お盆の期間と精霊馬と精霊牛 地域によってお盆の時期が違う?

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今年はお盆休みはありますか?

もしくはありましたか?

日本の習慣に、根差しているお盆。

実は地域や風習に寄ってやることが微妙に異なるのはご存知でしょうか?

今回はよく聞くお盆っていつ?

という処と、ナスとキュウリについて少しお話ししていきます。

闇の人格
闇の人格

近くにご先祖様のお加賀は無いと

ちょっと実感わかないわよね

はむらいと
はむらいと

両親の実家が遠くで

東京で育った子とかはそんな感じかもね

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お盆期間とは

花火

お盆の時期には何をするのか?

お盆は、無くなった家族やご先祖様の魂をお迎えし供養する時期です。

お盆の時期には故人の魂が、あの世からこの世に戻ってこられる時期なのです。

一般的なお盆の期間では四日間で色々な事をします。

1日目

夕方、迎え火を焚いてご先祖様をお迎えします。

火を焚くことで、迷いなくこちらへ来るよう案内とする為です。

また、お墓参りなども行います。

2日目・3日目

お供え物をして一緒に過ごします。一般には果物や穀物をお供えします。

また、殺生を禁止している為肉と魚はNGとなります。

4日目

午前中がご先祖様がいらっしゃるので、引き続きお供え物をして過ごします。

夕方に帰られるので、送り火を焚いてお送りするのです。

また、最終日ですのでその日のうちに片づけをしましょう。

精霊馬と精霊牛 キュウリとナス

精霊牛精霊馬

精霊馬(しょうりょううま)はキュウリ。

精霊牛(しょうりょううし)はナス。

これらはそれぞれ意味が違います。

お盆の時期にご先祖様の例が、あの世とこの世を行き来する為の乗り物と考えられていて、こちらへ来るときは精霊馬、あちらへ還る時は精霊牛を使います。

その意味は、来るときは少しでも早く馬で来てください。

帰られる際は、牛に乗り少しでもゆっくりこの世に居てどうぞこちらの様子を楽しんでいって下さい。

という意味です。

ちなみに、この意味も地域によって異なりお迎えする際に精霊牛を、お帰りの際に精霊馬を扱う場合もあります。

これは、ゆっくり迎えるのを是とすること。

そして帰る際は迷いの内容に導く馬の背に載せる事。さらに帰りの際には牛にお供えを乗せるといった場合もあります。

しきたりが地域によって違いますので、意味を知りたい場合は年長者に聞いてみると良いでしょう。

お盆はいつからいつ?

お盆の日程は、地域によって異なると聞いたことがありませんか?

お盆は通常8月中頃。つまり13日~16日ごろの期間に行われるのが一般的です。

元々7月中頃に行われていたお盆は明治時代の暦の統一により8月に制定されました。

そのまま1ヶ月ズレていますね。

しかし、今も7月中に行われる地域、8月初めに行われる地域、8月中頃に行われる地域と多種多様な説があり、一般にお盆休暇は8月と言われていますが統一性はありません。

会社も、新暦に習って8月期にお盆休みを推奨するところも多いですが、これもやはり繁盛記によって少し変える会社もあります。

逆に取引先が休みの為一斉に休みを取ろうという動きもあります。

元々農耕の刈り入れによって8月にズレていたという地域もあり、生活所式が変わってもやはり仕事を中心にした考え方が根付いているのだなと伺わせるエピソードでもあります。

新盆と旧盆

祭り

新盆は、旧暦に習い7月中頃に執り行われるお盆のこと。

旧盆は、新暦に習い8月中頃に執り行われるお盆の事。

新旧逆でややこしいですね。

新盆は東京都の一部などで執り行われており、花火などの一部のお祭りが多くなるのもこの時期なので、多少納得がいく方もいるのではないでしょうか。

7月は農作業が多い事もあり、地域によっては8月の旧盆の方が都合が良いという事もあり8月本の地域も多い事が知られています。

地域によって違うので、盆に帰るという場合は、事前に地元のお盆時期を確認しておく必要がありますね。

初盆と入盆

祭り

故人が無くなって初めて迎えるお盆の事を『初盆』や『入盆』と呼ぶことがあります。

また、地域によっては7月の事ではなくこの初めて迎える盆を『新盆』と言ったりもします。

地域制や発症が諸説ある為、呼び方が定まっていないというのが大まかな見解で、人によって意味が異なってしまう事があります。

その為『どの意味で言っているのか』という事についてはよくよく読み取るようにしましょう。

あとで会話がズレていたとなったら悲しいですからね。

「お盆は」人によって異なる

地域の特性や宗派などによってお盆の過ごし方や時期自体がことなり、これがお盆の決まった作法!

といった具体的な物がありません。

もちろん、地域ごとの決まりはありますが、全国で共通なのかと言われると違います。

そういったものという程度の認識が多い日本では「お盆には~」といったあいまいな日程を表現するのは避けたいところです。

逆に多種多様性があり、年に一回ご先祖様を迎える時期があるというのは素晴らしい風習なので、適した時期に故人を思ったり、お墓詣りを行うなどができると良い過ごし方と言えるでしょう。

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