今回はチャーレムのブレイクポイントについて掘り下げていきます。
めぼしいブレイクポイントと最後に個体値はこういう優先順位で。
というのを記載しています。
特に対エアームドの個体値を参考に集めて見て下さい。
きっと一段階強いチャーレムができますよ。
前回の記事はこちらです。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクについて先に知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
チャーレムの厳選個体値について
結論から書きます。
チャーレムの個体値厳選はコレを参考にしてください。
ツールはポケマピさんのブレイクポイントツールです。
では細かく解説していきます。
チャーレムはトータルの攻撃防御のバランスに優れており、攻撃特化や防御特化にする必要はありませんでした。
ですので、攻防両面というよりもブレイクすることでより有利になる対面。
ただし、ブレイクはそれなりに意味を持たせるという条件を付随して調査しました。
私のブレイク厳選にしては珍しく『9・9・15』というHP重視の個体を推していますが、これには理由があります。
チャーレムは防御種族値が安定しており、相手の技1の変動がしにくい。
防御個体値は9程度あれば大丈夫。
というのがその理由です。
お陰でHPに全振りすることができ、結果耐久力が底上げされるというわけです。
今回は意地悪にもエアームド、アローラガラガラの攻撃個体値を10に設定しましたが、それでも守備力は十分足りているようです。
そして嬉しい事に、今まで使っている人も多かったであろう『15・15・15』のMAX個体もこの中に入っています。
『9・9・15』と『15・15・15』の個体値ではHPが5も変わってしまうのが残念ですが、どれ位差があるのでしょうか?
それではこの耐久指数向上による恩恵を見ていきましょう。
注目
ここ丸さんがこちらのチャーレムを実践投入して下さいました!
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チャーレムのブレイク対面見比べ
では今回は三面を使って、ブレイク対面調査を行っていきましょう。
調査対象の個体値は下記3種。
- SCP1位『4・15・15』
- 今回のブレイク推奨個体『9・9・15』
- 旧1位『15・15・15』
となります。
シミュレートはみんポケさんのシミュレーターを使っています。
リンクは『15・15・15』のチャーレム対『0・15・15』のマリルリにしておきました。
気になったら色々弄ってみてくださいね。
技構成:カウンター・グロウパンチ・サイコキネシス
マリルリ
まず共通点として、対マリルリでは何処かでグロウパンチを挟む。
という事が重要です。
グロウパンチ1回でカウンターのダメージが上がる事は無いのですが、グロウパンチにシールドを貼らせることができれば、勝てるパターンが存在します。
それが下記。
グロウパンチに一回シールドを貼らせることで、通常勝つことができないマリルリ対面に勝つことができます。
このシミュレートを達成する為には、以下の条件を踏む必要があります。
1.2発目どちらかでグロウパンチを打ち、そこにシールドを貼らせる。
上で紹介した『4・15・15』の個体は対マリルリ最強なので当然その条件を満たしています。
こちらの『9・9・15』『15・15・15』もその条件を満たしており、かなりギリギリですが殴り勝つことができます。
『15・15・15』の個体は耐久指数は下がりますが、サイコキネシスのダメージが上昇している為、わずかな差で勝利を掴むことができるわけです。
『15・15・8』の様な耐久指数のチャーレムでは、これができなくなりますので、この辺を留意した方が良いでしょう。
ただ、紹介した3種の個体値は見た感じ結果がどれも変わらない+HP残量もエネルギー残量もほぼない為後続で程よく起点にならない『9・9・15』がやはりオススメかなと思います。
どのパターンも後追いは可能ですしね。
余談ですが、グロウパンチ1回でサイコキネシスのダメージは13~14程度上昇します。
攻撃力が1回上がると、与ダメージが25%前後上昇すると考えてほぼ差支えが無いので、ダメージを簡易予測したい場合は覚えておきましょう。
ダメージが25%上がる割には、4ダメージのカウンターは上昇しませんけどね。
上がってるのは正しくは攻撃力の方なので、この辺りは計算式・算出条件の問題になります。
エアームド
エアームドはブレイクが結構必須課題となっています。
単純にこちらの残HPに差がかなりできる為です。
まず、エアームドに勝つという条件には下記が必要です。
- 相手が先に着地した場合、エアスラッシュ出来れば1回以内にこちらのチャーレムを着地させる
- シールドは2枚ずつ貼り合う
- チャーレムはグロウパンチを連打する
ではこれらを踏まえて結果を見ていきましょう。
はい、この様に条件はきついですが対面を返すことができます。
場合によっては必要になるかもしれないので、是非覚えて下さい。
そして、ブレイクした個体の場合はコチラ。
素晴らしい。
残HPが大きく違うのは、エネルギー量の違いを見ればわかる通りカウンターの与ダメが上がっているからです。
『9・9・15』の個体であれば1/4弱のHPが残っていますので、三段階上昇した攻撃力でもうひと仕事が出来そうです。
この対面でも『9・9・15』が優秀だと取れそうですね。
『15・15・15』でも1/5強のHPはあるので、やはりまだ動けそうです。
逆に1位の個体はHP残量的に次の相手にサイコキネシスが打てなさそうなので、ここは大きな違いになりそうです。
当然今回紹介している個体値は、どのエアームドにもカウンターがブレイクしてエアスラッシュが抑えられる個体。
基本的にはこの結果に近いものに収束しますので、ご安心ください。
ただし、相手が超防御特化エアームドの場合はブレイクできません。
その数56通り。これに当たったら逆に相手を褒めましょう。
アローラガラガラ
アロガラに勝つことはできませんが、どの個体との対面が一番抗う事が出来るでしょうか。
一番マシな対面は、シールドを使わない事です。
サイコキネシス一発を打って負ける感じ。
では次。
結果体面あまり変わらない様に見えますね。
実は、SCP1位の個体は、ほのおのうずを一回多く打たれており相手のエネルギーが10溜まっています。
これが違いです。
え、じゃあ最初にブレイクされない様に防御力上げてる意味なくない?
と思われるかもしれませんが、ブレイクされるパターンは、攻撃力の高いアローラガラガラの場合なので、この場合のシミュレートパターンとは違いさすがにそこはブレイクされない方がマシ。
ということなのです。
で、結果としてここでも一番いい結果は『9・9・15』
チャーレムの厳選個体値の結論
というわけでチャーレムの厳選個体値の優先度は下記のようになります。
『9・9・15』>『15・15・15』>『4・15・15』>『15・15・8』
ちなみに必要なXLの飴の数は
- 『4・15・15』Lv.49.5+相棒ブースト:276個
- 『9・9・15』Lv.49.0:256個
- 『15・15・15』Lv.43.5:76個
こういった結果を踏まえて、手持ちの育成予定のチャーレムが明示したどの群に近いのかをシミュレートしてから育成してみてください。
SCP1位、2位が必ずしも最強ではありません。
役割を破壊できる個体もあるかも、より後続がピンチにならない個体があるかも。
という事でしっかり探してみてくださいね。
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