アローラガラガラの特別技『シャドーボーン』の配布イベントとなるレイドデイが、2020年10月31日に行われました。
私も何体かほかくしまして、運よく良い個体値も頂けましたので今回は性能比較をしていこうと思います。
スーパーリーグでは常に強ポケの一角に入っていますので、使わない方も対策として頭の隅に入れておいてくださいね。
アローラガラガラ技2の基本性能
アローラガラガラには新実装のシャドーボーンを含めて5つの技2が存在しています。
技名 | 消費エネルギー | 威力 | 効果 |
ホネこんぼう(地) | 35 | 40 | |
シャドーボーン(霊) | 45 | 80 | 相手防御ダウン20% |
シャドーボール(霊) | 55 | 100 | |
かえんぐるま(炎) | 55 | 60 | |
だいもんじ(炎) | 80 | 140 |
この内ホネこんぼうとかえんぐるまはいわゆる効率の悪い弱技となり、強くはありません。
ただし、メインウェポンの一つであるホネこんぼうは出が早く、毒の処理など手を広げるのには適しているので、タイプ相性の幅を見る+ゲージの抱え落ちをさせない。
という点で優れています。
軽い技はブラフ性能も高いので、ホネこんぼうに関してはそういった点でも採用が優先されています。
基本的に効率面を考えるとホネこんぼう+霊技どちらか、ということになり実際にそういったガラガラが環境に多いです。
ちなみに技1の標準技であるほのおのうずはエネルギーを10ずつ貯めていく為、技2の消費エネルギーが余りづらいという利点もあります。
たまに、エネルギー充填率の高いたたりめにして、炎タイプをかえんぐるまやだいもんじで補うといった構築をされているアローラガラガラを見かけることもあります。
しかし、かえんぐるま自体が祟り目5回分のエネルギーを必要としており、かつダメージ効率がホネこんぼうと同じレベルに低い為、これはハッキリ言って損です。
逆にゴーストタイプとしての運用が必要であれば、ヤミラミやサマヨールなどの選択肢もあります。
シャドーボーンが実装された環境下でこれを見比べるとなると。
たたりめ+かえんぐるま。
ほのおのうず+シャドーボーン。このどちらが良いか?という比べ方になるからです。
一目瞭然ですよね。
祟り目採用型についてはまた効率計算をする必要がありますが、基本的にはそこまで強くないと感じることがほとんどです。
ちなみにだいもんじを打とうと思ったらたたりめを7回打つ必要があり、マリルリのハイドロポンプと同程度の苦労を求められます。
シャドーボーンとシャドーボールの比較
性能的には、ほのおのうずを一回多く打つが、威力も20上がるというのがシャドーボールの立場です。
シャドーボーン側は相手の防御ダウン効果を持っていますが、それを抜きにしてもシャドーボーン側の方が効率が高いと言わざる和得ません。
もちろん接戦になった時に、威力の高い技があればといった場面もあるので、一概にシャドーボーンが絶対上という事は出来ませんが、小回りが利くという点でとても優れています。
リーフブレードとハードプラントの関係とでも言いましょうか。
両方ともに威力が十分にあり、ダメージ効率が同等で発動の速さや対面などの流行だけの問題なのです。
例えば、エネルギーを10捨てるという状況が多くなる場合はシャドーボール>シャドーボーンとなるでしょうし。
エネルギーを35抱え落ちした、などとというじょうきょうであれば、ホネこんぼうをつかったり、シャドーボールよりシャドーボーンを採用していれば発動回数が増えたかもしれません。
では実際によくあるダメージの検証をしていきましょう。
解りやすく、スーパーリーグの理想個体を使って検証していきます。
また、今回はダメージ比較を主にしていますのでシャドーボーンとシャドーボールを持たせていますが、実際はホネこんぼうを採用しましょう。
マリルリ
体面上あっさり負けてしまうはずなのですが、マリルリ対面はシャドーボーンであれば3回。
シャドーボールであれば2回打つことができます。
これはシールドを2枚ずつ使った時の回数ですが、相手にハイドロポンプが無ければシールド1枚でもシャドーボーン3回を打つことが可能です。
マリルリのれいとうビームは必ずあわを5回挟まなければなりませんが、シャドーボーンの場合は、5→4→5→4という回数で打てるのでこの対面では一手だけ回転が速くなります。
シャドーボールは威力が高いですがこの展開にはなり辛いので、マリルリがシールドを貼るという期待値も含めてシャドーボールの振りしたシャドーボーンを打っていくのが良いでしょう。
ミラー対面
ミラー対面はちょっと複雑になります。
シールド無し対面ではホネこんぼう+シャドーボール+ほのおのうずで倒せるので、シャドーボーン持ちの方が有利です。
シールド1枚対面の場合は、シャドーボールを一回通してしまえるシャドーボール持ちの方が有利。
シールドを二枚使う対面の場合は、シャドーボーンの回転率が功を奏し、シャドーボーン側が有利です。
対面してしまった場合はブラフとシャドーボーン&ボールの有利不利が発生しますので覚えておきましょう。
ドクロッグ
対ドクロッグはもともと有利ですが、アローラガラガラ側はシャドーボーンの方が回転が速い選択肢となり有利です。
シールドは同じであればどの状況でも対面を取ることができます。
ただし、泥ばくだん一発の威力が高い為相手と同じ数のシールドを使う事には注意してください。
でないと有利な対面をひっくり返されてしまいますからね。
ちなみに、ホネこんぼうでも36%以上のダメージを与えられるためこの対面では何でダメージを与えるのかについて、そこまで拘る必要もないでしょう。
シャドーボーンはすごいわざマシンスペシャルで覚えられない?
シャドーボーンはすごいわざマシンスペシャルで覚えられないようです。
実験の為に動画も上げてみました。
これは残念ですね、一時的な仕様なのか同かはわかりませんが今回のアローラガラガラは交換の弾として価値が上がりそうですね。
という事で、個体が悪かった人もそれ自体に価値がありますので余っていたらしっかりと保存しておきましょう。
シャドーボーン優勢
今回は軽く比較検証してみましたが基本的にシャドーボーン優勢となる場面が多いと推測されます。
ですので、同程度の個体であればまずシャドーボーンアロガラの採用を検討した上で、それでも大技が必要な公正なのであれば、その時シャドーボール型を使うという結論でいいのではないでしょうか。
基本的にはシャドーボーンから見た威力に25%上乗せされているのがシャドーボールなので、実戦でダメージ感を養いシャドーボーンが最適だったのか、シャドーボールが必要な場面があったのか。
そういったところを取っていければいいのではないかと思います。
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