恵まれた技とタイプ相性で今回も活躍しているフワンテ。
特に引き先として万能で、多少苦手な相手にもこごえるかぜで嫌がらせをできるというのが非常に強いです。
もともとゴースト+こおりの技タイプの範囲は通りが良く、フワライドよりもSCPが高いので相対的に強いのかと思われます。
ということでフワンテ特集です。
フワンテの強い処は?
まずフワンテのわかりやすい強さを持ち技から見ていきましょう。
推奨技:たたりめ・こごえるかぜ・シャドーボール
ブルンゲルを使っている人にはわかるかもしれませんが、バブルこうせんあるいはれいとうビームの部分がこごえるかぜになっています。
性能に着目すると、単純に上位互換なので既にフワンテは強いんですよね。
SCP的には536なので、中間よりやや硬いといった感じ。
フワライドの場合はこれが少しだけ攻撃寄りになっています。
今回ゴーストタイプは出場指定に組み込まれてはいないのですが、フワンテ系はひこうの複合タイプとなる為出ることができました。
そして、このゴーストとひこうという組み合わせが今回キーになって来るとも言えます。
というのも、現状リーグのトップメタはモンメンであり、それを指すのが毒タイプです。
他方、フワンテから見ると、毒も草も役割の範囲に入っているので、丁度トップ層を囲む形でフワンテが勢力図を見ている形になっているのです。
ここがフワンテの強みとなります。
フワンテが得意な対面
フワンテが得意な対面は先ほど紹介したどくタイプのポケモン達。
どくタイプはゴーストにいまひとつとなる上に、実はゴーストとひこうへの対策技がそれほど多くありません。
つまり、どくタイプをフワンテで追う事で多くの場合ロックが完成します。
ただし、スコルピの進化系であるドラピオンはタイプが変更される上に主要技がかみくだくに変更されるため注意が必要です。勝てません。
次にくさタイプ全般に強いでです。
くさタイプの主要技はひこうタイプでいまひとつに軽減。サブウェポンに多いヘドロばくだんも軽減。
フワンテ側はこおり技であるこごえるかぜを所持していますから、常に弱点を突けるという強さです。
リトルルールではチコリータ使いの方もおられるのですが、それに関してものしかかりが二重耐性でフワンテが完全に封じ込めているという状況です。
いや、フワンテつよすぎる。
起点作りに完璧?
フワンテは苦手なポケモンに対しても恐ろしい性能を発揮します。
まず対モンメンです。
とりあえずシールドなしの状態に限りますがあまえるモンメンと互角で、それだけでも十分。
ターンがかさなるとあまえるのダメージが痛くなる為勝てないのですが、仮にフワンテをモンメンが追ってきた場合は最低でもシールドアドバンテージを取ることができます。
このシールド状況なら、モンメンに突破されるのはアリだと思います。
攻撃力も二段階下がっていますしね。
ちなみに、ガラルマッギョ相手にはシールド差は付けられないのですが似たような状況にはなります。
リトルルールなのでね、この結果で十分ですよね。
後ろがこのガラルマッギョ起点にできたらもうそれだけで勝利目前なので。
場作りの化け物です。本当にこういうのが、リトルルールでは強いんです。
例えばですが、ウパーとフワンテを組ませていると仮定してこの結果を受け取った場合、ウパー側はHP25%程度(こごかぜ弱体化込み)と引き換えにマッドショットの起点を5~6発貰う事ができます。
ですので、後続に技を打ちこむ機会を得るわけです。
しかも、ほぼ通る環境で。
これはリトルルールにおいて非常に大きいアドバンテージになります。
こういった立ち回りを覚えれば、リトルルールでも的確に戦う事ができます。
逆にガラルマッギョ側もいわなだれを即撃ちせずにある程度フワンテに削られるのが最善というわけですね。
ここリトルではとても重要です。
そもそもこごえるかぜが強い?
ウリムーの時にも考えていたことですが、このルールそもそもこごえるかぜが強すぎるんですよね。
氷技を軽減するタイプのポケモンはほぼ存在しておらず。
通りが良い上に短期的なやり取りとしてこごえるかぜ自体の性能が優れていると。
さらに、判っていてもシールドを貼らなければいけないという場面も出てくるので、完全にルールに守られた最強技の一角に挙げられるわけです。
もちろんのしかかりの様な正攻法の強力技もありますけどね。
搦手も考えるとやはりこういうのは強いです。
ウリムーと組ませればひこうとくさを許さない編成ができるかも知れませんね。
考えれば考えるほど…。
つよ。
フワンテ造りましょう。
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