ホリデーカップの開催が迫ってきました。
この記事を読む頃にはもう開催されている人も居るかも知れません。
とりあえず私が試してみたい中で強そうなパーティを2つ選出してみましたので、アローラゴローンが流行る前に試してみてください。
両方アロゴロとアローニャに弱いので。
初日からコイツらが流行ってたらごめんね。
ホリデーカップのパーティ考察
ホリデーカップ初日はトップメタの二匹に勝てそうな構成を考えます。
アローラガラガラとヤルキモノです。
これらに勝つには、ゴーストタイプをうまく組み合わせたり、ひこうタイプを上手く組み合わせることで彼らの動きを抑えることができます。
筆頭はチルタリスでしょうか。
とはいえ、こおり採用レギュレーションでありますので、結構な氷ポケモンがエントリーされる事が予想されます。
ユキメノコ・アローラサンドパン・ラプラス・ユキノオーなど。
こうなるとドラゴンには逆風ですので、その辺を上手く考えていきたいところですね。
こおりがでてきても、トップメタが出てきても上手く立ち回れるなら、初日~三日目くらいまでは勝ち越せるかも。
アローラガラガラ・バルジーナ・フワライド
主軸をTOPメタのアロガラに任せ、裏ではアロガラとヤルキモノを許さないスタイルです。
弱点としては見たまんまひこう2匹の為、こおりとでんきになります。
こおりタイプはアローラガラガラでも見ることができますが、でんきタイプは全員がみるのがむずかしくなります。
アローラガラガラ

技構成:ほのおのうず・ホネこんぼう・シャドーボーン
わざタイプの広さが優秀で、今回天敵のみずタイプ・あくタイプ・じめんタイプが複合でしかエントリーできない為大暴れが予想されています。
役割は等倍、もしくは弱点を突ける相手をゴリゴリ削っていく事ですが、このパーティに関しては違います。
明確に弱点を付けるポケモンを追っていきたいです。
特にこおり。
こおりポケモンを放置すると、このパーティは半壊してしまうので、初手で当たったら倒しきる。
交代されたらこちらも即アロガラを温存したいところ。
バルジーナ

技構成:バークアウト・つばめがえし・あくのはどう
バルジーナは優秀な要塞として、今回のトップメタであるアロガラ・ヤルキモノを抑えることができます。
とりあえず出し負けたらひいとけ、アロガラを消費したくなかったら引いとけ。
といった感じでかなり汎用性が高く、天敵のマリルリも居ない為まったく仕事ができないという致命的な場面があまりありません。
高SCPで基本は推していけるはずなので、とりあえず投げておけば勝てる。
といったくらいの認識で良いでしょう。
ただし、後半でエルフーンやプクリンが増えてくるとちょっと辛いかも。
フワライド

技構成:たたりめ・こごえるかぜ・シャドーボール
ひこうとしての弱点を除くと何となく入れておいても活躍するフワライド。
こおりタイプじゃないのにこおり技で最も切望される技の一つこごえるかぜを持っているのが優秀です。
相手の攻撃力を確定で1段階下げることができる為、交代タイマーを使った状態からロックできると非常に強いです。
また、虚を突いて投げることによって、高速チャージのたたりめで追ってくるポケモンに対してもゲージで大きく突き放すことができる為、技2を先に2回打ってしまうなど極端な展開もしばしば。
極めればメチャクチャ強いので、このパーティに限らずクッションに困っているなら是非採用を検討してみてください。
立ち回り
構成を見ていて気付かれると思いますが、ひこう二体なのが本当にヤバい処。
というわけでこのパーティの弱点はマッギョです。
今回はマッドショットにする意味合いが薄いので、マッギョの技1はでんきショックで出てくる可能性が高いです。
初手で遭遇するとこんな感じ。

これが最善の結果ですね。
このHP余りであれば後続の二匹でも落とせるため、そこまで被害は拡大しないでしょう。
マッギョ側も有利なアロガラ如きにシールドを貼りたくないはずなので、上手くシールド0枚同士で落されたいところです。
ただ、マッギョを採用する時って裏のポケモンはなんでしょうね?
当然くさタイプに強いポケモンや、等倍で通せるポケモンが採用されてくると思うんです。
ユキノオーが裏に居るとキツイですが、フシギバナやチルタリスであればパーティ的には互角ですよね。
そう考えると、初手マッギョに出し負けていたとしても裏でパーティ勝ちしている可能性は結構高いのではないかと思っています。
マッギョ+デンチュラみたいな変態パーティが居ると辛いかも。
ユキメノコ・マッギョ・デンチュラ
ユキメノコ

