24日週を終わった時点で日足チャートの日経平均が5・25・75日線とすべて下向きになり、完全な下降トレンドを形成してしまいました。
最終営業日の28日は前日の3.11%安から微妙にリバって26717円で着地。
しかし、前年最安値を軽々ぶち抜いてきたこともあり、上がる姿が想像できません。
短期ではダブルインバース型や、先物の空売りで様子を見るのが良さそうというのが如実に出ていますね。
この相場順張りで勝つにはどうすればいいんだ…?
恐怖指数がいまだに高い水準
指数ですらボラティリティが異常大きくなっており、ダウの2%近くの下落からの戻しや、ロシアがウクライナへの侵攻リスクから8%以上も急落させたり。
さらにナスダックは虫の息で、底でヨコヨコと各国の重要指数ですらこの軟調っぷりで、さらにVIX指数が30%前後をうろついており、恐怖が恐怖を読んでいる状況です。
直近のナスダックはれんぞくで飲泉を叩いてはデッドキャットバウンズで少し戻すといったような値動きに見られるので、まだ下げが予想されます。
しかも全部の線がデッドクロスを形成しそうになっているところも怖いです。
ただし、VIX短期先物は若干天井付近におり。
2400円付近で打ち返されて一瞬下げるのでは? と思わせるようなチャートをしています。
とはいえ相場のVIX自体は高いので。
指数の売り買いなら空売りの方がマシ?
VIX短期先物に限っては2400円で空売り、2200円で利確といった事も考えられます。
VIX先物をリスクヘッジとして1600円で変えていた人は逆に今かなり助かっている状況ですね。
ですがVIXETF自体は値段が落ちる様になっているので、ある程度値を付けたらそれ自体は売り目線の方が安定するように見えます。
もう一回指数が大陰線を付けて恐怖が40を超えない限りは。
半導体の要SOX指数も軟調
この週注目しているのは半導体各社の決算です。
28日、東京エレクトロンデバイスの決算が出まして、PTSで-350円を付けて7%弱の下落をしています。
しかしSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)自体は28日上がっていた為、一瞬のリバウンドという。
8割の恐怖と2割の希望を与えるいやらしいチャートになっています。
直近決算としては下記のような感じです。
【1.27】
- アドバンテスト 急落→急反発
- 信越化学 急落→決算前より上の暴騰
【1.28】
- 東京エレクトロンデバイス 夜間急落
- SCREENホールディングス 夜間急落
【1.31】
- レーザーテック
- JSR
【2.1】
- ローム
【2.9】
- ルネサスエレクトロ
【2.10】
- 東京エレクトロン
- SUMCO
- 日本マイクロニクス
【2.14】
- 東芝
- アルバック
- 野村マイクロ・サイエンス
この時期に決算を発表するだけで材料関係なく落ちるというのが見て取れますので、もし今半導体銘柄を持っていて直近決算あるよって人は損切か両建てか選んだ方がいいかも知れませんね。
かくいう私も持っていますが。
両建てをする目的としては最近の半導体銘柄は下げ→自律反発→下げ
みたいな動きが多いので、下げの大きい部分で空売り分を利確して、自律反発の時に持っている方の株を損切りする。
みたいな狙いです。
どの道上がる事を考えていないならここで損切りしてから売りに持ち替えるべきなんですけどねぇ。
それができないのですよ。
というわけで来週もポジションを減らす動きが個人的に良いと思います。
まず、恐怖指数が落ちないと相場落ち着かないでしょという事で、投資信託の買い増しも控えめに。
あくまで投資は自己責任ですから。
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