2022.3.7週 世界情勢不安と金利上昇でまだまだ下げそう

投資・株

金曜日にロシアからウクライナのザポリージャ原子力発電所襲撃のニュースが出て、相場は一気にざわつき、不安感の拭えないまま週末を迎えた投資家の方も多いのではないでしょうか。

同日の米雇用統計は、そこそこ予想よりも良かったもののこれといった材料もなく米国も下げ、日経先物も下落という形です。

日経先物は金曜日の日経225より115円程度下げて25,870円。

NASDAQは13,313Ptとこちらも日経程ではない物の1.66%と大幅に下落しています。

日本時間にロシアが攻撃し、それを受けて日中に日経が下げて夜間にアメリカが下げる。

その下げを食らって翌営業日にさらに日経が下がりそうという悪循環に入っています。

というわけで、何処も買い場ではないですが、今スイング目線で買ったら死ぬ理由というのを考えてみましょう。

完全にリスクオフ相場です。

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NASDAQというかテクノロジー系が買い場じゃない

というわけで、まず情勢を考える為にナスダックのチャートを見てみましょう。

週足です。

2021年に付けた超高値圏から調整を挟んで下落継続中です。

コロナショックからの上げが超鋭角で、どれだけの金融緩和が行われたかがよくわかります。

何ならもう少し低いラインに居るのが正解なくらいに見えますね。

13,500Ptとか。

ナスダックは構成にテクノロジー系が多い為、テクノロジーに影響を受けるフィラデルフィア半導体指数も拾ってきました。

こちらも週足です。

この指数は近年からの物なので、まだまだ全然参考度合いが弱いのですがナスダックの動きに連動している様に見えませんか?

重ねてみます。

上がナスダックで下が半導体指数(SOX)です。

上げ下げの機関が滅茶苦茶そっくりで、幅も似た様なモノであることが見て取れますね。

さらに悪いのはこれです。

これは日足のナスダックチャートに私なりのトレンドラインを引っ張ってみた物ですが、もうまんま見た通りに抵抗線に跳ね返されては下に行くという事を繰り返しています。

また、ロシアの国債デフォルトの懸念や3.16のFOMCなどの単純にボラティリティが上がる話題も控えています。

短期で大きく動くという事は短期で大きく損をする可能性ももっているという事なので、ここは非常に難しい相場になっていることは事実です。

ナスダックはこのトレンドラインの引き方だとどうしても12,000Pt前半までは落ちる様にしか見えないんですよね。

長期トレンドも13,000Ptの下あたりが丁度0レベルふきんなので。そこまでは調整すると思っています。

直近の下げ要因と目安ライン

直近の相場が下げる要因を整理してみましょう。

  • NASDAQを筆頭とする米国指数がまだ調整段階
  • ロシア・ウクライナの地政学リスク
  • ロシアへの経済制裁による国債のデフォルト懸念
  • 穀物・原油高における商社以外の会社への原価ダメージ
  • 3.16FOMCによる金利動向
  • アメリカ消費者物価指数
  • 米国債の逆イールド形成

これらはほぼ下げ要因であり、3年・5年単位では問題無いとしても数カ月単位では非常にリスクの高いファクターです。

現在配当直前で海運三社も高値を取ってきましたが、いつダダッと崩れだすかはわかりません。

好調なセクターですら、国内の事情に左右されてしまいます。

年初に上げていた銀行などのバリュー株も最近はちょっと落ち気味です。

そんな感じで私は日経に関しては高値を200~300円ずつ切り崩して24500円前後までは下降してくるのではと考えています。

出典:かぶたん

それでも下げの勢いが強すぎる為、月曜日か火曜日に一旦26000円を付けたら暫くまた下落に入るかもしれません。

ただのチャートとして見れば最低26500円までは戻しそうに見えますが、金曜日深夜の先物の下げが重すぎるのが懸念ですね。

土日で大きなニュースは出なかったので、窓開け寄り底の480円ほどリバウンドが個人的な読みとなります。できれば26150円程度までは戻してほしい。

そんな私は最近殆ど日経ダブル系のETFしか売買していません。1~3日以内に手放す散弾であれば、下げ相場でも上げ相場でも自分なりのレンジを付けて買っていけるからですね。

個別株は正直コモディティ以外は非常に厳しいと考えています。

買えない

投資信託にお金を突っ込んで三年チャートを見ない。とするのであれば今買うのも無しではないです

しかしここから更に指数が15%程度下落する可能性も否定しきれていないので、今は買うべきではないと私は思います。

例えば投資信託のような商品は「同じ値段であればいつ買っても同じ」と一瞬思ってしまいますが、実際には指数自体が挙げたり下げたりでヨコヨコした場合、投資信託の勝ちは若干ずつ目減りしていきます。

2022年は昨年末の段階から株式相場の鈍化と言われていた年であり、どうせ同じような値段で買うなら前半に買うより後半に買った方がわずかに勝率が上がります。

さらに紹介した様に全体が下げトレンドですので現在の位置よりも下がる説濃厚となれば、いま積み立て以外で買いこむのは危険と判断しています、

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