技構成:こなゆき・ゆきなだれ・シャドーボール
攻撃力が非常に高いユキメノコ。
苦手なタイプの技を打ってくるポケモンが比較的少ないホリデーカップでは、マッギョを抑えられる貴重な枠として注目されています。
また、アローラガラガラには弱いですがゴースト複合の為ヤルキモノにめっぽう強いのも優秀なところです。
ユキメノコに関しては今回特殊な個体を使ってほしいですが、それについては後述します。
マッギョ

技構成:でんきショック・どろばくだん・ほうでん
通常スーパーでもそこそこ活躍できるマッギョ。
くさポケモンにさえ遭遇しなければ、基本的には等倍でと失せます。
さらにSCPも高い為、高回転の技も相まってかなりの所為圧力を誇ります。
ただ、技2を打つ回数が多い為交代タイマーが貯まり切ってしまう事も。
このパーティではその高耐久と小回りを活かして、クッション兼他の電気タイプのポケモンを抑える役割を担ってもらいます。
デンチュラ

技構成:ボルトチェンジ・とびかかる・ほうでん
等倍の範囲が広い厄介なクモさん。
メチャクチャ強いです。
こちらも今回弱点となるほのおといわ技が少ない為、基本的にいつものスーパーリーグよりも立ち回り易い事が予想されています。
くさタイプにもとびかかるでワンパンを狙っていけるなど、とにかく技の通りが良く天敵のガラルマッギョが居ないのも追い風です。
今回の特殊な環境はかなり有利環境になっていますので、今まで使っていなかった人も是非とも採用を検討してみてください。
立ち回り
このパーティの弱点は初手アローラゴローンやアローラガラガラです。
これらに対応できるのは基本的にマッギョだけなので、初手で出されると「やめてください、シンデシマイマス」状態になります。
でもさすがにそこまで流行らないとは思いますが……。
また、じめんタイプやゴーストタイプに強いのがユキメノコのみとなる為、役割以外と遭遇したら後続に引きたいところです。
とりあえずユキメノコが出し負けていたらデンチュラを雑に投げます。
単純にアロガラ以外のポケモンであれば、大体デンチュラに何かを投げ直してくるからです。
そうすると、デンチュラのボルトチェンジが重いにもかかわらず、時間差ができている為一回分早く行動できる可能性があります。
ボルトチェンジ一回分早く蓄えたデンチュラは大体のポケモンにシールド使用の選択を迫っていけるので、これで相手の選択肢をガリガリ削っていきましょう。
このパーティは低耐久・高耐久・低耐久という構成の為、シールドの貼りどころが重要です。
どちらかを捨てる、どちらかにシールドを集中する。
絶対に対面を維持する。
貼りどころがないのでここでシールドを使う。
といった場面に多々遭遇しますので、その辺りも注意して考えてみてください。
可能性の一つとして覚えておいてほしいのが、ユキメノコの攻撃個体値を上げると、実はシールド無しアロガラを吹き飛ばすことができるという事実です。
このユキメノコならシールド0枚対面取れるわ…
— はむらいと🐰連続更新600日の人の皮を被るうさぎブロガー🐰 (@hamwrite30) December 26, 2020
かなり攻撃値高めだけど
アロガラ環境なら欲しい個体だ pic.twitter.com/MfDiV9KFIm
ですから終盤までにシールドをはがす立ち回りをしておけば、ワンチャン回ってきたアロガラに勝てる可能性もあります。
これら以外の軸になりそうなポケモン

これら以外で軸になりそうなポケモンはアローラゴロ-ン(アローラゴローニャ)とアローラサンドパンです。
特定のポケモンには異常に弱いですが、基本的にそれら以外には有利をとっていける為タイプ性能の関係からゴリゴリに強いです。
特にアローラサンドパンは天敵のほのおとかくとうの使い手が少ない為、ハマれば完全に他を圧倒できます。
TOPメタの2匹には勝てないが、他のポケモンには滅法強い。なかなかはっちゃけてますね。
そのアローラサンドパンにやや強く、他とも打ち合いができるのがアローラゴローンといった流れです。
初日にアローラガラガラとヤルキモノが予測通り流行り、それらを抑える初手バルジーナなどが出てきたところでこのポケモン達が出てくる流れが予想されますので、その辺を見越して編成をしておくと良いかもしれませんね。
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