その情報、買いますか?
あなたが興味を持った【ソレ】買っていい情報商材かどうか、気になっていませんか?
あなたが欲しいのはきっと自分が納得できる知識で、情報商材にお金を払う自分ではないですよね。
ならば、この基本を知って見極めをすべきなんです。
実は、ちょっと冷静になればその価値はわかる事です。
その情報に価値があるのかどうか。
何故、その情報に価値を見出そうとするのか、考えていきましょう。
もう一度聞きます。
その情報、あなたのお金を出して買いますか?
悪質な情報商材に捕まらない為に、偽物の発見の仕方を考えていきましょう。
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情報商材とは?
情報商材とは、主にネット環境を通じて売られる教材を指します。
大体は知識売りなのでビジネススキルや、マインドセット、そして直接的な儲け方を教えるものになります。
『情報商材』なので、情報量と精度、再現性がその商品価値になります。
最近ではクラウドワーク的な処でのPDFファイルでの売り方。
限定の動画コンテンツ。
一部限定セミナーの開催。
noteやBrainなどのプラットフォームに乗った売り方など、多種多様になってきました。
動画やセミナーなどありますが情報商材の起点は、あくまでも文字(と図解)となります。
値段も500円から数十万円までピンキリって感じだよね
そして、値段に比例して中身が良くなるわけでもないという
この様な商材は、買うに値する情報がその中にあるかというのが最大の焦点となります。
しかしこればっかりは、買ってみるまで中身が分からないという性質上、バクチとなる物も多いです。
立ち読みできない書籍の様な感じ。
表紙を見て判断するしかないですよね。
でもその表紙には、如何にも稼げそうな文言と共に煽り文句がづらづら書いてあるんです。
ちなみに本1冊の標準的な文字数は10万文字と言われますが、情報商材の場合は多くても5万文字程度。
要するに、数値的な観点で見ると、情報商材って書店売りされている本の下位互換なんですよね、基本。
しかも中身の99%はネット上の何処かで無料で知る事のできる知識よ
色んな人が色んな事書いてるからね
情報商材の利点として考えられるのは『時間の短縮』や『時間の節約』です。
いくら無料の情報でも、ネットの海は広大です。
取得するのに時間がかかってしまっては、自分の若さと言う価値をその分失っている様なもの。
であれば、お金を出して時間を節約したほうが良いという考え方です。
しかし、騙すのを前提としている悪徳情報商材屋というのが存在している以上、HIT率は異常に少なくなるんですよね。
今回は、無駄に購入しない為によくある手口を紹介しているので、そこを吟味してからでも遅くないはずです。
アタシは、情報は自分で探す派よ
実感が無いと生きた知識にならないからね
借り物の知識が勝つか、身に付けた知識が勝つか…
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よくある購入の煽り
情報商材には、テンプレ的な煽り文言が付いて発信されていることが多いです。
ランディングページと呼ばれる派手なページに行くと、すごく目立つ文字でギラギラ書かれている煽りをよく見かけませんか?
何故あんなに胡散臭い文字が踊っているのか…。
何故なら、その煽りによって商材の購入者が増えるから。
ここでは、それぞれの目的別によく見る煽りを見ていきましょう。
人を意のままに操る言葉の力
>> 恫喝された時の対処法 恐喝との違いや生活上で気を付けたいこと【パワハラ】
典型的煽り文句『誰でも簡単に儲かる』
まず典型的な『簡単に儲かる』系の煽りです。
【誰でも楽して稼げます】
【スマホ一台でラクラク月収〇〇万円】
【空き時間、1日たったの5分で】
こんな文言、よく踊っていますよね。
すばらしい、夢の様な文言だ…!
まぁ、ね…
うむうむ。そんな楽なシステム、わざわざ他人に提供するかい!
こう思うのが普通ですよね。
騙されないでね?
そんな条件なら身内を投入して、そこそこの時給で作業させて、身内の満足度も兼ねつつ私財を増やす方が絶対いいでしょ!
そしたら儲け丸々独占できますよ!
