【PVP】デオキシスディフェンスフォルムの個体値厳選に関して【ブレイク】

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デオキシスディフェンスフォルムの個体値厳選。

今回はレイド復刻希望の中でも需要の高いデオキシスを特集していきます。

このポケモンは防御に極端によっているポケモンで、SCPの高いポケモンでありながら実はHP種族値が高くないという非常に不思議な偏りをしているポケモンです。

HPの種族値が高くないという事は、HP1で勝敗を分ける可能性もありますし、HP個体値に多めに振ってもあまり実数値として表れないという事でもあります。

果たして実際の数値としてどれほど差が出てくるのでしょうか?

なお、デオキシスはまぼろしのポケモンとなりトレード不可。

全て10以上の個体値で実質216種類しか個体値が存在していませんので、比較的わかり切った結果になるかもしれません。

早速見ていきましょう。

相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。

守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。

ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。

対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。

ブレイクについて先に知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。

特殊個体値の簡単な厳選方法→

ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→

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デオキシスのスーパーリーグ厳選

ではデオキシスのスーパーリーグの厳選から見ていきましょう。

スーパーリーグでは万能ポケモンとして活躍しており、フィニッシャーにはなり得ませんが安定した引き先としてよく使用されています。

スーパーリーグ上位30体

まずスーパーリーグTOP30です。

まず予想通りという事が一つあります。

それは種族値の懸念であった通りHPの範囲が97~99しか変動が無いという事。

99に到達するのは【10・10・15】のHP特化個体しかなく、他は97.98のどちらかです。

もし、このHPの差を活かせる点が無ければ【10・10・15】の個体はとりあえず候補から除外という事になります。

スーパーリーグデオキシス・カウンターのブレイク

ではデオキシスのカウンターブレイクを見ていきます。

  • SCP1位クレセリア【208件】
  • SCP1位プテラ【208件】
  • SCP1位シャドウユキノオー【35件】
  • SCP1位ランターン【35件】
  • SCP1位ホルード【9件】

試しに最も困難なホルードのブレイクを取ってみるとこんな感じです。

HPが4しか変わらないので、特殊レギュレーション様にホルード対策デオキシスを取っておくのはありな気がします。

ただし、ホルードと同時着地の場合決着がつくのはカウンターではなく技発動となり、ブレイクの恩恵はありません。

サイクル戦になった時に、カウンターだけで押し切ることができるシチュエーションが増えるだけというのも理解しておきましょう。

防御力視点

防御視点で注目したいのは、フワライドとムキムキヤミラミにブレイクがある点です。

ムキムキヤミラミは基本的には存在しておらず、居てもそもそも完全体ではないというケースがほとんどで『そもそもブレイクされている』ので一旦無視していいでしょう。

フワライド対面の懸念としてはこの様な感じで、守備の欠けた個体にするとSCP1位のフワライドにすらこうしてブレイクされます。

こちらの被ブレイクも対面結果に大きな影響はありませんが、そもそも攻撃力を重視する必要性があまりないデオキシス、できるだけ防御を上げておくに越したことはないようです。

スーパーリーグ見比べ

先程も提示した通り【10・10・15】のHP特化個体は、HPが他に比べて1多いだけなのでその1の差が勝敗を分ける対面が存在するかどうかが焦点となります。

SCP順位攻撃防御HPLv.
1位
【10・15・13】
100.78225.789824.0
3位 HP特化
【10・10・15】
100.78222.519924.0
67位 ホルードブレイク
【15・14・10】
102.97222.779523.5
18位 35件ブレイク
【12・13・10】
102.09224.479624.0

結局比べるとしたらこんな感じになります。

で、HPをさげると実はファイアローやフシギバナとの対面が怪しくなっていきます。

ファイアローはシールド0枚で実は耐えてくれるという超好条件。

これ実は【10・13~15・13】の三つしか実現せず、HP98と防御を両立している個体でしかできない芸当です。

まぁ、ファイアローの攻撃力が上がると崩れるのであまり意味はないのですが。

このシチュエーションもかなりギリギリ、差し込み一発で変わるのですがここでも【10・10・15】の悪いところが出ており、ハードプラントのダメージが1上がっています。

ですので、HPを1上げた分が帳消しになっているのです。

結論として【10・10・15】が他の個体に比べていいところが無い、というのが伝わったでしょうか。

あとはシールド2枚同士のヤナッキーもHP98を確保したいですね。

それ以外だと負けてしまいます。

他は別にHPが下がろうが関係なさそう。といった感じです。

等倍対面であれば技2発動で決着することが多いデオキシスは、後ろに2~3程度多いHPを持ち越しても起点にされる可能性が増えるだけなので、むしろHPを下げることも戦略の一つと捉えられるかもしれません。

