ガラルカモネギ実装から数カ月。
ようやくネギガナイトの進化が解禁されました。
予想通り、良技を貰い活躍が予想されるネギガナイト。
そのスペックと進化方法についてまとめたので解説していきます。
ネギガナイトの基本スペックと技
最大CP:2985 タイプ:かくとう
ネギガナイトは超攻撃型の格闘ポケモンで、その火力と技範囲の器用さで敵をせん滅するタイプのポケモンです。
所有技が超優秀でゲーム的にもかなり優遇されているのが解ります。
技1がれんぞくぎりとカウンター。
項目 | れんぞくぎり(虫) | カウンター(闘) |
ターン数 | 1 | 2 |
エネルギー増 | 5 | 7 |
威力 | 2 | 8 |
カウンターは全技1中最も優れた性能で、全リーグを通しても役割対象を持つ格闘技です。
ネギガナイト自身もかくとうタイプの為、カウンターの性能を最大限引き出せるのが特徴です。
さらに技2も恵まれています。
技名 | 消費エネルギー | 威力 | 効果 |
リーフブレード(草) | 35 | 70 | |
つじぎり(悪) | 35 | 50 | 自攻撃2段階UP 12.5% |
インファイト(闘) | 45 | 100 | 自防御2段階DOWN 100% |
ブレイブバード(地) | 55 | 120 | 自防御3段階DOWN 100% |
全てが採用候補に挙がる優秀な技です。
まずリーフブレード。
この技は消費35の中でも突出して性能が優れています。
ほかの35技が威力50であるのに対して、何故かリーフブレードは70で実装されており、その性能は同タイプのソーラービームやハードプラントの割合すら超えます。
タダの壊れ技です。
つじぎりも自攻撃バフが付いており、エスパーポケモンを倒すのにいい打点になります。
インファイトとブレイブバードは防御ダウンが付いてしまっていますが、もともと耐久の低いネギガナイト、一発撃てれば十分なのでさして気にならないところです。
インファイトはタイプ一致となる為、ブレイブバードと同じ威力で打てるのもうれしい処。
ブレイブバードの利点を挙げるなら、苦手な草・毒タイプを一撃で処せる様になる事、エスパーやフェアリーにも等倍で打てることです。
エネルギーがチャージしてあれば、こちらがねんりきや甘えるで倒される前に大ダメージを与えることができます。
35消費の技のTOP2を所持しており、さらに自身の耐久に即した大技を付与されている為非常に恵まれているという事ができるでしょう。
ネギガナイトの進化方法
ネギガナイトへの進化方法は少々面倒臭くて新しい方法が実装されています。
進化前のガラルカモネギのステータスをよく見ると、この様に見慣れない文言が追加されています。
『相棒にして進化させよう!』
これは、進化させたいガラルカモネギを相棒にすることによって、進化タスクを消化できる様になるという事を示しています。
そのタスクとはこちらです。
ゲーム内にヒントがほぼ無くてわかりづらいのですが、相棒にした状態でエクセレントスローを投げると、その回数が蓄積されるというもの。
10回で進化可能になります。
これは相棒を外したときも内部データとして記録される数値なので、なにかの理由で途中で相棒を外してしまっても大丈夫です。
コンスタントにとれるように、出かける時や湧きの良い場所から動かない時に相棒にして、進化準備を整えておきましょう。
全リーグで使用可能
ネギガナイトは野生のガラルカモネギがイベント中に多く出現した為、ズルックやガラル自ギザ熊などと違いある程度厳選し易いのが特徴です。
CPもギリギリ3000近くまできており、一応全リーグで使おうと思えば出撃可能なスペックを誇っています。
攻撃偏重型の為、ベストはハイパーリーグの様な技の打ち合いの環境だと予測されますが、全リーグに鋼の強ポケや悪の強ポケが存在している為、格闘タイプは常に活躍の場を用意されています。
初代のリージョンフォームという事もあり、人気が高いのも採用を検討される理由ですね。
運用する際の基本はネギガナイトに全てのシールドを集める可能性が常にある為、できるだけ耐久の高いポケモン2体と組ませることを心掛けましょう。
例えばゲンガー族と組むというのはいくら何でもやんちゃスギナ編成となり、どちらかにシールドを使えないという事態が多発して今います。
スーパーリーグではガラルマッギョ相手ならカウンター込のインファイトで一撃。
凄まじい火力です。
ラプラス相手にもインファイトとリーフブレードを打ち分けることができ、こちらもカウンター込でインファイトなら一撃です。
どうでしょう?
ネギガナイトの魅力的な攻撃力オバケ具合は。
ネギガナイトの耐久
ネギガナイトの耐久力として特筆すべきはそのHPの低さにあります。
スーパーリーグを例に見てみましょう。
例えばSCPランク1位と呼ばれる理想個体のHPはなんと99。
これが高いのか低いのか、ピンとこない人の為に比較を用意します。
同じ様に1位の個体でペラッペラと呼ばれるバシャーモは120、サーナイトは104。
反対にマリルリは同じ条件でHP189、ゴンベに至っては222となります。
攻撃型のポケモンと比べても、そしてタンク型のポケモンと比べるとさらに浮き上がるネギガナイトが如何にペラペラなのかという事実は伝わったでしょうか。
ちなみにこのHPがどれくらい低いかというと、フェアリーポケモンから5回甘えるを喰らうと溶けます。
この回数は戦闘で言うと15ターン。
カウンター7回+技2を一回分しか行動がとれないという事です。
恐るべしペラペラっぷりですね。
さらにスーパーリーグで検証をしていきます。
攻撃&防御の偏重個体で言うとFF7(CP1499)という個体があり、この時のHPが93。
厳選の具合によりますが、ネギガナイトの実戦HPはこの93〜99のどれかと言えます。
例えばマリルリのあわで例えると、あわは6ダメージのパターンしかありません。
このあわを9回打つと、ダメージが54入っている事になり既にネギガナイトは黄色ゲージになっています。
ちなみにこの時マリルリのエネルギーは99貯まった状態で、れいとうビームを一発撃てばネギガナイトが沈む算段です。
当然、その前にネギガナイトからリーフブレードが飛んできてしまうので、単純にそういった計算にはならないのですが。
攻撃力の高くないマリルリとの攻防でも、割と致命傷だというイメージは伝わったでしょうか。
格闘枠としてのバリエーション
格闘枠として面白い使い方は、クロスチョップを持っていないにもかかわらず、回転数が落ちていない点です。
35消費技を2つ持っており、同じく全リーグに出現するラグラージが苦手とするリーフブレードを与えられているなど、例え環境に居なくても常に気になるポケモンの一匹に仕上がっています。
こういうポケモンは存在するという事実自体が重要で、流行りや最強構築を抑制する効果があり、存在自体がとても重要なのです。
とはいえ実戦でも試したくなる超攻撃力のネギガナイト。
機会があれば特にスーパーリーグやハイパープレミアなどで使ってみてあげて下さいね。
コメント