今回は対面考察の記事です。
考察するのは、お互いに二枚分となります。
何か出し勝ちしてたのにいつの間にか負けてしまった。
そんな中級者の方に読んで欲しい記事ですので、是非見ていって下さい。
超有利対面で負ける試合
超有利対面で負けた試合がありましたので、ご紹介します。
まず、以下が編成です。
こちらはドクロッグチーム。
これで負けました。
ハテナ部分はドクロッグに強ければ何でもいいです。
同じポケモンだと思ってください。
さて、なぜ負けたのか図解していきましょう。
まず、初手のドクロッグ対エンペルトですが、即引きされます。
ドクロッグ:HP158/170・エネルギー14
こちらはカウンターを2発打ってしまい、おおよそこんな体面でピクシーとキングドラが対面します。
キングドラ:HP142/156・エネルギー9
ピクシーからすると、甘えてるだけで勝ってしまうので結果はこうなります。
次のあまえるでコメットパンチが。
さらに次でサイコキネシスが打てますね。
では結果を引き継ぎまして、相手のエンペルトを戻します。
ピクシー:HP104/191・エネルギー48
ここから対戦。
この結果は単純に言うと、たきのぼり10回で落されています。
技もサイコキネシス一回しか入らずに、たきのぼりを10回貯めたエンペルトが爆誕します。
ここで初手のドクロッグを戻しますが、お互いにこんな状態です。
ドクロッグ:HP158/170・エネルギー14
エンペルト:HP52/160 エネルギー80
はい、これ対面事情を知っていればどうという事は無いのですが…。
最初のドリルくちばし一発に、ひこう技なので本能的にシールドを貼ってしまうのですよね。
実際は相手がドリルくちばしを打って即引きます。
そうすると、
こちら:シールド1枚 ドクロッグHPほぼ満タン+最後の一体
相手:シールド2枚 エンペルト瀕死技1回打てる+最後の一体
という構図が出来上がるのです。
これで、最後の一体がカイリュー同士・エルレイド同士・リザードン同士などなどだったらどうでしょうか?
ドクロッグはこれらに勝てないので本能的に即引きしますが、シールドが一枚負けている状況で、相手がわずかに先に出している同種のポケモン。
まず勝つ手段がありませんよね。
実際にはシールド状況0枚同士か、1枚同士になり最後にドクロッグと対面。
控えにはドリルくちばしの打てるエンペルトが居る為ゲームオーバー。
これが、私が対面で負けてしまった状況です。
難しいこのゲーム。
どうすれば勝てたのか?
この試合、どうすれば勝てたのでしょうか。
可能性は3つあります。
- あまえるを止めてピクシーをあえて削らせる
- 技2にムーンフォースを搭載する
- そもそもシールドをしなければいい
順に解説します。
No.1 あまえるを止めてピクシーをあえて削らせる
1番に関してはピクシーのHPを完全に残したまま突破してしまった事が問題です。
極端に言うと、ピクシーを赤ゲージまでキングドラに削らせてしまえばこのような事態は発生しなかったかもしれません。
たきのぼりをほぼ貯めずにエンペルトが残り、こちらはドクロッグを展開。
ほぼ同時に交代をして、相手と勝負をしていくと。
一体の相性が勝っている為、勝てる確率が非常に高いです。
とはいえ、ピクシーが裏に刺さっている可能性もありますし、エンペルトから出てくるとも限らないのでタダでピクシーのHPを削らせるというのも序盤だとリスキーですね。
No.2 技2にムーンフォースを搭載する
そもそも不一致のサイコキネシスでなく、ムーンフォースを搭載しておく。
ピクシーの技はエンペルトに対して全ていまひとつ以下のダメージですが、ムーンフォースだけは唯一33%以上のダメージを入れる事ができます。
サイコキネシスの1.5倍弱のダメージがあり、ここまで削ってしまえばエンペルトにそこまで恐怖感は感じないのではないでしょうか。
という内容です。
ムーンフォースは他にもどくポケモン以外への打点として非常に優秀で、特にピクシーの技に対してはナメてシールドをしてこないプレイヤーさんが多い為、結構入ります。
タイプをばらけさせる為のサイコキネシスより、有用性が高いというわけですね。
しかも、どうせ技は一回しか打てない事が多いので、重い軽いがそこまで関係ありません。
No.3 そもそもシールドをしなければいい
これ、単純にどれ位ダメージ感覚を持っているのかという問題なのですが。
そもそもドリルくちばしに関しては、一発は余裕で耐えるのであえてドクロッグで受けに行く。
というのは1つの解答としてアリです。
エンペルト側も結構削れている為、ドクロッグのカウンターなら押し切れますし先にシールドを枯らされる事が終盤戦に置いてどれほど選択肢を狭めるかは、身をもって知っているので。
そう、知識量の問題なのです。
ハイパーリーグのポケモンは弱点を突かれても二重弱点でなければ基本的には耐えます。
そのことを考慮して、先にシールドを使うというのを我慢するのです。
以上の3つを考慮して立ち回れれば、もしかしたらこの試合も勝ち試合につなげることができたかもしれませんね。
流行りのパーティにあたった時のことを考える
有名な配信者さんが動画を出すと、環境に一定数同じパーティが出現します。
今日潜るパーティは果たしてそのパーティと当たったらどうするのか。
というのを先に考えておけると、負ける確率もぐっと減るかもしれません。
今回紹介したエンペルト+キングドラ引きのパーティ側から見た視点。
ここ丸さんが紹介してらっしゃいましたので、こちらも参考になさってください。
対戦はやっぱり数をこなさないと感覚がつかめません。
特にハイパーリーグは必要以上にびくびくせずに、しっかりシールドの貼りどころを考えていきたいところです。
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