ナイアンティック公式から技性能のアップデート、および技追加のアップデートが発表されました。
実装日は恐らく1月12日早朝かと思われます。
日本時間の更新はこの時間帯が多いのです。
要するに火曜日の早朝ですね。
さて、では技変更は何が入るのか。
主要ポケモンで誰が影響を受けるのかについて考えていきましょう。
技性能の変更 強化
ではまず今回強化される技から見ていきましょう。
ひのこ
ダメージ量の増加です。
今現在DPT・EPT共に3.0のひのこは、みずでっぽうやしたでなめるの2ターン版といった感じの性能。
数値的にはここが3.5か4.0になると推測されます。
もし4.0までぞうかされれば、りゅうのいぶきの2ターン版の技となり相当優秀になります。
ひのこは進化前のポケモンに使い手が多いです。
バクフーン・マグカルゴ・バクーダ・エンブオー辺りは今後伸びてくるかもしれません。
特にエンブオーはまだブラストバーンを持っていないので、技配布次第では強くなるかも。
リトルカップではロコンやシシコが猛威を振るってくれそうです。
からてチョップ
チャージ量の増加です。
からてチョップは使い手がかなり少なく、マンキー系・ワンリキー系・ブーバー系しか覚えることができません。
オコリザルとカイリキーはレガシー技として覚えることができます。
ここで注目したいのはチャージ系の技になるという意味合いなので、もしかするとブーバーンも性能によってはほのおのうず型とからてチョップ型で分けて使える可能性が出てくるかもしれませんね。
クラブハンマー
ダメージ量の増加です。
キングラーとシザリガーしか覚えません。
キングラーにかんしてはあわの弱体化が確定している為、レガシー技のマッドショットが必須になるかも。
マッドショット・シザークロス・強化クラブハンマーであればワンチャンあるのか?
数値が出るまで分かりませんね。
もともと消費ゲージ量50で威力が90なので、ここから上げるとしたら110まで上げるのでしょうか?
そうするとバフの付いたブラストバーンになります。
うーん、楽しそう。
技性能の変更 弱体化
続いて技の弱体化です。
誰が弱体化されているかは一目瞭然ですが、見ていきましょう。
あわ
ダメージ量の減少です。
被害者はマリルリやゲッコウガですね。
もともとゲージ増加技に近いあわですが、弱体化されてしまうようです。
実数値でどの程度差が出てくるかは不明ですが、これによりガラルマッギョやトリデプスへのダメージが減少することが予想されます。
対面にどの程度影響が出るのか?
については不明ですが、先日考察したマリルリ対デンチュラも無理になってしまうかもしれませんね。
はっぱカッター
ダメージ量の減少です。
主要な使い手はもちろんシャドウウツボットやトロピウス。
そのほかユキノオーやチェリムやドダイトス、変わった所ではルンパッパなどが居ます。
ウツボット対面は水に対してはあんまり変わらない気がしますが、等倍相手には結構厳しいかもしれません。
たとえば、ユキメノコやプクリンなど。
シャドウウツボットがシールドを1枚使って突破できた相手に対して、ウツボット側もリーフブレードを打たなければならなくなるかも。
そうすると結構話が変わってきてしまって、初手の強引な対面取りが危険になる可能性もありますね。
今までが理不尽に対面を取れすぎたので、結構英断かも知れません。
ゴッドバード
ダメージ量の減少です。
主な被害者はチルタリス・エアームド・ドンカラスなど。
これは正直ナーフされるほど暴れたか?
という点では微妙です。
現在ではチルタリスですら第一級を退いており、基本的には『ひこうが欲しいから入れる』という選択肢になっています。
いわなだれ
ダメージ量の減少です。
いわなだれは被害者がかなりいます。
まず環境でよく見るポケモンとしてカイリキー・メルメタル・モジャンボ・ガラルマッギョ・デオキシスです。
レガシー技としてはオムスターなども所持しています。
いわなだれは単体の技として非常に優秀で、特にカイリキーはいわなだれがあるからこそ見れる範囲が多くなっており、ひこうやほのおタイプに立ち向かう事が出来ました。
いわなだれはいわタイプではなく、サブウェポンとして多くのポケモンに普及しており弱体化によってかなりのポケモンが影響をうけそう。
子の弱体化はかなり戦局を変えそうです。
特にモジャンボは前線に出張ってこれなくなる可能性もありますね。
シャドーボーン
ダメージ量の減少です。
こちらはアローラガラガラの限定技ですね。
ダメージ減少らしいです。
いや、もともとアロガラ専用技なのにナーフですか?
