エレメントカップの最強ポケモン。
コアルヒーをどうにかして見ていきたという本記事。
とにかく強いコアルヒーを、どのようなポケモンなら止める事ができるのか。
その他の条件とは何かを考えていきましょう。
コアルヒーが何故強いのか
コアルヒーが強い理由は前回も軽く触れているのですが、優秀な技・タイプが揃っているからです。
まず技から確認していきましょう。
技名 | 威力 | Eチャージ量(その他) | E消費量 | タイプ |
みずでっぽう | 3.6 | 3(1ターン) | ー | みず |
つばさでうつ | 6 | 7(2ターン) | ー | ひこう |
バブルこうせん | 30 | 相手の攻撃力を 1段階DOWN | 40 | みず |
つばめがえし | 66 | ー | 45 | ひこう |
ブレイブバード | 156 | 自分の防御力を 2段階DOWN | 55 | ひこう |
エレメントカップは進化前のポケモンが対象ですのでたいあたりなどの弱技を持っているポケモンが多いです。
コアルヒーはその中でも比較的良い方の性能の技を所持しています。
そう、つばさでうつです。
この技はゲージの増加量がカウンターと同じ1ターンあたり3.5とそこそこ優秀なだけではなく、エレメントカップにおいては等倍で通りやすい飛行タイプとなっています。
さらに、技2にもバブルこうせんとブレイブバードという最悪の二択を所持しており、相手を無駄に消耗させるという働きが期待できます。
みずとひこうの複合タイプは、エレメントカップにおいてはみずとほのおに強く、くさは等倍という非常に優秀な組み合わせです。
さらに、ひこう技自体が草に抜群ではいる為、実質全てのタイプに強いこととなります。
つまり、コアルヒーは基礎スペックが高くタイプもこのレギュレーション向けとなる凄まじいポテンシャルを秘めたポケモンなのです。
コアルヒーに勝てるポケモン
コアルヒーを制する者はエレメントカップを制す。かも知れない。
ということで、まずコアルヒーの弱点を剥がしていきましょう。
そう、ひこうタイプの弱点を突くのです。
チョンチー
コアルヒ対策筆頭は何を置いてもチョンチーしか居無いでしょう。
実はエレメント+でんきタイプというのはロトム系を除いてチョンチー系統しか居ません。
つまり、唯一無二の純正でんきポケモンが、このチョンチーなのです。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 成立しない |
相手の攻撃がいまひとつ、チョンチーの技は2倍で入るという絵に描いた様な対面です。
技を打つ必要すらあまりなく、シールド差1枚も余裕です。
もしこの対面が作れたら勝負が決するレベルのリードを広げることができます。
逆にコアルヒー側はこの対面が出ない様に立ち回りを考えることが大切です。
ちなみにブレイブバードのダメージは50%を超えます。
ウデッポウ
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 成立しない |
うちおとすが使えるウデッポウ。
一方的に抜群でコアルヒーの弱点を突くことができる為、それなりに有利に立ち回れます。
それなりにですが。
うちとおとすはチャージ効率が悪いのと、ウデッポウは技2が微妙に弱く設定されているのも相まって実は対面が強くありません。
ただし、シールド1枚同士でもバブルこうせんのブラフにシールドを貼ってしまった後、ブレイブバードを通されると負けてしまいます。
嘘だろ。
モンメン
あまえる族であるモンメンなら、ギリギリのゴリ押しも可能です。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 成立しない |
あまえるの高威力がきっちり仕事をし、シールドを貼りさえすればコアルヒーから対面を取る事が可能という非常に強いポケモンです。
ただし、これは相手がつばめ返しを搭載していない場合となります。
つばめ返しがある時は問答無用で負け。
もはや、コアルヒーは止められないという見解一致で良いでしょう。
プロトーガ
貴重な岩タイプ複合のプロトーガ。
なんとか亀的な力で抗う事ができるようです。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 成立しない |
プロトーガも同じく展開によっては勝てるポケモンと成ります。
かみつく型採用となりますが、げんしのちからを持っている為コアルヒーにそこまで後れを取る事がありません。
また、かみつくはこのレギュレーションにおいては等倍で通りやすいので、そちらも利点の一つと言えます。
問題としては、まず個体選出が難しいという事が挙げられますね。
野生湧きどのくらい見たことがありますか??
パウワウ
リトルカップとは技を変更してこおりのつぶて型パウワウは、コアルヒーに抗う術をを持っています。
元々リトルカップではドーミラー用のしたでなめるでしたが、こおり技で草に打点を持てるリトルカップでは、検討に入る素材となるでしょう。
こおりのつぶては通常リーグでもそこそこの性能ですからね。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇or× |
2枚同士 | 〇or× |
実は水同士なのでパターンがいくつもあります。
パウワウ側は基本的にCCTでこおりのつぶてを打ちます。
コアルヒー側の一発目の安定行動はなんとバブルこうせんです。
しかしこれにはいくつか例外があります。
例えば、ブレイブバードのブラフとして8回以上貯めてからコアルヒーがバブルこうせんを打つと、実はバブルこうせんを打つタイミングとしては遅すぎ、パウワウ側の勝ち筋が増えます。
しかし、ブレイブバードのブラフをしてこなければそもそもバブルこうせんにシールドを貼る事をしなくてもいい為、シールド有利を一回パウワウ側で作る事ができます。
実はどちら側から見ても嫌な相手なのです。
ちなみにシールド二枚同士ですが、バブルこうせんに2回シールドを貼ってしまった後にひこう技を打たれるシチュエーションになったら負けとなります。
が、バブルこうせんのタイミングが遅い+コアルヒー側がつばめ返しであればパウワウが勝つ筋があります。
さらに、どちらかの個体値が悪いとそもそもこの計算が成立していない為……。
とパターンが多すぎて中々解説が追い付きません。
パウワウ側としては、一発目は貼らずにブレイブバードでも放置してしまっていいかなという気がします。
ただし、後続でもコアルヒーを相手にできる編成でないといけません。
また、パウワウをこおりのつぶて運用にした場合他の水ポケモンには基本的に不利となりますので構築難易度がかなり上がります。
コアルヒーは必ず必要?
正直コアルヒーへの対抗手段が全くありません。
マグマッグもオムナイトも自慢の岩技でコアルヒーを仕留めきれないし。
止める方法が皆目見当もつかないというかそんな感じです。
明確に一番強いポケモンと成りますので、最早使わないという選択肢自体を捨てましょう。
自分もコアルヒーを使う。
まずこれが勝利への第一歩です。
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