこれだけの仕事ができる量になっているというわけです。

そして、1位に変な765位の個体値が勝っているというのも興味深い点です。

これは、技の同時発動の時に【攻撃力の高い方が先に打つ】という仕様の為、さきに技2を決められた765位のオーベムに軍配が上がったというわけです。

証拠に、1位のオーベムはエネルギーを消費しきれていません。

HPの差が8あっても大技で勝負か決まってしまった為、結果的に攻防で勝った765位の方が強かったというわけです。

対別ポケモンでシミュレート

次にオーベムと仮想敵を戦わせる際の比較をしてみましょう。

対ギラティナアナザー

一見1位の方が相手のHPを削っている様に見えますが、相手のエネルギーが34残っています。

これはあとりゅうのいぶき1回でドラゴンクローが飛んでくる数値です。

対して765位の方は、相手のHPこそ4多く残ってしまっていますが、ドラゴンクローで落とされたのか相手のエネルギーが0になっています。

これを見る限りは765位の方が優勢ですね。

元々そういう個体を厳選したので、そうだと言えばそうなのですが。

しかしギラティナ相手には勝負になりませんね。地力が違いすぎ。

対フシギバナ

フシギバナ相手だと、HPの差しか違いが出ないようです。

理由はハードプラントをすべて防いでいるから、そしてねんりきだけで倒しているからですね。

これ、勝ってるように見えますけどきわどい対面です。

ハードプラントのダメージが87を超えていて残HPが80を切っているのでシールドが2枚無いと負けることが分かります。

やはり御三家は技性能が違いすぎますね。

あれ?オーベム弱くね?

対ゲンガー

念力のダメージは変わっていますが、そもそも念力5発で落とすゲンガーの対面ではダメージが増えても関係ないようです。

SCP1位の方が、HPが高い分だけ優性ですね。

ちなみにこの対面もシールドが無いと負けます。

先にシャドーボールを打たれるので。

あれあれ?オーベムさん……。

対ラグラージ

あ、これハイドロカノンで問答無用で沈められた奴だ。

念力の優位性が変わっていない為、単純にSCP1位の方がマシですね。

あれ?あれ?あれ?

結論

オーベムは変な個体値を厳選しても、そこまで戦局に影響はない。

ねんりきが4ターン技だから厳選する意味なくね?という懸念がモロに出ましたね。

これらはあくまで同時に対面した場合のパターンなので、戦局により優位性は変わります。

しかし、技1結果がほぼ変わらないオーベムは少しでもHPが高い方が優位ではないでしょうか。

正直に変な個体値よりもSCPの高い個体を使いましょう。

それが無ければ防御特化個体にしましょう。

そして、オーベムでハイパーリーグを戦うのはやめましょう。

変態的な個体値の基本は3種類

チルタリス
ブレイクの代表2チルさん

変態的な個体値の基本は3種類しかありません。

  • マリルリ意識のチルタリスの様な超攻撃特化型
  • 攻撃と防御を伸ばしてHPが0付近の型
  • 防御のみに特化して攻撃とHPが同程度の型

勿論、細かく言うとこれだけではありません。

変態的な実用個体を探したときに8・13・4みたいな個体値が最適と思われる場合もあります。

これだとどちらにも当てはまりませんが、こういう個体で類似個体を作る時は4・10・3といった個体も候補に挙がる事があります。

そうすると防御特化で攻撃とHPが同等程度という型に近しくなります。

ツールを使える状況にない時。

例えばコミュニティデイを外でやっていて、大量捕獲しているけどどれを逃がしたらいいかわからない、といった時はこういった事を意識して、あとでしっかり厳選するとイイです。

勿論逃がした中にアタリがある可能性もあるので、コミュデイ中はできるだけ対象ポケモンを逃がしたくは無いのですが。

少なくとも、0・0・15の様な個体が強いという事はほぼあり得ないので、HPが高い個体を与ダメージブレイク目的で残す場合は、事前に調査が必要となります。

元々硬くて、守備の個体値を下げてもほぼ問題が無い場合などは、守備の個体値を上げる意味がないので攻撃+HPという組み合わせもあり得るかもしれません。

源泉は無限に続きます。

環境を支配するポケモンに照準を合わせるもよし、仮想敵を絞りに絞って仕事をさせるもよし。

SCP1位を使わない時、この条件でこのポケモンに逆転できるかもという状況を変える為に、ブレイクポイントを意識することがあってもイイでしょう。

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