真面目に仕事をするほど能力が伸びない。というのは全体的な局面からです。
社畜体質の自分が断言します。
そのまま中間管理職に出世すると非常にマズいです。
なぜまずいのか、答えは簡単です。
仕事以外を捨てて生きてきたからです。
「よくわからん!」と興味を持ってくれた方、ありがとうございます!
是非是非読んで行ってくださいね!
できれば20代前半でこれを読んでくれることを願います。
20代という体力・気力の充実期間は1回しかない。
頭脳と体の複合ピークは恐らく28歳~32歳。でも自己開発の効率が良いのは断然20代!
スポーツ選手などを見ていると完熟期というか、ピークを維持できるのは上で書いた様な年齢がおそらく理想的です。
知恵も経験も程よく蓄え、次々と仕事が舞い込んで充実して力を発揮することができるでしょう。
しかし、物事を覚えるピークというのは赤ん坊の時を皮切りに下がる一方です。
つまり30代よりも20代なんです。
若い時期に真面目に仕事に打ち込みすぎると、僅かな残業代と引き換えに、会社の兵隊としての信用とその仕事に一極集中した能力の割り振りになってしまいます。
僕自身IT業界で生きていますが、会社が変わったり、それこそ隣のチームに移れば前の仕事のやり方なんて一切通用しません。
そしてその度こう思うのです。
「あれ?一日15時間働かずに、他のスキルを身に付けていれば今楽になっていたのでは…?」と。
もう一回言います、頭にとって効率の良い時代をわずかな残業代とトレードして過ごしていたのです。
そして、次の現場で前の現場の知恵がそのまま役に立つことはありません。
必ずチューニングが必要なんです。
次、やらせられそうな仕事を、目の前の仕事に打ち込むことによって
つまり
真面目に仕事をすることによって
次の苦労を見て見ぬふりをしていませんか?
そして、いざ違う現場に立ったときに思うのです、あの時二時間早く帰って、一時間だけでも勉強に費やせば超楽になったのではないかと。
仕事の為に趣味を切り捨てた所為で、あとあと視野狭窄になる!
社畜は無趣味になった! トーク力が下がった! 生きる気力が下がった!
無趣味になると、生活の質がすさまじく下がります。
仕事によってしか、自分の居場所を見つけられなくなり、常時消耗しているのでさらに趣味が見つからなくなります。
この負のスパイラルの様な超構造に陥る前に、趣味を捨てない努力をしてください。
もちろん本気で飽きてしまったのならしょうがないのですが、何かに乗り換えましょう!
張り合いの無い人生ほど、肉体も精神も追い詰めてしまうんです。
何もないから。
無趣味は趣味を失った状態ではありません、生きる気力を失った状態です。
何かに対する責任感で生きている感じです。
もうちょっと遊んでください。
そもそも貴方が月300時間も働かなければならないのはどこか悪い構造があるからでは?
背負込み続ける必要はありません。
潰れてしまえば次の犠牲者が生まれるだけですが、
自分が潰れる前に原因を潰しにかかりましょう。
それも真面目な仕事です!
ちなみに僕はトップに食って掛かって左遷されたことがあります。
トレンドを追わないことに満足する自分は危険!
「俺は今仕事でこんなに忙しいんだ、だからトレンドをおえなくてもしょうがない!」
「むしろトレンドを知ってるあいつらは暇人だ、本気で仕事に打ち込んでない!」
この思考回路超危険ですよ?
だって自分の時間捨てる事に快感覚えてますから。
更に言うなら、情報を追うのが基本的にお金になる事です。
今は広告の上に広告が載るような社会です。
その広告を分解すると結局情報なんです。
その情報を、自らお金の種を放棄しているなんてことに、誰も気づかせてくれません。
だってその社畜状態を、クソ真面目な仕事っぷりを気に入っていたから。
断れない体質という呪いを受けてしまった!
断れない体質が本当に一番ヤバイその理由!
中間管理職になって一番ヤバイのは断れない体質のまま前線に立つことです。
何がいけないのでしょうか?
譲歩すべきでないところまで引いて、損害が自社、ひいては自分のところまで来てしまう。です。
能動的なギブと受け身のイエスはまっっっっったく意味が違うんです。
貴方は長年の真面目な勤務態度によって、仕事の断り方を忘れてしまっているんです。
本当にこれが一番危険です。利益の無いギリギリのラインまで譲歩してしまいますし、納品までのリテイクも何回でも受けてしまいます。
本当に地獄なんです。
貴方も周りも。
今からでも断り方は身に着けて下さい。
ただ優しい人は付け込まれる。だから、隙の無い人になろう。
隙の無い人というのは勿論ある程度の分野ごとの知識を広く浅く持っている人です。
話のレパートリーが増えれば、主導権を握ることができますし、ケース的におかしいと感じたら身を引くこともできます。
しかし、そういうのが身に付くのは、我慢して我慢して20代を仕事へささげた人ではありません。
好奇心旺盛に自分のペースで20代を謳歌した人なんです。
僕はそのことにおっさんになってから気づきました。
なので、必死にそれらを取り返そうとしています。
皆さんも是非、会社に肉体をささげすぎるのは一歩引いて待ってください。
勿論仕事が多岐にわたりやりがいがあって楽しいならそれもいいのですが。
仕事とプライベートのバランスを保った方が、体力を維持できますし、ストレスも無く
長期スパンで見れば確実に仕事も伸びます。
だから、真面目な人本当に気を付けて。
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