ツイッターで炎上してる案件をみると、戦ってる方向が食い違っているのをよく見ますよね。
それぞれ、元ツイートを軸に独自の理屈や屁理屈やら色々くっつけて、発信者の意図しない方向へ炎上していくのが、見ていてとても多いです。
発信者はそうならない様に『気を付ける』べきなんでしょうけど、難しいのは日本語は音1つでニュアンスが変わってしまう事。
それも含めてツイッターの短文は非常に難しいんです。
打ち間違いもありますしね。
というわけで、今回は炎上に参入する前に、一拍待ってみるというお話です。
人に突っかかるのは自由だけど『なんか頭悪そうな集団の一人』にはなりたくないですからね。
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ツイートの炎上に見るネット民のマナーと受け取り方の是非
ツイートは基本的に個人的見解の塊で無意味の集合である
まず大前提として、我々が考えなければならないのは下記だと思っています。
99.9%くらいのツイートは、この属性を持っている筈なんだけど
— はむらいと🐰連続更新200日の人の皮を被るうさぎブロガー🐰 (@hamwrite30) November 16, 2019
読み手には忘れられている事
【このツイートは個人の見解です。】
そのツイートは
絶対じゃないし、ましてや神でもないけど。
人としての意見ではあるんやで。
調理の仕方は読み手の問題や。
そう、基本的に個人が発信して垂れ流している無意味な独り言が、ツイートなんですよ。
もう一度言います。
無意味な独り言です。
基本的には発信なので無意味ではないですし、広報活動として活動している人も居ますので、その点をどうこうと細かく考えていくと、勿論意図があって発信している事にはなります。
しかし、基本的には『無意味で無益でなんとなく』です。
公文書ではないし、事務所を通した正式発表でもないし、IRに掲載されている企業の公式発表ではありません。
たまに、天変地異の公式発表の様に言って、騒ぎ立てて炎上させている人たちが居ますが、週刊誌やスポーツ新聞の『疑惑記事』に大声で文句言ってるのと変わりません。
何故でしょうか?
ツイートに価値を見出そうとしているのは読み手の方
実はツイートに価値や意味を見出そうとしているのは、読み手である自分の問題です。
その裏には
「こんなこと言ってほしくない」
「こんな情報見たくない」
というのが常に見え隠れしています。
さらに、ツイートの『発信者』が居ますので、その人に対する感情や評価も入り混じって、それはもう複雑な感情を形成します。
ですが、あくまでどう読むかは読み手の問題なのです。
発信者に供用をするのも、読み手から発信者への返しの問題ですけどね。
ここに齟齬があるから、小競り合いや。
○○VS××の構造が生まれるのです。
が、結局
「一個人の意見を一大事件の様に捉えすぎじゃね?」
というのをちょっと頭に置いといてください。
ちょっと課題の分離に似た話をしましたので、課題の分離の記事も紹介しておきます。
気になったら併せて読んでみて下さい。
大きく炎上しているツイートは1リプ目に流れが決められてしまっている
炎上ツイートって大体こんな感じになっていませんか?
リプ96件 RT6000件 いいね1.5万件
ほんとなんとなくなんで、数字は深くつっこまないで欲しいんですけど。
こういった時に炎上ツイートのリプ欄を、ツイツイ気になってみてしまう事があるのですが…。
大きく炎上しているツイートって1リプ目?
リプの一番上に表示されている物に、結構流れが支配されていませんか?
「有名人さん、私はそうは思いません、貴方のこういう発言は○○が問題に当たると思います」
というリプが一番目立っていたら、その後に続く物も7割型それに同調する形なんですよね。
しかもこれって、誰が発信しているかとか時世によって炎上の仕方が変わっているので、純粋に言葉に対するものだけの炎上ではないのです。
『誰が言うか』は影響力やこれまでの背景によって、確かに重要です。
しかし、発信されている文字はあくまで文字。
文字以外の背景に意識を持っていかれすぎると、時には文章を正しく読めなくなるかもしれません。
下記のリンクの理論の様に、リプで意図的にズラしていく人も居ますけどね。
受け取り手のマナーが悪いから 発信側も低品質になる
今回一番言いたいのは実はこれで。
鶏か卵かという話ではあるのですが、誰かを巻き込む以上は誰かに影響を与えるわけです。
↓
受け取り手:こいつやべー!
↓
発信者:炎上した、なんで? また別の意見投稿しよう
↓
受け取り手:コイツまたおかしなこと言ってる!
↓
発信者:また炎上した。ツイッタークソ もう好き勝手発信する
↓
受け取り手:また炎上コンテンツあげてるの?頭大丈夫?
↓
発信者:お前ら糞の為じゃなくて、わかる奴の為に呟いてるんだよ
という負のループが常にどこかで起きているのです。
どこで?
というと、大体プロフィールに『ジャーナリスト』とか「コラムニスト」とかくっついてる人に多いんですが…。
ツイッターを長期間運用している人で、ツイートがかなり偏りすぎな人達に多いのがこういう現象。
周りも『そういう物』と思ってやってますし、発信者本人も
『大概のツイッター民はバカで、自分の話についてこれる人はごく少数』
といった様な思考が垣間見えます。
見ていて何とも言えない気持ちになりますよね。
自分がそういった『痛々しい集団の一部』にならない様に。
最初に話しましたが、つぶやきの一つ一つはほぼ個人見解の無意味なものです。
イラっとしてもつっかからずに。
自分の時間とエネルギーを守ってツイッターを使っていきましょう。
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