シーズン6の2週目ハイパーリーグでつばさでうつリザ―ドンが増えています。
意外とその性能の前にどうするべきかわからずに沈んでいく機会が多かったので、今回は調査を兼ねて検証をしていきたいと思います。
リザードンの技1
リザードンは技1がとても多くて、レガシー技も3つ存在しています。
今回特集するつばさでうつもその1つ。
ひのこ・つばさでうつ・りゅうのいぶきがレガシーです。
技 | 威力(DPT) | ゲージ増化量(EPT) | ターン数 |
ほのおのうず | 10.8(3.6) | 10(3.33) | 3 |
ひのこ | 8.4(4.2) | 6(3.0) | 2 |
エアスラッシュ | 10.8(3.6) | 9(3.0) | 3 |
つばさでうつ | 6(3.0) | 7(3.5) | 2 |
りゅうのいぶき | 4(4.0) | 3(3.0) | 1 |
この様にゲージ増加量が一番高いのがつばさでうつ。
威力の低いカウンターといった感じですね。
つばさでうつの利点としてはドラゴンクローを1発撃てるエネルギーが丁度5発で貯まる事。
ブラストバーンを打つエネルギーは8発→7発→7発という貯まり方をするという処です。
ほのおのうずの方がキリは良いのですが、つばさでうつの方がわずかに早いので状況によっては重宝します。
さらに、ハイパープレミアはひこうが通りやすいという利点があります。
くさポケモンがそこそこ多いのと、エルレイドとドクロッグやカイリキーが一定数居る為です。
また、今一つになるはがねやいわがそこまで多くなく、でんきもデンリュウが主となる為非常に少ないです。
そしてはがねであればりゅうのいぶきも減衰される為そこまで違いがない点なども考慮できますね。
先に上げましたが、特に地味にかくとうタイプに弱点を突けるのが利点かなと思っています。
ほのおのうずやりゅうのいぶき型であれば、エルレイドで追う事もできるのですがつばさでうつを明確に見ようとすると本当にデンリュウやガラルマッギョで追うしかないのです。
では実際に強くなっているのか?
について考えていきます。
つばさでうつで有利になる対面
では【つばさでうつ】を使う場合に面白くなる対面を考えていきましょう。
カイリュー
ドラゴンタイプのカイリューは。ほのおタイプのリザードンからすると処理に困る相手の一体です。
りゅうのいぶき型との違いは大きく出るのでしょうか?
シールド数 | つばさでうつ | りゅうのいぶき | ほのおのうず |
0枚同士 | 〇 | 〇 | × |
1枚同士 | × | 〇 | × |
2枚同士 | 〇 | 〇 | × |
元々カイリューの方が攻撃力が高いので、ドラゴンクローの同時発動自体は負けてしまいます。
りゅうのいぶきの場合、一方的に弱点を付けたのでシールド枚数が同じならばすべて勝てていました。
逆にほのおのうずはどうやっても勝てませんでした。
その点を考えると、つばさでうつは丁度中間のような強さに落ち着いていますね。
対面結果としてはかなり接戦で心許ないのですが、初手同士ならば特段お互いに引く理由がない問い体面になりそうです。
エルレイド
今回の目玉の格闘枠。
他の格闘に対しては軽減が入るので元から有利ですが、エルレイドはねんりきゴリ押しがある為厄介です。
シールド数 | つばさでうつ | りゅうのいぶき | ほのおのうず |
0枚同士 | 〇 | 〇 | × |
1枚同士 | 〇 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 | 〇 |
りゅうのいぶきはかなりギリギリ勝ちが多いですが、つばさでうつはかくとうに対しては上位互換となる為、多少余裕をもって勝利できます。
まだ後続にドラゴンクローが打てそうな余裕もあり、非常にいいですね。
後追いも可能なのでかくとうアイコンが見えたら積極的に投げるという事でいいでしょう。
エルレイドに関してはインファイトのタイミングもあるので、元からかなりシビアですけどね。
唯一カイリキーだけはいわ技を持っているので、絶対シールドを使わないといけませんね。
ゲンガー
コイツも強いんですよね。
何気に。
シールド数 | つばさでうつ | りゅうのいぶき | ほのおのうず |
0枚同士 | × | × | × |
1枚同士 | × | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 | × |
ゲンガーはやはり強いですね。
シャドーボールとシャドーパンチのブラフが如何にも嫌らしいです。
体面としては互角ですが、どっちも当たるのは嫌だろうなぁ。
といった感じ。
ユキノオー
ユキノオーにはそもそもほのお技をあてないと。
という前提があり、りゅうのいぶきだと分が悪くなります。
シールド数 | つばさでうつ | りゅうのいぶき | ほのおのうず |
0枚同士 | 〇 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | × | 〇 |
2枚同士 | × | × | 〇 |
つばさでうつにすると、全体的にマイルドな戦績になりまぁ悪くないかなといったところ。
やはりほのおとしての役割を果たせていないのが気になりますね。
トゲキッス
トゲキッスはフェアリーですが、げんしのちからをもっている為、実は微妙な対面です。
シールド数 | つばさでうつ | りゅうのいぶき | ほのおのうず |
0枚同士 | × | × | × |
1枚同士 | 〇 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | × | 〇 |
りゅうのいぶきの回転率が悪く、実はその場合は不利対面とも言えるトゲキッス。
とにかくげんしの力一発でかなり持っていかれてしまうので、同時着地の場合は絶対にシールドを貼りましょう。
ギャラドス
ギャラドスは今回りゅうのいぶき型として考えます。
ハイパーリーグではたきのぼり型をほとんど見ない為です。
シールド数 | つばさでうつ | りゅうのいぶき | ほのおのうず |
0枚同士 | × | × | × |
1枚同士 | × | × | × |
2枚同士 | × | 〇 | × |
相性がべらぼうに悪いギャラドスですが、りゅうのいぶき型の貼り合いのみ勝利できますね。
3発目のドラゴンクローが同時発動になる為です。
それ以外で勝てる要素が無い為企保天気に対面は避けたいところ。
ほのお枠ではない
こうして見るとほのお枠での採用という見解を取らずに、ひこうタイプとしてものを考える必要がありますね。
ひこうが入っていますので、元々強く出れるシュバルゴなどには強いままですし、少し早くブラストバーンを打てるというのは起点を上手く作れれば強いという事です。
つばさでうつ型は初手よりもバックからの詰めの役割やシールドをはがした後に暴れまわる役割を持っているので、パーティを組むときはその辺を意識しながら構築すると良いでしょう。
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