今回はスーパーリーグにおいて『たきのぼりを使いそう』というポケモンについて少し考えていきます。
実は常々疑問なのが、ダイケンキとオーダイルはたきのぼり型にするとほぼ同じ役割とスペックになるのではないかという疑念で、確かに技2の違いはありますがそもそも根本的にはあまり変わらないよなというのがありました。
まぁ、本当にあんまり変わらないんですけど。
で、とりあえず比べてみようという企画です。どうぞ。
たきのぼりポケモン
スーパーリーグで、技1がたきのぼりにセットされそうな代表的なポケモンは下記の通り。
- オーダイル
- エンペルト
- ダイケンキ
- ママンボウ
- ミロカロス
- シャドウサメハダー(友情出演)
やはりこの中ではエンペルトが頻出。一番強いのはなんだかんだ言ってママンボウ。といった感じでしょうか。
特にママンボウは特殊リーグでよく見ますね。
とりあえず簡単にダメージを見比べてみましょう。
犠牲者はヤルキモノ。
個体はスーパーリーグ1位個体とします。
こんな感じですね。
ポケモン | 実ダメージ | 攻撃力 | 備考 |
オーダイル | 10 | 122.47 | |
エンペルト | 11 | 123.88 | |
ダイケンキ | 11 | 126.65 | |
ミロカロス | 10 | 111.80 | |
ママンボウ | 8 | 95.79 | |
Sサメハダー | 16 | 163.92 | シャドウ補正 |
あんまり技1の実数値比べってしたことが無かったのですが、ここまで差が出るものなんですね。
ママンボウの倍の数値をシャドウサメハダーが出しているというのがとても印象的。
そしてオーダイルの攻撃力とエンペルトの攻撃力の間に、今回たまたま境目があったというのも驚きです。
ただスーパーリーグの実数値としてここまで差が出る可能性がある。
という事は考えておいてください。
雑な言い方ですが、エンペルト達御三家は通常のスーパーリーグの速度で対面決着がつくのに対して、ママンボウを場に出すことで決着速度がハイパーリーグ並みになります。
当然ママンボウが硬すぎて、お互いにダメージを与えられなくなるからです。
これは攻撃力の低いポケモンを絡めればどこにでも起こりうることです。
例えば、ソーナンスやツボツボのCPがもし1500に届くという仮定が成り立つとしたら、試合時間の長さは想像に難くありません。
こういった考えも加えるとTODを絡めた戦略が取れる様になるかもしれません。
基本ダメージに見る基本のスペック
実は今回サンプルで使用したポケモン達のSCPはこの様になっています。
- 1498 オーダイル
- 1489 エンペルト
- 1464 ダイケンキ
- 1767 ママンボウ
- 1593 ミロカロス
- 1230 シャドウサメハダー
御三家では一番尖っているのがダイケンキという意外性。
ママンボウの高すぎるSCPがとても気になりますね。
SCPの低いポケモンは、ある意味シャドウ程特化しないと『CPを犠牲にしている元が取れない』と考えるか『シャドウにしなくても火力十分』と考えることも重要ですね。
ダメージはママンボウの二倍与えているサメハダーですが、それだけ防御も低いという事ですからね。
ちなみに、ヤルキモノのカウンターが抜群なのもありますが、カウンター7発で沈むほどの耐久です。
かたやママンボウ。ヤルキモノのカウンター40発受けてもまだ生きています。
のしかかりを間で居れれば別ですが。
こういった風に同じ技を持つ者同士を見比べてみたりすることで、SCPの大切さ。
そもそもどういったダメージ量が場で流通しているのかなどを考えることができますので、よく使うポケモンと同じ技を持っているポケモンは一度見比べて見ると良いかもしれませんね。
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