こちらではライトヤミラミおんがえし型の個体値厳選の結論について書いていきます。
ヤミラミは考慮箇所が多く、単にブレイクだけでは測れない繊細な差が多いポケモンです。
元々【15・15・15】が最適個体だった時代もあり、その所為で候補地も沢山居ますので、考えてみましょう。
この記事の前、シャドークローのブレイクのみを考えた記事はコチラ。
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相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
ヤミラミの耐久力厳選
早速ですが、ヤミラミのSCP上位30を見ていきましょう。
この内、1位4位8位の攻撃力がゼロでレベルが49.5の個体は、アローラキュウコンのSCP1位を確定でブレイクできません。
特に4位と8位は1位の完全下位互換であり、耐久面で劣っているだけの個体となります。
HPの差も2位と1しかないですし、基本的にはまず上位ではこれら以外の順位を推奨しています。
詳しくはシャドークローのブレイク記事を見てください。
被ブレイクについて【防御】
ヤミラミのブレイクされたくない関係は特にマリルリです。
こうげきりょくの高いマリルリに関しては確定であわブレイクを受けてしまいますが、上位のマリルリであれば抑えられる可能性が残っています。
例えばですがこんな感じ
- 【1・11・11】のマリルリに関しては防御特化+リボン付き42通りでしか防げない。
- 【0・15・15】のマリルリに関しては273通り防げる。
ただし、こちらの記事でも解説しています通りマリルリに応戦できるのは本当に選ばれた個体だけなので、極論マリルリ対面を捨てるという考えであれば、あわのブレイクに関してはそこまで気にしなくてもいいでしょう。
また、マリルリのあわ以外でもブレイクされやすいのはこちら。
- アローラガラガラのほのおのうず(ほぼ確定でブレイク)
- カビゴンのしたでなめる(Aガラガラほどではないが相手次第でブレイク)
- ヤルキモノのカウンター(Aガラガラほどではないが相手次第でブレイク)
- ブルンゲルのたたりめ
- エアームドのエアスラッシュ
などがあります。
カビゴンやヤルキモノにブレイクされるのは2ターン以下の技という点も踏まえてかなり厄介です。
HPに関して
ではSCP1位同士シールド条件同じで、HP10以下の接戦・辛勝になる対面を見ていきます。
- 対こなゆきAキュウコン:シールド0枚 引き分け
- 対シャドウラプラス:シールド0枚 残HP2
- 対どくづきAベトベトン:シールド0枚 残HP10
- 対カビゴン:シールド1枚 残HP6
- 対ズルズキン:シールド1枚 残HP10
- 対ユキメノコ:シールド1枚 残HP10
- 対バクアAベトベトン:シールド2枚 残HP8
- 対ドリュウズ:シールド2枚 残HP7
- 対シャドウラグラージ:シールド2枚 残HP5
- 対トリデプス:シールド2枚 残HP5
- 対ガラルマッギョ:シールド2枚 残HP3
他のは関係なく、ガラルマッギョに負けてしまうというのは問題ですね。
これを見る限りHPで削れるのは2までという事になり、必然的にHPは125以上が条件になりそうです。
Aキュウコンに関してはブレイクして入ればいいのでそもそもHPはあまり気にしません。
対カビゴンすべて勝利対面ですが、ブレイクされると立場が逆転します。
対トリデプスではブレイクトリデプスという個体もおり、そちらに関してはシールド2枚同士は結局負けてしまいます。
また、ここには載っていませんが、シャドウニドクインにブレイクされるとシールド2枚同士の結果が逆転しますので注意して下さい。
と言ってもブレイク条件はかなり限定的なので、厳選個体同士ではありえないのですが。タスク個体付近の数値同士だとブレイクします。つまり【10・10・10】同士みたいな感じですね。
ヤミラミの究極体は?
攻撃面では前回の記事の様にそもそも攻撃値と先制権を考えてという結論でしたが、平均的に活躍させるのであれば、以下の様な要素が求められます。
- HP125以上
- Aキュウコンへのダメージ率を上げる為1位・4位・8位でない
という条件の上で下記の様な個体が候補に挙がるのではないかと思われます。
恐らくこの条件であれば
- 遅れて追ってきたマリルリを追い詰めることができる
- ガラルマッギョやその他の接戦ポケモンにSCP1位とほぼ同じ動きができる
という重要な要素を抑えていると思われます。
現実的な自力リトレーンでは【2・15・15】【3・15・14】【2・15・14】【2・14・13】の4種となります。
幸いなことにこの4つを見比べる限りお互いに完全下位互換というのは存在しないようで、ステータスが全て違う様です。
もしかしたら条件を緩くしてもまだマリルリやガラルマッギョに勝負できる個体が居るかも知れませんし、そもそもこの中で負けてる個体も存在するかもしれません。
ですが、一旦は高個体値ヤミラミの厳選候補としてこの24種をお勧めします。
ヤミラミの飴XLはとても貴重なので、自分のヤミラミが上記の条件をちゃんと満たしているかは、しっかりシミュレーターを回してみてください。
残りのヤミラミ厳選の話題としては攻撃力をやや上げたヤミラミの個体の候補選手となりますが、それはまた別記事といたしましょう。
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