会社、学校、家…
会話の流れで、どうしても変な価値観を押し付けられたり
理不尽に怒られたけどグッと我慢したり
そんなことが本当に日常茶飯事ですよね。
今日はその負荷を数割軽くしちゃおう
という誰でも取り入れやすいスルースキルの初歩について解説していきます。
実は僕も、言葉の被弾率100%の
物理耐久無しで受けきる、ハートの持ち主なので
いつも家に帰ると「よよよ」と泣いていたりします。
そんな僕でも精神を安定させるために心がけている
取り入れやすいスルーの技術。
解り易く解説したいと思います。
今回も【周りから理不尽な物言いをされた】
というシチュエーションで、読み進めていってください。
![はむらいと](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/05/animal_usaghi_netherland_dwarf.jpg)
理不尽ってホント疲れちゃう
自分の負担減らしたいわぁ…!
スルースキルで感情を切断する
大鉄則で「相手にしない」 という 事
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/07/language-school-834138_640.jpg)
意識的に、拾いたくないと思った情報を
排除していくことで【スルー】が生まれます。
「対岸の火事」
という言葉がありますね?
向こうの岸から、自分のところまでは火が届かないので
自分には危険が及ばない
といった状態を指しています。
今回のスルースキルの捉え方として
嫌な情報に関しては、常に対岸に蹴り飛ばして捉えます。
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/08/playful-828594_640.jpg)
自分を中心に全てを捉えようとするからこそ
余計な心労を生むのです。
「全部私の所為だ!」
というのは状況的にまずありえません。
真摯に受け止める事は大切ですが
貴方の精神的なダメージを回避する為に
客観的に物事を捉える為に
まずは対岸まで物事を放り投げて捉えてください。
「気にしない」だけでは足りない
ただ、気にしない様に振舞っているだけだと
「気にしない」という
精神的な操作を、常にするようになってしまい
結局は細かい消費は避けられません。
必要なのは
「気にすることもできない環境」
を作ってみるということです。
例えばSNSには【ブロック機能】というものがありますよね?
「ブロックは逃げ」などと煽ってくる人もいますが
そもそもスルーしようとしているのですから
初っ端から選択肢は逃げの一手です。
なので気にせずブロックも選択肢に入れましょう。
「邪悪は目に入らないようにすること」
も1つの方法論です。
心は他人事にし 芯は捉えて肥料にする
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/07/5013b5fc005198b80a0b8dd258486b42_s.jpg)
いくら理不尽の応酬で
対岸に投げてしまったとはいえ
芯を捉えて居る話もあります。
「これだから若い奴には任せられないんだ!」
などと、時代錯誤に怒っている人に対しては
「ふーん、こういう人種ってまだいるんだ、年齢を意識させて煽ててやろう」
位に思っておけばいいのです。
スルースキルというのは
全てをいなすことではなく、俯瞰して【見】に入る事。
です。
あと、言われた言葉は全部いい事に置き換えましょう
「雑」=スピーディ
「のろま」=慎重
「反射的」=思考速度が速い
なんでもいいです。
そしてそれを本当にいい意味に昇華してください。
自己肯定を高めることによって
次項も再現性が高まります。
自己肯定の高め方はこちらを参考にして下さい。
精神的にゾウとアリの戦いにする
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/08/david-clode-Bj0XFTabquo-unsplash.jpg)
相手の主張は遥か高くから見下ろす
レベルの違う戦いはよく
【ゾウとアリの戦い】に例えられますね
別に蟻さんが下等生物という事ではなく
それぞれの生活環境や主食が違いすぎる為に
ゾウの方はアリに興味や脅威を持たないわけです。
ここで重要なのは
お互いに直接的な影響を与えるのは無理、だという位置関係です。
そして、話はできるだけ聞いているふりをしてあげましょう。
その際
オウム返しでOKです。
上司「つまり、お前がこういう所に普段から気を付けなければ起こらないミスなんだ」
自分「わかりました、次からは今言われたところに気を付けます!」
これで相手からしたら話を聞いていることになりますし、
次ミスが起きても、上司の教え方が悪い所為です。
この時も、選択肢を俯瞰するように見ましょう。
感情的に反抗したり
上司の矛盾点を指摘できるシーンもあるかもしれませんが
相手はアリで自分はゾウです。
わざわざ勝負する必要、無いじゃないですか。
わざわざ喧嘩してやる必要はありません。
【高さ】を作るステータスは自尊心
前段まで相手との落差、距離をつくろうと言いました。
そして落差の主軸である高さを構築するのは
自分の心。
突き詰めると自尊心なのです。
先ほども記述していますが
自己肯定感、自尊心を高め続ける為に
常に自分を小さい事も大きい事も褒めましょう。
どんな出来事でも。
![はむらいと](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/05/animal_usaghi_netherland_dwarf.jpg)
脳は誰に向かって言っているかを理解していません。
相手に言ったことも、自分に言ったことも
自分事にしてしまいます。
いい言葉を使えと
よくメンターと言われる方々がおっしゃるのはこの為です。
ちゃんと科学的根拠があるのです。
だから、最終的には
自分も他人も褒められると最高の状況になりますよ。
自分の信頼も、周りの信頼も得る事ができる様になります。
そうすると、敵はいなくなりますよね。
余裕の持ち方は生ハム原木のツイートに似ている
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/08/simon-rae-IGOBsR93I7Y-unsplash.jpg)
えすきち@flowertoman
さんのツイートで、こういった内容が話題になりました。
というか、これを書いていてぜひ紹介したくなったので
こちらに埋め込みますね。
どうでしょう?
なんかもう、全てどうでもよくなるくらい
達観していて、【こうなりたい!】
が上手くつまったツイートです。
精神的に目指すところはこれに近いかもしれません。
この雰囲気を常に脳内イメージできれば、
悟りを開くことができるかもしれません(チガウ)。
このツイートの良いところは
精神的には高みに居つつも
支柱を自分だけでなく、自分のテリトリーに置いていることであると言えます。
他人に侵されない領域に
自分の気分を良くすることができる物があるって、最高ですね。
自分を褒め続けること
自分の仕事は
自分を褒め続ける事です。
そうすることによって自尊心が育ち
ちょっとやそっとのダメージでは傷つかない心になります。
だから、自分を褒めるという作業が、今回の本当の肝なんですよね。
最後に
スルースキルは耐性ではありません
技術の一つです。
あくまで受け流しで
自身の総合的な耐久性は上がっていますが
耐久度事態は変わっていないので、そこも注意して下さいね。
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