ニドクインへの対抗なるか?
でんきタイプ期待の新技を引っ提げて、コリンクコミュニティデイが開催されます。
最終進化であるレントラーには新技サイコファングが付与されるという事に。
その内容はエスパー版どくどくのキバという驚愕の性能。
最早震えが止まりません。
レントラーの基本データ
ではレントラーのデータを見ていきましょう。
技一個入るだけで評価がググっと上がります。
タイプとSCP
レントラーはでんき単タイプ。
SCPはスーパーリーグで1392。
ハイパーリーグでSCP2322。
またレベル40でCP2888となります。
マスターリーグで使うには戦闘力が圧倒的に足りない感じの攻撃力偏重ポケモンです。
とかなり攻撃に寄ったポケモンです。
このSCPがどれくらい低いかというと、ウツボットより低いので、端的にウツボットより耐久が無いという事が解ります。
HPが低すぎる……。
所有技と回転率
新技のサイコファングが実装されます。これだけで期待大です。
技名 | 威力 | Eチャージ量(その他) | E消費量 | タイプ |
スパーク | 4.8 | 8(2ターン) | ー | でんき |
めざめるパワー | 9 | 8(3ターン) | ー | ー |
バークアウト | 5 | 13(3ターン) | ー | あく |
サイコファング (コミュデイ) | 35 | 相手の防御を 1段階DOWN | 35 | エスパー |
かみくだく | 70 | 相手の防御を30%の 確率で1段階DOWN | 45 | あく |
ワイルドボルト | 120 | 自分の防御を 2段階DOWN | 45 | でんき |
はかいこうせん | 150 | ー | 80 | ノーマル |
めざめるパワーは使い道が無いので一旦置いといて、スパークとバークアウトというチャージ寄りな技を持っています。
ボルトチェンジがあるとその攻撃力を活かせて面白かったのですが、この点がマイナスかなと。
チャージ効率が少しだけいいバークアウトが推奨です。
13ずつチャージを重ねていくとサイコファングの発動までの回数が3→3→3→2となっていきます。
実際にこれを使えるシーンが耐久力の低いレントラーでどれだけあるかはわかりませんが、これはヨクバリスの回転効率とまったく同じなので、あの高速のしかかりの様な連打ができると言われればその強さも確認しやすいでしょう。
さらに、おまけの様に破壊光線があります。
あるというだけで十分強い技なので、余裕がある場合はワイルドボルトの為と同じ様にエネルギー90付近まで貯めると相手のシールドを誘えるかもしれません。
ゲージ技はどれも魅力的ですが基本的にはサイコファング+ワイルドボルトになるでしょう。
かみくだくも優秀ではありますが、そもそもでんきタイプとしての役割を果たせないのであればレントラーを使う必要性が薄れてしまうので。
レントラーのサイコファングの良い点
新規修得のサイコファングが優れている点は、バークアウトと重ねた時のその回転効率です。
先程紹介した様に3→3→3→2という技回転数で打てますから、実際は9ターン以下でサイコファングを連打しているという事になります。
これはカイリキーの様な高回転、高攻撃力のポケモンに対して常に先手を取れることを表しています。
カイリキーの攻撃力が高すぎる所為で、シールド0枚同士では負けてしまいますがシールド1枚の場合はスーパーリーグでもキッチリ勝ち切ることができます。
また、初手でレントラーを運用した場合、ゴルバットやニドクインと同じく何度も相手へ防御ダウンを重ねますので、相手から交換をしてきてくれるという期待もできます。
互角から相手が交代を行ってきた場合、有利な展開を作れる可能性が大きいですからその点に関しても勝率が上がりそうです。
また、当然ニドクインに対しても強く出ることができるようになりますので、でんきタイプのギミックの様なパーティを組む場合も採用価値が広がるようになりました。
ただ、いくら強気に出られると言ってもだいちのちからで相手もワンパンを狙ってくることを忘れてはいけません。
とにかく毒タイプに強く出られるでんきというのはとてもいいことで、流行りのゴルバットに無茶なワイルドボルトを撃たなくて済みますし、フシギバナにもしっかりダメージを与えることができます。
こうして見るとやはり面白い組み合わせになっていますね。
レントラーの天敵は?
天敵はガラルマッギョの様なでんきとエスパーをバッチリ防いでくるポケモンです。
特殊リーグでは出てきにくいガラルマッギョですが、通常リーグではビックリするほどわんさか出てくるので注意しなければなりません。
つまり、やるとすれば特殊リーグ向けの個体確保と理解してやらねばなりません。
また、同じくこちらの技を軽減しやすいアローラライチュウの場合は、こっちがかみくだくを持っている可能性があるので初手はシールドを貼ってきてくれるかもしれませんが、かみくだくが無い限り結局こちらがじり貧になります。
その他にもカウンター持ちやりゅうのいぶき持ちなど、技1の打点が高くお互いに等倍になるようなポケモンが苦手です。
バークアウトがいくら高速チャージと言っても、ゲージ技を打てる回数が同じ様な相性の場合は基本的に不利になるので注意が必要です。
環境トップのガラルマッギョに弱い点はマイナスですが、バルジーナやマリルリ、ブルンゲルなどにはひっさつクラスのダメージソースを持っている点は見逃せません。
もしかしたらエレキブルの扱いやすいバージョンが出たと考えてもいいかも知れませんね。
とにかく面白いのでキッチリ厳選をしていきましょう。
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