スーパーリーグリミックスではかなりの種戦力が出禁を食らっている為、対戦カードがかなり偏る可能性があります。
今回はその中でも現在マークの薄い毒タイプについて少し触れていきます。
毒タイプ全般の強みとしては下記の通り。
- 今回のトップメタであるタチフサグマに強い
- タチフサグマの対応策であるフェアリーに強い
- 途中で数を増やしそうなウツボットに強い
- 役割破壊技を持っている事が多い
では早速どくタイプの採用を検討していきましょう。
ニドクイン
どくづきとどくどくのキバだけで環境上位に躍り出た女王。
格闘タイプに強く、カイリキーの技を封殺。
あまえる族を許さず、バルジーナとも殴り合うポテンシャルを秘めています。
使用上の利点としては下記の通り。
- 等倍であればあと投げでも大体のポケモンに有利
- 今回のレギュレーションで、みずとじめんが極端に少ない
- 強靭・無敵・最強!
正直ストレートに強くてあまり書くことがありません。
天敵はユキメノコとなりますが、どくどくのキバがある以上仕事0で退場することが無いのが本当に頼もしいです。
苦手なレジスチルすら、だいちのちからやじしんで追い詰められる可能性がある為、対戦相手もシールドの使用処に悩む事でしょう。
アリアドス
驚異の最速回転率を誇る毒グモちゃん。
- どくばり+クロスポイズンが速すぎる
- どくばり+とびかかるも速すぎる
- 何気にどく+むしタイプの耐性が優秀
得意ポケモンで積めるだけ積んで、後続にとびかかるを打って退場という相手にとっては悪夢のような仕事ができるアリアドス。
クロスポイズンは暗黒兵器つじぎりと同じ性能になったというのも良い処で、とにかく技回数に相手がビビってシールドを貼ってしまいがちです。
殆どどんなポケモンにも何かしらの爪痕を残すことができる為、ニドクインと並んで毒タイプの中の万能枠として採用候補に挙がるでしょう。
スピアー
今回、毒タイプの中でもかなり特殊な立ち位置に居るのがスピアーです。
強みとしては下記の様な感じ。
- フェアリー・かくとうにガン刺さりする性能
- はがね・ほのおタイプに効率の良いドリルライナーが打てる
- どくギミックを作る時にエスパーを釣り出し、かつ反撃のシザークロスが打てる
アリアドスと同様にむし・どくなので弱点は多いですが、ニドクインと同様に鋼に打点がある点。
そして、エスパーにも打点がある点が大きな違いです。
つまり、強技となったどくづきに加えてタイプ一致の役割破壊技一つと、高効率の役割破壊技を合わせて持っている点が強いのです。
当然この組み合わせではひこうタイプに対しては無力になってしまいますが、それを差し引いたとしてもスピアーがぶっ刺さっているターンは必ず訪れるでしょう。
ゴルバット
どくどくのキバが強化されたことで、活躍の場が増えそうなゴルバット。
かくとう・くさポケモンに非常に強く出ることができ、フェアリーも当然見ることができる為、シールドを一枚持たせるだけでかなりの範囲の仕事をこなせます。
強みとしては下記。
- カウンターに二重耐性・草に技に二重耐性
- ニドクインと同じくどくどくのキバのチャージが10ターンで完了
- 実はバルジーナに勝てる(後追い不可)
- 実はブルンゲルにも勝てる(ブラフは無理)
- 万能選択肢としておんがえしの威力がそこそこヤバい
同時着地ならバルジーナに勝てるんですよね。
ホンマか??
でんきやいわ技には弱いですが、そのほかはほぼ互角以上に立ち回る事ができるのが強みです。
ちなみにみらいよちの無いサイコカッター・クレセリアなどにも勝つことができ、単純なSCPの強さ以上にどくどくのキバが仕事をしてくれている事が解ります。
今回のリーグではシャドウではなくノーマル推奨です。
ドククラゲ
みず・どくタイプのドククラゲ、通常技がどくづきという事もあり、どちらかというと毒タイプの即面が大きいです。
ハリーセンと同じ複合タイプですが、水の特色を強くするのか、毒の特色を強くするのかといった違いがあります。
- どくづき・アシッドボムのメインウェポンが強化済みで強い
- レジスチルのゲージ技がどちらもいまひとつ
- シャドウクチートに全シチュエーションで有利
- ハイドロポンプでじめんタイプへの役割破壊が可能
トップメタやトップメタをメタる為のシャドウクチートなど、誰が来ても戦えるという点が素晴らしく、今回のレギュレーションでは非常に汎用性が高いです。
このレギュレーションではほのおタイプを止められるポケモンもそこまで多くない為、みずタイプ自体に利点があり、活躍が期待されます。
まだまだ居る毒タイプ
どくポケモンは意外と数が多く、ポケモンGOでもそこそこ強いと思われるものがまだまだ居ます。
基本的には耐久力があまりないイメージですが環境トップであるレジスチルやタチフサグマなどの通常技ではどくポケモンを削り切れない点も魅力的です。
どくタイプを複数入れる場合レジスチルやブルンゲルへの対策は必須となりますが、逆にその辺りの問題を解決できれば、積極的に採用しても良いという事になります。
また、どくどくのキバの利点をフルに活用する為どうしてもどくポケモンにシールドを使いがちになります、その場合は耐久力の高いポケモンと組ませて、シールドの使用数をパーティ内で調節できるようにしましょう。
ポケモンずかんなどの公式でも検索できるので、興味が湧いた人は検索機能を見て思い出してみてください。
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