スペインで『また』修復画の失敗による被害報告が出る絶望

雑学・ニュース・面白

また、出たらしいです。

修復失敗の美術品が出ました。スペインで。

今回の作品の制作者ムリーリョは400年前、17世紀のスペインを代表する芸術家。

そして、不幸中の幸いというか今回はその複製画に対する修復失敗だったので、ある意味ネタで済みましたが。

いや、これが結構頻発するってんだから、ちょっとびっくりしてしまったというわけです。

今回の概要をズラッと見ていきましょう。

スポンサーリンク

また失敗の修復

画像引用元:Livedoornews

芸術界隈には非常にショッキングなニュースです。

芸術作品の素人修復による失敗という、いつか聞いたようなニュースで頭痛が収まりません。

今回の騒動の経緯はこう。

  1. 個人所有のムリーリョの作品「The Immaculate Conception of Los Venerables」の複製画修復を依頼。
  2. 依頼相手が家具修復業者だった。
  3. 1200ユーロ(約14万5000円)にて発注。
  4. 一度目の修正で謎の絵に。
  5. 依頼主が切れて再修正を依頼。
  6. 二度目の修正でどっかのおばさんになった。

というわけです。

いや、書いててよくわからないですね。

唯一の救いはオリジナルじゃなくて複製画だったという処ぐらいで。

後はツッコミしかない。

安い依頼料。

専門外業者への発注。

おお……。スペイン大丈夫か。

闇の人格
闇の人格

見ててクラクラするわね……。

ちなみに原文に近いニュースソースはコチラ

修復失敗と言えばキリストのフレスコ画

以前あったフレスコ画の修復失敗と言えばこれ。

「酷すぎるキリストのフレスコ画修復」のおばあちゃん、実は絵が激うまだったことが判明!地元で個展開催 - NAVER まとめ
2012年に話題となった「酷すぎる修復が行われたキリスト像」。その修復をしたおばあさん、絵が糞下手というイメージがついてしまっていたが、実は激うまだった。

教会に出入りしていた一般人のおばあちゃんが、経年劣化していくキリストの絵を不憫に思い、修復を始めたというやつ。

出入りする人たちも『専門の業者だと思って』誰も特に止めようとしなかった。

というのだから非常に興味深いです。

いや、誰か気付けよ……。

『よくある』らしい

悩む男性

記事中には恐ろしい事が書いてあるのと、文化遺産保護修復学校の享受の怒りのコメントが載っています。

「私はこの男、または彼らが『修復者』と呼ばれるべきではないと考えています。正直に言いましょう。彼らはヘタクソで芸術作品を台無しにします」

引用:ライブドアニュース

そりゃそうだろうという処です。

なぜこんな事態が度々発生している様に見えるのか……。

「医師ではないのに他の人に手術をすることを認められている人、あるいは薬剤師の資格を持たずに薬を販売できる人を想像できますか?それとも、建築家以外の人が建物を建てることが許可されているのでしょうか?」

引用:ライブドアニュース

この、専門家でない人がその領域で作業をするというのは恐ろしい表現ですよね。

また、スペイン保守修復専門家協会のバレンシア支部副会長のマリア・ボルハ氏は、「残念ながら、このような事例はあなたが思っている以上に一般的です」と指摘。

引用:ライブドアニュース

拡散されない失敗例も多く、たまたまインターネットで拡散された時だけ目に留まるとの事。

それはそうだけど、隠れた事例が沢山あるとの示唆は本当に恐ろしいの一言です。

やめて、素人修復やめて……。

Twitterの反応

素人による絵画修復の失敗

当たり前のお話し… せっかくのアートが台無し

またしてもスペインで修復失敗、、、あのキリストのフレスコ画再び、、、

家具の修理屋なのに14万5千円程度で美術品まで修復させられて、しかもリテイクまで出された上、依頼した奴が悪いのに「資格のないヘタクソが美術品を台無しにした」とまで言われててかわいそう。

依頼する方も依頼する方だ。

巨匠ムリーリョの代表作『無原罪の御宿り』がスペインで修復されましたが、ご覧の有様になってしまったようです。一度では納得がいかなかったので、二度修復した模様

またスペインで修復が起こした悲劇が…今度はムリリョの複製画の修復に失敗したよう。流石にムリリョの真作の修復では起こり得ないがそれなりの価値があるものでも無茶な修復でここまで酷い有様に…。

アート修復の規制のニュースで、例のキリスト象然り、どうしても失敗例ばかり話題になってしまうが、一流の修復士にかかれば、400年以上前の絵画も、こんな鮮やかに復活するという事ももっと知られてほしい

個人的な感想

疑問

個人的には、今回の様に業者として発注されてしまった場合、できないならできないと断って欲しいです。

依頼主が何か高圧的だったのか、修繕依頼費というお金を取ってしまったのか、はたまた何かの使命感に導かれたのか。

真偽は定かではありませんが、個人的には他人の作品を上書きする行為自体が作品への冒涜だと思っているので、非常に悲しい事件で下。

それは作品の良し悪しに限らずです。

依頼する方もちょっとは分かれよと言いたい。

御城や文化財はある程度修繕を前提に守られているところがあるので、時代時代の職人の考え方が反映されるのは我慢できます。

しかし、作品一点として存在している場合はやはり劣化もそれとして受け入れる、

もしくは修復師に保存を依頼するなどしてほしいものですね。