はい、毎回発生します。
特殊リーグが開催されるたびに。
「クチートが強いのではないか?」という妄想が。
というわけで今回のスーパーリミックス環境でクチートが通用するのかどうかを確かめていきましょう。
クチートの役割
クチートの役割は基本三色キバを用いて環境に合わせてそれらのキラータイプとして運用される事。
ただ『ほのおのキバ』以外のまともな考察は見たことがありませんが……。
こおりのキバが必要であれば、ほかのフェアリータイプで良く。
かみなりのキバが必要であれば、本職の電気タイプの方が都合が良い場合が多く。
となると、はがねやフェアリーなのにほのおタイプが打てるという事が利点になってくるのです。
故にほのおのキバ型しか見ないというわけ。
そんな炎牙クチートが持てる今回の役割は結構重要です。
- レジスチル
- バルジーナ
- ユキメノコ
- ユキノオー
- あまえる族への対応
- その他虫・草タイプの迎撃
環境の1/3程度にはキッチリ有利になりそうな強さです。
そう聞くと「え、クチート入れれば勝てるじゃん」と思われるかもしれませんが、それがそうでもありません。
クチートは火力の高いポケモンではありますが、それはあくまでグロウパンチを含んでの物です。
つまり、クチートを最大限運用する為にはシールド2枚使いが必須となってくるのです。
クチートの弱点
実はクチートは弱点が多く、それがネックで使われていないというのも多々あります。
- 技1が性能の悪いキバ系
- 技2の選択肢が少なく、タイプ一致技も性能の悪い技になっている
- シールド必須の技構成
- 環境に一定数あるじめん技が弱点
- フェアリータイプの恩恵が少なく、格闘タイプを追えない
強い技配布が増えてきた通常のGBLでは、キバ系は性能が悪すぎてついていけていないのです。
つまり技やSCPで対抗するのは無理なので、与えられたタイプを駆使して戦うしかないというわけ。
タイプ的には非常に珍しいのでそこに着目すればまだまだ役割はあるかもしれませんが……ん。
ちなみにはがねとフェアリーの複合は珍しく、クチート以外にはクレッフィ・マギアナ・ザシアンしかいません。
他の炎タイプとの差別化は?
主な攻撃対象が結局の炎タイプの延長となる為、他のほのおタイプとの差別化を図らなければいけません。
だって、ポワルンやキュウコンの方が技発動が早いですからね。
それらを考えると根本的な違いはとしては下記の様な感じ。
- タチフサグマへのグロウパンチ
- どくタイプへの耐性
- ドラゴンタイプへの三重耐性
- いわタイプへの耐性
つまり、運用目的としてはタイプ相性を利用した耐久性の向上が挙げられます。
ほのおタイプは弱点もそこそこありますがクチートは耐性11個に対して弱点が2個しかありません。
このタイプの優秀さがクチート独自の強みとなります。
その他のほのおタイプ
ここでクチートのライバルとなるほのおタイプについて考えていきましょう。
ポワルン(たいようの姿)
編成を考える時に、ポワルン系への思考は欠かせません。
何故なら、それぞれが最強技の1つであるウェザーボールを所持しているから。
SCPがキュウコンより高いのが炎ポワルンの特徴ですが、高SCPを運用にするにはちょっとXLの飴が必要な点。
そして厳選難易度が高いというのが特徴です。
キュウコン
ポワルンとほぼ同じ性能を誇るキュウコン。
技も諸被りしており、どちらを使うかは好みといった感じ。
一応キュウコン側の利点としては下記。
- 技1にほのおのうずを選択できる
- 技2にサイコショックを選択できる
- ポワルンよりコストが節約できる
- シャドウ実装済みの為選択幅が広い
- ふつくしい
ですので、うん。
普通に炎枠使うならキュウコンで良いですね。
ポワルンと同じくソーラービームも打てるし。
ワンチャンナマズンなどは一発ですよ。
143%らしいですよ。おそろしい。
シシコ
ゴーストにめっぽう強いこれまた特殊リーグの未仕事を与えられるポケモン。
ノーマル・ほのおという貴重なタイプで、独自の役割を展開しています。
基本的にやることはクチートと変わらないですが、かみくだくを持っている為ゴーストやエスパータイプに対しても強く打って出ることができます。
通常リーグではなかなかお目にかかる機会がありませんが、特殊リーグではいつものように引っ張りだこです。
通常スーパーリーグの主力のラグラージやマリルリが減るだけでも、シシコにとっては追い風ですからね。
そして、ここぞという時にはがねやこおりが流行るので、シシコにお呼びがかかるわけです。
ほのお枠は奥が深い
というわけでクチートを筆頭としたほのお枠全般の特集でした。
クチートが強いなと思いましたが、やはりシシコやキュウコンも強いです。
基本的な役割は同じで、それに付随する何かをパーティで補填したい時タイプ相性やその他の役割をしっかり考えて運用してあげるようにしましょう。
そうすればきっとうまく活用できる様になりますよ。
基本になりますが、オススメはやはりみずタイプと組ませることですね。
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