デオキシスのハイパーリーグ厳選

では次にハイパーリーグを見ていきます。

デオキシスはXLポケモンですので、基本的にはレイドを80以上確定で戦う必要があり、造る人が限られてきます。

まず、対戦する方からすると基本的には出てくることはないと思われますが、個体差はあるのでしょうか。

ハイパーリーグ上位30体

またしてもHP幅が125~128しかないという非常に狭い値です。

相棒込みの個体もかなり多く入っており、少し悩ましいですがデオキシスに相棒枠を使うのか?

という事を考えると、そこはNOとしたいところです。

ハイパーリーグデオキシス・カウンターのブレイク

ではデオキシスのカウンターブレイクを見ていきます。

  • SCP1位ギャラドス【204件】
  • SCP1位リザードン【143件】
  • SCP1位アーマードミュウツー【143件】
  • SCP1位シャドウカビゴン【84件】
  • SCP1位シャドウユキノオー【71件】
  • SCP1位ファイアロー【14件】

ファイアローもリザードンも基本技を打っての決着となる為、ほぼ気にする必要はありません。

この中で対峙する可能性があるとしたら、Aミュウツーとシャドウカビゴンといったところでしょうか。

特にシャドウカビゴン戦ではブレイクすることで格段に対面が良くなる為、ブレイク自体に損はありません。

アーマードミュウツーもシールド1枚同士ではブレイクした方が良いでしょう。

防御特化のシャドウカビゴンはブレイクできませんが、この程度の数値で育成を考えて見てもいいかも、といったラインです。

逆に絶対に選んではいけないという個体があり、それが下記2つ。

この個体値は、攻撃力が最も低く、ブラッキーへのカウンターのダメージが1下がってしまいます。

ブラッキーは頻出ポケモンの一つですのでわざわざ不利個体を作る必要はないでしょう。

防御視点

ハイパーリーグのデオキシスが通常の被ブレイクを気にすることはまずありません。

通常技でダメージ変動をする可能性が非常に低い為、スーパーリーグとは逆でわずかでもHPに割いた方が好成績になる可能性があります。

またそうは言ってもHPを下げることで生じる不都合としては多くはありません。

ただし、レジスチルのシールド1枚対面のみかなりギリギリです。

対カビゴン個体の場合は負けてしまいます。

さらに、レジスチルが妥協個体であった場合、デオキシスにとってはかなり分が悪いです。

何故ならラスターカノンのダメージが上がってしまい、HPに余裕がなくなってしまうから。

つまり、ハイパーリーグの耐久面に関していえば対レジスチルのシールド1枚同士くらいしか大きな差はないという事です。

ハイパーリーグ見比べ

SCP順位攻撃防御HPLv.XL必要数
1位 相棒
【10・13・15】
129.79289.0812850.5296
8位 相棒無し1位
【12・13・15】
130.70287.3712749.5276
17位 対Aミュウツー
【13・15・14】
131.14288.1812649.0256
BOYさん推奨
67位 対Sカビゴン
【14・13・13】
131.98286.5112549.0256
100位 XL飴節約
【15・14・14】
132.02285.6212548.0216
135位 XL飴節約
【15・15・15】
131.62285.5912547.5199

というわけで見比べです。う~ん。

17位以下で良い気がする。

アーマードミュウツーをブレイクする高個体値の17位であるISHIKAWA BOYさんの推奨個体に関してはコチラで確認下さい。

デオキシス厳選の結論

では結論です。

【スーパーリーグ】

【10・13~15・13】>その他のSCP上位>【10・10・15】

HP特化は意味がないという結論です。

スーパーリーグでは防御を欠けさせる利点がほぼ無いので、防御重視の個体値を選びましょう。

【10・10・15】を除くと基本はSCP順位通りと考えていいです。

【ハイパーリーグ】

育成が楽なのを鑑みて現実的なラインで推奨すると。

【15・14・14】>【14・13・13】>【13・15・14】>【15・15・15】>相棒無しの上位>他

先2つとMAX個体はシャドウカビゴンのブレイク条件を満たしています。

正直、HPの差がマジで出ない、防御の差もマジで出ない事を考えると相棒枠を取られなければ何でもいいかなって感じが強いですね。

ブラッキーだけはしっかり対策を。

ちょっと意外な結果となりましたが、しっかりボックスを整理して確保する個体を考えておきましょう。

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