フシギバナでハイパーリーグのXLポケモンに挑む!

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今回は前回に引き続きハイパーリーグにおいてXLポケモンに、我らがお手軽御三家であるフシギバナがどれほど通用するかを調べる記事となります。

気になった方は是非ラグラージの強さを再確認していって下さい。

対面はみんポケさんのバトルシミュレーターを基に解説しています。

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フシギバナVSムキムキXLポケモン

フシギバナ

フシギバナのもつハードプラントは御三家の技の中でも最も優れたバランスを持つ調整脳の技です。

回転率は12ターン、かつ1撃1撃がとても重い為、等倍で耐えられるポケモンは殆ど居ません。

環境の一角を担うみずタイプ達にバッチリ打ち勝つことができる為、非常に優秀な技構成となります。

XLポケモンの中でも、強いと言われている下記8種に対しての対面を調べていきます。

  • アローラキュウコン
  • ガラルマッギョ
  • ズルズキン
  • ニドクイン
  • ブルンゲル
  • ブラッキー
  • ファイアロー
  • デンチュラ

選から漏れているXLの強ポケモンは以下の通り。

【ピジョット】

フェザーダンスバグで執筆時に出場禁止になっている。

【ニョロトノ】

ニドクインとどっちをあてるか正直迷いましたが、ニョロトノと似た様なCP境遇で新顔となるニドクインの調査がしたかった。

【フワライド】

ブルンゲルより見ない為。集める人が少ない為XL化が困難。

【ピクシーなどあまえる族】

ピクシーだけは前から環境に居る為、今回の対面調査から除外。またアローラキュウコンのあまえる型とも被る為。

【ハガネール】

恐ろしく育成難易度が高く、MAX個体を見かけない為。

条件

  • お互いにSCP1位の最適個体同士の組み合わせとします
  • ブレイク・被ブレイクなどの特殊個体は考えません
  • フシギバナの技1はつるのムチ
  • フシギバナの技2はハードプラント+ヘドロばくだん
  • 相手の技はよく使われる型を採用
  • シャドウが実装済みとなる為シャドウの結果も追記
  • HPの残りやエネルギー残量などは所感として各ポケモンの項目に付け足す

では実際に確認していきましょう。

アローラキュウコン

アローラキュウコン

【こなゆき型】

シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士××
1枚同士××
2枚同士××

こなゆき型には惨敗ですが、シールド1枚同士以下であれば一応赤ゲージまで追い込めます。

シャドウの1枚同士は、二回目のヘドロばくだんすら間に合わずに落されてしまいますが。

基本的にこの対面は作ってはいけないので、初手などで対面した場合は挙動次第で引き推奨です。

【あまえる型】

フシギバナVSアローラキュウコン
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士

あまえる型は一転して全てのシチュエーションで勝つことができます。

ハイパーリーグは基本こなゆき型となるので、この遭遇は少ないですが勝つことができるというのは非常に重要です。

アローラキュウコンのあまえる型に勝てるという事は、すべてのあまえる族に勝てますからね。

【総評】

正確が全く分かれる結果となりました。

こなゆき型が圧倒的に多いのでフシギバナには非常に厳しいです。

ハイパーリーグはある程度お互いに耐久がある為即引きなどはせず必ず相手の技1を見てから行動を決めるようにしましょう。

ガラルマッギョ

ガラルマッギョ
フシギバナVSガラルマッギョ
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士×
1枚同士
2枚同士×

スーパーリーグ時代と同じく、ややフシギバナに有利な対面です。

環境トップの一角であるガラルマッギョに強いというのは大きな強みで、これだけでもフシギバナを採用する価値があります。

シャドウの方が安定性が低く、個人的にはノーマルフシギバナがオススメ。

また、ノーマルの0枚同士対面に関しては相手のHPが残り3となる為、ブレイクしている場合はフシギバナの勝利となります。

ただし、ガラルマッギョ担当のブレイクフシギバナは結構耐久を落とすことになる可能性があるので、その点も含めて考えて立ち回りましょう。

ズルズキン

ズルズキン
フシギバナVSズルズキン
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士

ラグラージと差別化できる点として、このズルズキンへの有利。というのがあります。

毒タイプが入っているフシギバナは基本格闘に有利となります。

ズルズキンはハイパーリーグで万能枠として戦う事ができるので、今後数が増えることが予想されますが、そんな中フシギバナがズルズキンに出られるというのはとても心強い事です。

