トリデプスはXL強化時のSCPが驚異の2000越えを果たすという本気のオバケポケモンです。
通常では許されない様なSCPも二重弱点二つ所持という奇妙な立ち位置から、許されている点があります。
今回は野生わきがイベントに限定されてしまったタテトプスを最大限厳選する為の、トリデプスの推奨個体値・妥協個体値調査となります。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
トリデプスの厳選
トリデプスの技1はうちおとすという3ターン技です。
スーパーリーグの性質上対面時間が短く、回数も稼げないですが一応攻撃面もブレイクがあるかどうかは確認しておきましょう。
候補ステータスの確認と上位30
まずトリデプスの候補ステータスの確認からとなります。
SCP順位・特徴 | 攻撃 | 防御 | HP | Lv. | XL必要数 |
1位 【0・15・14】 | 78.99 | 252.93 | 142 | 50.0 | 296 |
2205位 旧1位 【13・15・15】 | 84.26 | 237.03 | 133 | 39.5 | 0 |
HP最高値 【0・7・15】 | 79.46 | 247.67 | 143 | 51.0 | 296+相棒 |
410位 推奨 【6・10・15】 | 81.78 | 242.07 | 139 | 45.5 | 133 |
候補の中からHPの変動値はこの10程度と見てよさそうです。
HP10の上下でどの程度代わるかと言えば、例えばチルタリスのりゅうのいぶきはダメージが『1』なので、生存ターン数が単純に10ターン程度伸びる可能性があります。
逆にカウンター持ちのポケモンに1~2回多く貯められてしまう危険性もあります。
ちなみにシャドウカイリキーのカウンターダメージは『11』の様で、クロスチョップを撃たない場合たまたま回数が変わらないようでした。
では上位30です。
この程度の差であれば実質は1位よりも2位の方がアタリでしょう。
基本的にはHPが大きく変動しないポケモンの様なので、この辺りもうれしいです。
また、相棒ブーストが必要になる場合は単純に順位が足りていないトリデプスとなるので、使用は控えた方が良いでしょう。
トリデプス・うちおとすのブレイク
調べて見ると載せたいのが結構あったので抽出しました。
多いわ。
- SCP1位ランターン【3840件】
- SCP1位フシギバナ【3824件】
- SCP1位ドクロッグ【3568件】
- SCP1位エンペルト【3550件】
- SCP1位アローラガラガラ【3542件】
- SCP1位ナットレイ【3273件】
- SCP1位ヤミラミ【3226件】
- SCP2位ズルズキン【3206件】
- SCP1位ベロリンガ【3161件】
- SCP1位ビクティニ【2968件】
- SCP1位バルジーナ【2960件】
- SCP1位シャドウユキノオー【2847件】
- SCP1位プクリン【2793件】
- SCP1位フワライド【2756件】
- SCP1位ウツボット【2749件】
- SCP1位チルタリス【2468件】
- SCP1位タチフサグマ【2279件】
- SCP1位ユキノオー【2215件】
一番きついユキノオーのブレイク。
これでもムキムキ個体が混じっているのがちょっと苦しいかなと。
あまり魅力的な数値には見えませんね。
フワライド、チルタリス辺りもブレイクしてもあまり旨味が無く耐久力を下げている点の方が大きいのでここも違う。
プクリンもブレイクするよりもしない方が、1発余分に貯められて都合が良い局面が多いです。
個人的なオススメラインがバルジーナから。
シールド0枚同士では恩恵が無いのですが、相手にシールドを1枚使われた時に5回目のイカサマを撃たれる前に二回目のストーンエッジを撃たずゲージ100+HP20程度を残して突破することができます。
ちなみに、SCP1位の場合はその選択をするとHP残り4での突破となります。
これ結構重要で、次の相手に技を2回打てる可能性が高く結構強いと思われます。
しかも起点にならない。
というわけで、攻撃上げる場合はこの辺かなと。
わりと面白い数字が多く、XLの飴もそこそこ節約できそうです。
耐久力視点
防御視点、まずシャドウウツボットにブレイクされやすいですがされてもされなくても結果が変わらない為無視しましょう。
それ以上にブレイクされやすいのが、ゴーストとタチフサグマ、ズルズキンとニャイキングです。ついでにシャドウサーナイトも。
ただ、タチフサグマとズルズキンに関してはブレイクされてしまった方が良い可能性もあります。
起点にされる回数が一回減るかもしれないので。
何とも微妙なところ。
あと可変式でチャーレムもブレイクがおおいです。
特に私も推奨している【9・9・15】チャーレムなどはほぼブレイクしてきますので要注意。
ゴーストとニャイキングに関しては遭遇率が少ない為、そこまで考える必要が無さそうとするとそもそもトリデプスは防御はあまり神経質になる必要が無さそう。
とすると、あとはHP残存でどこまで下げられるのか?といったところが問題となります。
- 対ヤミラミ:シールド0枚 残HP10
- 対泡冷ビブルンゲル:シールド1枚 残HP7
- 対きあいだまスリーパー:シールド0枚 残HP1
主なHP10以下になる対面はこんな感じ。
うーん。きあいだまスリーパーってそんなに居ないし。
HP下げ幅が6以内ならOKに見えますねこれは。
とするとHPは136~143くらいが最適解の範囲。
つまり。
バルジーナをブレイクしつつHPが136確保できていればOK。
の様な曖昧な点ができます。
バルジーナをブレイクしている=ヤミラミをブレイクしているでもありますからね。
同条件のSCP1位の立ち回りと比べるとHPが+25以上になっていい感じです。
トリデプス厳選の結論
さて結論ですがこの2つのどちらか。
【6・10・15】【6・12・14】
もしくは対バルジーナの上から順が良いと思われます。
【4・6・12】【4・7・11】など。
先の2つはレベル45.5で収束するのでXLの飴が133個で済み非常に経済的です。
この次の推奨が下記のアローラガラガラのブレイクラインです。
【3・10・15】などは飴消費もやや抑えられHPも下げすぎていない為素晴らしい個体ではないでしょうか。
この後にやっとSCP順位通りといった感じです。
トリデプスは弱点がはっきりしている為癖が強いですが、相手パーティにトリデプスに対して強いポケモンが居ないのであれば、基本的にSCP順位を上げた方がお得なポケモンです。
バルジーナブレイクの妥協個体などは、しっかりと今までのLv.40付近の攻撃力を維持しつつもXL飴の消費も抑えられる好い妥協個体となりますので、拾ったら捨てずに保管しておきましょう。
また、大親友交換でも出現可能な個体値なのも魅力的です。
私もLv.45.5~48程度の個体を狙っていきます。
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