必要ない気がしますが……。
言う程環境で暴れてるわけじゃないし、今後はますますホネこんぼうの重要性が上がりそう。
デバフ率の引き下げで良かった気がしています。
大きな対面上の懸念と言えば、相手の差し込みによってはメガニウムのじしんとハードプラントが間に合う可能性が出てきました。
これよりにアローラガラガラ側ではシールド無し突破が難しくなっています。
シャドーボーンをあてた上で、じしんにシールドが貼れないとかなり追い詰めるられるようになってしまいました。
有利対面には変わりありませんが、他の草ポケモンに比べてかなり苦労するようになります。
その他エアームドとの対面結果も変わる可能性が出てきました。
実装時の性能はこちらです。
技追加のポケモン
最後に技が追加されるポケモンとなります。
注目はなんといってもウェザーボールです。
ゲージ消費は最も小さい35であるにもかかわらず、威力が高く小回りが利く格好となります。
あまえるですら6回打てばウェザーボールを貯めることができるという驚異のお手軽さ。
アローラキュウコンとニョロトノが猛威を振るいそうです。
ウェザーボール
各種タイプのウェザーボールを新たに習得できます。
対象はロコン・キュウコン・アローラロコン・アローラキュウコン・ニョロトノです。
ウェザーボールはゲージ消費量が35で非常に発動が早く、ニョロトノに実装されたことによって最も技が早く打てるポケモンへと昇格しました。
威力も高く、これらのポケモンは単純に強化されたとみていいでしょう。
アローラキュウコンはあまえる型でもウェザーボールを二回打てる可能性が出てきた為、実は相当強くなっているのではないかと予想されます。
非常に危険ですね。
れいとうパンチ
オコリザルへの実装となります。
オコリザルはからてチョップもちでもあるので、もしからてチョップのゲージチャージ量が8であれば5回打つと40となり、れいとうパンチが打てる様になります。
また、この他クロスチョップ・インファイト・つじぎりと中々の技を揃えている為、単純なカイリキーの下位互換の様な状況から脱却したと言えるようになりました。
れいとうビームとシャドーボール
ネンドールに一気に2つの技が追加されました。
もともとネンドールはねんりきが実装されていた為、これである程度動ける形にしたという事でしょう。
ただし、実装技が軒並みゲージ消費量55以上の為動かしづらい事には変わりありません。
せめてサイコショックを貰えていたなら面白かったかもしれませんが、これは重くてかたいといった評価になりそうです。
トライアタック
ポリゴン2に追加されます。
ポリゴン2は単純にポリゴンZより硬い為、ポリゴンZより活躍の幅が広がったと言えるでしょう。
コミュデイ技で下が通常実装なのでしょうか。
気になる処ではありますが、ようやくポケモンGOでもポリゴン2を見る事が出来そうです。
技自体の性能はそこそこなので、ロックオンで高速連打を仕掛けていきましょう。
マッドショット
ドリュウズにマッドショットが追加されたようです。
これまではどろかけで頑張っていたドリュウズですが、小回りが利くようになって大変助かりますね。
ただし、いわなだれも規制されてしまった為弱体化の数値によっては現在より弱くなるかも?
トゲキッスとの対面がどの程度代わるのか、などが見どころになりそうです。
いわなだれはダメージ減少なので、技2をいわなだれ、ドリルライナーにして同じ回転率であるマッドショット5回で打てる。
というのは非常に使い勝手が良さそう。
元々一発で持っていくことはできなかったので、いわなだれの威力が下がったとしても結果的には強化になっている可能性は十分にありますね。
最大の被害者
今回最大の被害者はルンパッパです。
彼(彼女)は技1が両方弱体化してしまいました。
あわとはっぱカッターです。
めずらしいみずとくさタイプの組み合わせなので、使い道を求めている人が多くいましたが。正直可哀そうですね。
マリルリやいわなだれの弱体化により、環境がどれくらい入れ替わるかは見物です。
アローラキュウコンが凄く強化された様に見えつつ、キュウコンもその天敵として強化されており、かつみずといわが弱体化していると。
なかなかタイプ的な相性も様になって来たのではないでしょうか。
さらに、ユキメノコが相対的に出やすくなったり、トータルではバランスのとれたアップデートになりそうです。
ただ、直前にXLの飴を実装して血眼になって探したポケモン達が弱体化されるというのは中々きついものがあります。
特にハイパーリーグのエアームドとか。
ゲームとして次の環境は楽しみですが、運営としてはもうちょっとなんとかならんかったのかと思う処ではあります。
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