シャドウは単純にノーマルよりも対面が悪くなります。

ちなみにシールド二枚対面は、2回ともグロウパンチに貼らされると負けます。

当然と言えば当然ですが。

ニドクイン

ニドクイン
フシギバナVSニドクイン
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士×
1枚同士××
2枚同士××

ノーマルのシールド0枚同士だけ勝てるという特異な表情をしています。

ある程度ハードプラントの性能で逆らう事ができるので、パーティによっては突っ張ってもいいでしょう。

しかし等倍対面なのにフシギバナが負ける相手が存在するというのが本当に恐怖です。

ニドクイン強すぎといった感じ。

ブルンゲル

ブルンゲル
フシギバナVSブルンゲル
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士
2枚同士

圧倒的フシギバナ大勝利。

ダメージ回転率すべてが勝ち筋。

シールド1枚差でも勝つことができ、守った際はブルンゲル自体を起点にすることもある程度可能です。

ブルンゲルもハイパーリーグにおいては苦手が少ない万能タイプではありますが、れいとうビームの性能がそこまで振るっていない為くさタイプなら圧倒的〼。

臆さずにフシギバナをぶつけていきましょう。

ブラッキー

ブラッキー
フシギバナVSブラッキー
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士
1枚同士×
2枚同士×

ハードプラントの破格の性能が生きています。

等倍でブラッキーを仕留められるポケモンは少なく、これらを見る限りはやはりフシギバナの技の組み合わせがどれほど理想的か、という処を表していると思われます。

初手で対面した場合自分から引く必要はありません。

ここも自信を持ってフシギバナを使っていくと良いでしょう。

ただし、後追いは性能的に厳しいので反応が遅れた場合はおすすめしません。

勝ってはいますが差はそこまでないという事だけは考えて行いましょう。

ファイアロー

ファイアロー
フシギバナVSファイアロー
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士××
1枚同士××
2枚同士××

フシギバナ側はヘドロばくだん2発でも足りない程の大差がある対面です。

基本的にこの対面で抗える可能性は無いので、もし遭遇したら即引きがおすすめです。

ファイアローは硬直が長く、5ターン場に留めることができるので後続の技をチャージする余裕ができるからです。

基本的にはこの対面では何も考えずにヘドロばくだんを打つしかありません。

1つ覚えておきたいのはファイアロー側がニトロチャージからやきつくすのみで突破しようとした場合、2回目のヘドロばくだんが間に合うという事です。

これはノーマルのみの特権なので覚えておきましょう。

デンチュラ

デンチュラ
フシギバナVSデンチュラ
シールド数ノーマルシャドウ
0枚同士×
1枚同士×
2枚同士×

シミュレートする前はとびかかる連打で勝ち目がないと思っていましたが、勝てるシチュエーションはちゃんとある様です。

デンチュラの耐久力がいくら低いとはいえフシギバナでもなんとかなるというのはかなり有力な情報で、実に興味深い体面となりました。

とっぱしてもとびかかるで攻撃力ダウンを受けておりその後の運用が難しい処ではありますが、デンチュラ相手にある程度ダメージが与えられるというのがそもそもの強みです。

後追いは絶対にできませんが、捨てなければいけない編成などではフシギバナをデンチュラの前に立たせてもいいでしょう。

フシギバナ最強説

フシギバナの調査では前回のラグラージよりも有力な情報が多くなりました。

こなゆき型アローラキュウコンとファイアロー以外にはそれなりに仕事をし、かつ負け対面の2匹にもある程度ダメージを与えられるヘドロばくだんを持っています。

汎用性という意味ではフシギバナに軍配が上がりそうですね。

オススメはノーマルフシギバナの安定感です。

フシギバナは強力なXL勢に対して全くポテンシャル負けをしていない事が今回判明をしたので、パーティ構築に迷っている方は是非こちらを参考にパーティを組み立てて見てくださいね。

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