ホルード愛好者増えていますよね。
育成難易度、厳選難易度共に高いホルードですが技1のマッドショット。
ほのおのパンチ・じしん・はかいこうせん搭載とかなり魅力的な技スペックをしています。
今回はXL飴の消費観点。
ほしのすな消費観点からかなり育成が難しいホルード特集です。
レベル40で妥協してはいけないのか?
について考えていきます。
前回のマリルリの記事はこちらです。
マリルリは目に見えて強化されてしまいました。
これにより、パーティ格差が生まれることとなります。
上限突破ホルードのメリットとデメリット
ホルードはとても珍しいノーマル・じめんタイプの複合です。
その為、でんき・ゴースト・いわ・はがね・ほのおタイプに強く出れるようになっています。
みず・くさといったメジャータイプも苦手なのでハイパーリーグでは一長一短といったところ。
ただし、ほのおのパンチとタイプ一致の大技であるじしんとはかいこうせんを所持している為、実は役割範囲が非常に広いのです。
ホルードの複雑な1位個体の話
ホルードの厳選は結構複雑です。
まず考えられる厳選先の個体ですが下記の様になります。
順位 | 個体値 | HP | Lv. | 条件・特記事項 |
1位 | 0・15・13 | 177 | 50 | |
相棒1位 | 0・15・11 | 176 | 49.5 | がんばリボン |
1629位 | 14・15・15 | 168 | 40 | Lv.40の1位 |
2位 | 0・14・15 | 178 | 50 | HPが高くなる |
3位 | 0・14・14 | 178 | 50 | 2位と実質同じ |
育成その他の観点から一番いいのは0.・15・13の純粋な1位個体です。
がんばリボン付きの相棒1位という個体がレベル49.5で止めてリボンをつけると最もSCPの高い個体になりますが、レベルが中途半端な上に毎回相棒にセットしなければいけないのが難点。
そして、2位と3位はこの中で最もHPが高くなるという個体です。
逆にXLの飴を必要としない育成コストの低いLv.40個体は、HPに8~10の差があり、かなり耐久値が心配になります。
メリット
ホルードはマリルリなどと同じく、上限突破前もCP1500に到達する個体が居ます。
これは一部の高個体値だけで発生するので非常に少ないので、基本的には育成にXLの飴が必要です。
また、技1のマッドショットはダメージソースとしてはあてにならない為、基本的にはレベル50の個体を目指しましょう。
ブレイクするしないをあまり気にしなくていい技ですからね。
ではレベル50にすることによって何が変わってくるか見てみましょう。
基本的な考え方としては苦手対面で少しダメージを与えられるようになり。
有利対面では耐久力の上昇と攻撃力の低下から、さらにマッドショットを余分に溜める選択肢ができました。
ただし、メチャクチャメリットになっているというのはブラッキーとデオキシス位の物です。
トリデプスやマッギョに対してもHPが10以上残せるようになっているので、後続に技が打てそうというのは大きなメリットかも知れませんね。
さて、そして目玉である特定の上位個体の話です。
防御特化でないマリルリ・そこそこのデオキシス・SCP1位のプクリン。
それぞれの技1のダメージを抑えられる組み合わせがこれです。
この内マリルリは攻撃個体に振っていない限りは基本Lv.50ホルードであわを軽減できます。
レベル40では無理でしたが……。
※この記事を書いている間にあわのナーフが発表されたので、意識しなくても全部下がるかもしれません。
そして、デオキシスとプクリンはこの組み合わせがなんと35通りしか存在しません。
デオキシスはレイド産で一番攻撃力の低い個体。
さらにプクリンは相手の攻撃個体値が0か1の個体でないとほぼ成り立たないという縛りはありますが、一応判断材料にはなる数値なのです。
この2種のダメージを1抑えるための条件は基本的に防御15が必須となります。
つまり先に紹介した個体値の0・14・15や0・14・14では成り立たないという事です。
数値に妥協しないのであれば1位か相棒1位の2種類しか許されないのがホルード厳選なのです。
デメリット
ホルードは育成コスト・厳選難易度共にバリ高の部類です。
レベル40の段階で超高個体値を要求してくる上に、メリットの所で触れた様にどうせ厳選するなら1位の個体が良い。
という何とも恐ろしい結果です。
XLの飴は296個。
果てしなく遠いですね。
また、ホルード同士では技2の打ち合いで決着がつく為、こちらも攻撃力が高い方が有利となっています。
詳しくは同時発動の記事をご覧ください。
技2のダメージも比較すると大体3ずつ程度下がることが確認されました。
これはほのおのパンチであろうとじしんであろうと大体一緒です。
マッドショットがダメージソースにならない為、微妙な差ですがこれで対面結果が微妙に変わる事があります。
もしちょっとのダメージ差で勝負が決してしまう瞬間があると厳しそう。
ホルードは妥協ラインが難しい
ホルードの場合は妥協ラインが1位か、それ以外か。
みたいな恐ろしい難易度になっています。
どうせ耐久を上げるなら目一杯上げたいですし、育成コストを下げるにしたってLv.40の場合の1位(14・15・15)を確保しなければいけません。
これは何とも絶望的な結果が出ましたね。
逆に2位以下で防御力の計算結果が142.85にならない個体はどれも大差ないというわけです。
個人的にはとりあえず使いたいのであればコストを考えて41レベル付近で1500に到達する個体を。
引けたら1位の個体を育成してみることをお勧めします。
珍しい組み合わせのタイプのポケモンなので、パーティやレギュレーションによってはきっちり活躍してくれるでしょう。
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