などなど。色々ツッコミどころ満載です。
口コミ形式
訪問者を安心させる為に口コミ形式のものもあります。
【初心者でも安心して稼ぐことができました】
【マニュアルに沿って進めるだけなので誰でもできます!】
【初月から成果はありましたが、最近はもっと高い所で安定。このまま稼ぎます!】
いやぁ、初心者をカモる気満々ですやん…。
そんな案件ある筈無いですやん。
そしたらそれで会社起こせますやん。
ちなみにこういった口コミは、ほぼ100%創作です。
だってサービス開始前に口コミが書いてあるはずない、という状況でも書いてありますから。
サービス開始前にモニターを付けたという逃げ口上も可能ですが…、お察しの通りです。
インターネットによる情報の伝達
>> インターネット・ミームとは? 模倣と情報による人類の進化について
限定系
時間や限定感を煽る系の文言ではこういうのもあります。
【〇〇人限定、もうすぐ定員です!】【〇〇時まで、期限が迫っています!】
ちなみにこれ系、よくタイマーのカウントダウンが入ってますが偽物です。
ページをリロードすると、あら不思議、カウントがさっき最初に見た時間と同じになります。
つまり、もともと限定なんて存在しなかったのです。
試しにカウントダウンしてるページを発見したら再読み込みしてみて。
マジで笑うから
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劣化コピーが蔓延している
大体の情報商材が、自分自身の体験談よりも手法のコピーが主体となっていることに お気付きですか?
誰かが言っていた理論に、ほんの少しのアレンジと、自身の口語を変えて加えて商材として発行していることが多々あります。
知恵や知識は誰かに教わるものがほとんどという観点を考えると、おかしなことはない?
いやいや。
悪質劣化コピーが、コピー基の値段より高く販売されているから、キレてるんですよ。
さらに酷いと、同じ商材をほんの少しだけ変えて、複数アカウントで本人が横展開して販売している場合があります。
商材AをA’、A”と微妙に変えて売っているの
見た目の販売者が違うから、似た様な商材飼う人がもう一回買っちゃうんだよね
裏側の販売者はIDを変えているだけで同一人物よ
情報商材は、見ている限り露出のしやすさに反比例して劣化の一途を辿っている気がします。
それは、自身の知識を値段設定して売りに出せるプラットフォームが世に定着してきたからに他なりませんよね。
便利な物が増えると、参加のハードルが下がり自浄作用が働きにくくなるのです。
そうすると、質の悪い物も万円者少なるというわけ。
そしてインフルエンサーに飛びつく取り巻きも、それを助長しているという地獄の悪循環。
いや、それタダの養分ですって…。
ビジネスは安定が1つの課題
ビジネスは安定が1つの大きな課題です。
この心理を揺さぶる為なのか「挑戦しないことは衰退」と合わせて「安定を求めるな」が良く使われています。
が、経営者は常に新しい挑戦を続けると同時に、常に安定した収益の確保を求めています。
新しい事業は、業界全体の波を見て。
そして、安定した収益は会社と会社員、ひいてはその家族の為。
収益源を安定して示すことができなければ、銀行の借り入れもままなりませんしね。
閑散期と繁盛期はもちろんありますが、「私のビジネスは波が大きい!」
と最初から言い訳の様に公言している人たちがやっているのは、恐らく長期を見据えたビジネスモデルではなく、ただの売り抜き。
つまり、そもそもその人が売っている商材は、あまり価値がないと言うことが言えますね。
だって一過性の自称ビジネス屋が売っている、捨て情報ですから。
何度も言いますが、できの悪い情報商材の購入は悪い上納金と一緒です。
税金の使途が不明だと怒る人たちが、自分の失敗は『勉強代』とか言ってごまかしちゃうんです。
だから、そこに付け込む悪い商材が蔓延しちゃうんですよ。
購入のし過ぎは世の中の為にならないということを、一度よく考えてみるべきですね。
ちなみに、情報商材で検索すると、返金の広告が出てきます。
それだけ需要があるということですね。
トラブルの背景記事も…
外部リンク 「情報商材」トラブル、4年で5倍に 都内での相談
中には当たりもあるかもしれないけど、悪質な情報商材に騙されちゃだめよ
買う事は次の被害者を生むことに繋がるからね
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