「厳しいことを言うけど」定型文のインフルエンサーは偽物?

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「厳しい事を言うけど」系謎フルエンサーが凄く流行った2021年。

ああいった定型文は何処から来てどこへ消えていくのか?

目的はアカウント売却なのか、自身の売り込みなのか判然としませんが、特徴だけでも覚えておくと気持ち悪いアカウントを自分のタイムラインから排除できるかもしれないので、是非参考にしてみてください。

ちなみに元ネタは夕刊フジのこの記事となります。

意外とこういうコラムがあったりすることにびっくりしました。

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テンプレツイートとは?

そもそもテンプレツイートとは何でしょうか?

これは元々意識高い系と言われるプチインフルエンサー達が一斉にまき散らすツイートの事です。

プチインフルエンサーにも正確な定義はありませんが、フォロワー規模は数千から20000といったところ。

何故一斉にまき散らしているのかはわかりませんが、統括しているボスのような人がいて一斉に「これでツイートしてバズらせろ」とでもやっているのか、そこに便乗した同じやり方を好む人たちでしょう。

ではその内容はを言うと以下のような書き出しからスタートします。

厳しいこと言うけど、今自分に投資できない人って将来の可能性を潰しているんだよね。

内容は何でもいいですが、こんな言葉の数で『いかにも』なことをつぶやいているアカウントを見たことがありませんか?

そうです、これがよく見るテンプレツイートでミューとしてもミューとしても似たようなアカウントがにょきにょき生産されています。

ちなみに文末は大体「○○を身に付ける術はプロフの最後に→」といった形になっています。

こういったアカウントは大体【名前+なんちゃらマーケティング○○人育成】などというアカウント名にしている事も多く、名前でも『お察し』なことが多いですね。

テンプレ文の特徴

テンプレ文章の特徴としては分かりやすい世間への訴えかけで、タイムライン上の読者の目を止めるような内容になっています。

よく目にするのは下記のような感じです。

○○な×、△△が□□というのは~

〇〇の部分には『厳しい事』に加え『正直』『本音』『ここだけ』など、限定的なニュアンスに加え真実味を帯びた物が採用されまます。

×の部分には『話』や『真実』などの語り方や『言うけど』『間違っている』などの指摘や同士も含まれます。

「本音で間違っている事を指摘するね」などはまた見たことないですけどありそうですね、よく見ると意味不明な文章なのですが。

そして△の部分に何か興味関心が付きそうな名詞が入っている事が多く、□の部分にその話題に関してのマジョリティが入っている事が多いです。

また、このまま流されては何物にもなれないなどの、何かを否定する文言も非常に多いですね。

要点としては「世の中はおかしくなってきている」「変わらなければ」「私は変わった・成功した」そんな感じの冒頭文から、中身のない長文やキャラクター設定を騙ったのちに、プロフィールに誘導するパターンで締めます。

傾向的に世間的なマジョリティへの逆張り文になっている事がほとんどで、その意見に同調したい人を釣る為の撒き餌文になっています。

「こんな事を言う人がいるなんて、意見も同じだし私の先を行ってる!」といった様に感じ取る人を、炙り出しているのです。

結局商材売り

結局この手のテンプレ文からたどり着く先は、所謂情報商材と呼ばれるものです。

この時代を生き抜く方法として自己投資の内容やそれに類似する手法を売りさばいているだけ。

500円売りで100人集められれば5万円。

1000人信者が集められる実力者なら50万円というわけです。

現代のビジネスモデルは定期的にお金が落ちるサブスクが浸透しており、特に情報に関するものが多いです。

原価があまりかからず、金銭を定期的に生み出せるような仕組みが、見直されているわけですね。

行きつく先はメルマガビジネスか。

というところで、これらの発信をする人は基本的に誰かの劣化コピーや繋ぎ合わせでしかないので、くれぐれも引っかからない様に注意して下さい。

また、こういう発信を始めたアカウントがあったら、そっとミュートに入れるかブロックしてしまうのが良いでしょう。

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