シーズン8に入り飛躍的に強化された毒タイプ。
とりわけニドクインの第一線デビューはセンセーショナルで、PVP界隈を大きく賑わせています。
というわけで今回は、ニドクインが有利なハイパーリーグの対面を特集していきます。
ハイパーリーグはスーパーリーグよりもゴーストタイプの選択肢、こおりタイプの選択肢が減る為状況によってガッツリ刺さっていきそうです。
ニドクインの実力をしっかり把握しておきましょう。
ニドクインのハイパーリーグでの位置づけ
ニドクインはハイパーリーグにおいては理想SCP2601とそこそこ高い個体です。
イメージとしてはやや硬い部類に入るニョロトノより若干柔らかいといった感じ。
また、ハイパーリーグ参戦に向けてXLの飴での強化が必要となり、理想個体では182個を必要とします。
一桁順位などではLv.48の個体などもおり、そちらは216個のXLの飴を要求。
そこそこ育成が難しい分類となります。
しかし、その強さはスーパーリーグでも証明されている通り折り紙付きで、今回ようやくアローラキュウコンを止めることができる毒タイプの誕生となりました。
等倍対面のシールド1枚同士ではほぼ負ける要素の無いほど強い組み合わせとなった【どくづき+どくどくのキバ】
この2つの技で確実にTOP層に食い込むことができます。
ニドクインの対面
では早速ニドクインで取れる対面を考えていきましょう。
まずニドクインが得意なのはなんといってもフェアリータイプです。
向うからはほぼ打点が無い上にこちらは抜群で入っていくので、ほぼ不利を取られる事がありません。
スーパーリーグの様な耐久と違いハイパーリーグですので、ピクシーのサイコキネシスも余裕をもって耐えることができます。
シールド差を頑張ってつけたとしても、最終じゃんけんでニドクイン対フェアリーになった場合ほぼ勝利が確定します。
むしろハイパーリーグだからこそここまで強いと言えるでしょう。
どくどくのキバの防御ダウンが長時間効くことになる為、結果大差がつくことが多いのです。
ではそれぞれの対面を見ていきましょう。
相手側はどくどくのキバの一枚目には貼らない立ち回りでのシミュレートとなります。
また、ニドクイン・対戦相手ともにSCP1位の理想個体。
さらにシャドウニドクインの結果も考えていきます。
対アローラキュウコン
アローラキュウコンと言えばハイパーリーグのトップメタです。
何故かファイアローを後追いできるというふざけた性能で、猛威を振るっています。
しかしニドクインが強化された今、事情は若干変わってしまったようです。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | × |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
攻撃力がほぼ互角な為、後追いだと取りこぼす可能性もありますが有利対面と言えるようにはなりました。
ニドクイン側のHPを下げすぎるとシャドウでは負ける可能性も出てくる為その点は注意して運用しましょう。
基本は有利です。
というかアローラキュウコンに勝てるだけで十分強いですね。
対クレセリア
エスパータイプで本来苦手化と思われたクレセリアですが、やはり勝てます。
順当にくさむすび・ムーンフォース型としましょう。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | × |
1枚同士 | 〇 | × |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
シールド1枚同士だと、見ての通り最後のくさむすびが絶妙に間に合わない回転率です。
ニドクイン側の仕事としてはひたすらどくどくのキバを即打ちして対面を取ってしまう事。
しかもこのニドクインのHPの残り具合だと次の相手にもう一度どくどくのキバを打てる可能性すらあります。
もう一つ、念のためこちらも確認しておきましょう。
こちらは特別にくさむすび・みらいよち型です。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | × |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | 〇 |
シャドウニドクインの場合のみチャンスがある様ですね。
これは意外ですがこの型はまず出てこないと思われます。
みらいよちのダメージが六割を超えることは頭に入れておきましょう。
対ファイアロー
アローラキュウコンでも後追いできると記述しましたが、それはつまりニドクインならもっと有利になるという事です。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | × |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
シールド0枚同士で負けているのは、ブレイブバードをタイミングを見て打たれた場合とニトロチャージを連打された場合です。
また、シールド一枚同士はニトロチャージ→ブレイブバードのブラフから決められた場合は負けてしまいます。
基本的には互角と言えますが、シールドが2枚の場合ニドクイン側が対面コントロールの権利を有していると言えるでしょう。
また、ブレイブバードをチャージ後即打ちしてきた場合、守備力のダウンが早すぎる為ニドクイン側が勝利することができます。
対ブルンゲル
ブルンゲルはゴーストタイプを持っている為、一貫してニドクインの攻撃が軽減されます。
だいちのちからは等倍で通りますが、相手はチャージが早くそうそう連打できません。
というわけであきらめ気味ではあったのですが……。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | × |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | 〇 | × |
相性を貫通してシールド2枚を貼ると勝てるようですね。
最早何が何やらわかりません。
れいとうビーム型にした生というのも若干ありそうではありますが、あわ型は無いのではと考えるとアリな気がしてきます。
対ブラッキー
ブラッキー対面は等倍の相手が超SCP所持という事もあり、勝てるかどうか不安でしたが、しっかり戦えば勝てるようです。
SCP300以上の差を覆すどくづき+どくどくのキバは本当に性能オバケですね。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | 〇 |
1枚同士 | ×〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
実はシャドウニドクインが一番輝くのは対ブラッキーで、全てのシールドシチュエーションで勝つことができます。
またノーマルのシールド1枚同士の対面ですが、ブラッキーがキッチリシールドを我慢して3回目以降のどくどくのキバに張るように努めるとブラッキー側の勝ち。
そうそうにシールドを使ってしまうとブラッキー側の負けとなります。
この関係値を知った上で立ち回ると、一段好い立ち回りができるかも知れませんね。
新環境入りは確実
今回は代表的な対面を紹介しましたが。
ニドクインの新環境入りは確実です。
みずタイプやこおりタイプ、そしてはがねタイプが苦手ではありますが、全く戦えないわけではないのでニドクインを敬遠する理由にはなりません。
むしろ、カウンター族やフェアリータイプに強く、でんきは完封可能。
ドラゴンなどの等倍には基本有利で、シールド二枚があれば結構な不利対面も何とかなるという本当に強いポケモンです。
初手で出すと相手をロックするのが難しい為、できれば後続に控えさせて使う様にするとどくどくのキバの効果時間を多めに確保することができ、うまくゲームを進めることができるでしょう。
今のうちに相性補完の良いポケモンを探して使う側に回れれば連勝も夢ではないかも知れませんね。
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