カントーカップで優秀だったクッション役【引き先】

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今回は私がカントーカップで使って優秀だった引き先、クッション役に付いて解説していきます。

今後の特殊リーグや、その他スーパーリーグルールで引き先を考える時に、何故強かったのかの参考にしていただけると幸いです。

なお、カントーカップの基本的な考えについては12ターンルールを提唱しているこちらの記事をご参考ください。

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シャドウハクリュー

ハクリュー

苦手なこおりポケモンが追っかけてきても、りゅうのいぶきで吹っ飛ばせる可能性。

フェアリーに追われた場合、ノーマルよりも早く退場してくれる強み。特にフェアリーはニドクインの強化で明らかに数を減らしているので、あんまり気にすることもありません。

攻撃力が高く、汎用性の高いアロベトなどに強く出ることができる。

同じくニドクインやアローラガラガラなどの調整的な役割を担うポケモンに強い。

などなど、非常に強い面を多く備えるポケモンです。

1手先に出てしまえば取れる対面が多いというのがまさにクッションに最適で、使って居てストレスの少ないポケモンでした。

カイリキー、シュゴン、アローラサンドパン、アローラサンド辺りが苦手です。

あれ?

これら全部かくとうで見ることができるのは面白いですね。

また、トリッキーな使い方としてはスリーパーのかみなりパンチを受けに行くといった事も可能です。

ハクリュー側から見ると、どうせ落とされるシチュエーションはほぼ変わらないので、低攻撃力の三色パンチ程度で設楽受けることができるという事です。

シャドウハクリューの詳しい強みについては下記の関連記事をどうぞ。

ミュウ

ミュウ

初手でもクッションでも強い万能調味料が如きポケモン。

基本構成はシャドークロー・なみのり・ワイルドボルトで、カントーカップの登場ポケモンに足して技範囲が非常に優秀な物となっています。

特に、ニドクインやスリーパーに強いというのが環境において大きく、ピジョットなどのひこう系や、アローラゴローンなどのいわも技の相性により落とせる範囲に置いているのが強みです。

クッションで使用する時修正が高く、確実にゲージを積んでいけるのが強みです。

苦手なポケモンはノーマルタイプで、シャドークローがダメージソースにならず一方的に蹂躙されてしまいます。

また、バークアウトアローラベトベトンなども苦手です。

あくタイプはカントーでは少ないですが、スリーパー対策のついでにミュウも対策されてしまっています。

また、ワイルドボルトとなみのりの内訳が難しく、心理戦を要求されるテクニカルなポケモンです。

また、意外ですが同時着地のオコリザルはやや苦手なので、かくとうアイコンを見てから後追いは成立しない事を覚えておきましょう。

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シャドウラプラス

ラプラス

等倍で戦う大抵のポケモンに勝つことができ、場合によってはスリーパー・シャドウスリーパー使いの判断を狂わせることができる素晴らしいポケモン。

推奨技はこおりのつぶて・なみのり・ロケットずつき。

ニドクインやひこうタイプに強く出られるのも強み。

さらに同種のこおりタイプにも強く、こおりで選ぶなら一番安定して仕事ができるポケモンです。

ロケットずつきのブラフ落差もすさまじく、決めると絶大なアドバンテージを取れる対面もしばしば。

苦手なのは実はかくとうとでんきタイプだけ。

かくとう釣り出しギミックとしてもそこそこ機能する為、何処に出しても活躍します。

数少ないくさタイプも、耐久が足りずにこおりのつぶてで追い込みをかけられるのも強みですね。

本当に安定して強いポケモンなので、是非かくとう対策を考慮した上で使ってあげてください。

シャドウカビゴン

カビゴン

このポケモンはどのリーグでもクッションの代表格となっていますが、今回も優秀でしたね。

スリーパーやミュウなどのエスパータイプに強い他、等倍での殴り合いでも有利なポケモンが多いです。

のしかかりがとても優秀ですね。

似たような構成のベロリンガと比較されがちですが、クッションとしてはカビゴンの方が一枚上手だと捉えることができます。

なぜなら、ばかぢからという非常に強力な一撃を所持しているからです。

クッションで投げることにより後追いした相手は常にのしかかりとばかぢからの二択を迫られる事になる為、かくとう技に弱いポケモンで追い辛いという強みを備えています。

また、アローラベトベトンの様なゴースト技を軽減する相手にものしかかりの連打で強引に勝つことができる為、本当の意味で苦手なのはかくとうタイプのポケモンとラッキー位のものです。

何故流行りすぎないのかというと、これまた理由が単純で環境に一定数の格闘が居るから。

スリーパー・カビゴンとベロリンガ・かくとうでさんすくみの様な状態になっている所為だと思われます。

対アローララッタに関しても、相手方はばかぢからが二重弱点となっている為、したでなめるを軽減しているとしても非常に嫌な対戦相手となるでしょう。

もしかしたらカビゴンの扱いを極めるのはポケモンGO PVPにおいて、基礎となる内容かもしれませんね。

リーグによって異なるクッション

クッションポケモンはリーグの特色によって異なりますが、似たような特徴があれば採用基準を流用できることも少なくありません。

今回紹介したポケモンの様に12ターンで技が貯まりなおかつ、それぞれ切り札の技を備えているようなポケモンはクッション役としてどのリーグでも面白いので、是非とも覚えておきましょう。

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