翻訳ツールDeepLをご存じですか?
日本語独特の表現もそれっぽく、的確に英訳してくれる。
また、逆に機械翻訳の癖を少なく日本語に直してくれる万能の翻訳ツールです。
とにかくその翻訳の評点は見事というほかなく、実際の使い心地が抜群なので今回ここで紹介するに至ったわけです。
DeepLとは?
DeepLは機械翻訳によるWEBサービスで、誰でも使う事ができる便利な翻訳サイトです。
我々が使うWEB上には複数の翻訳サイトが存在し、その中でも最も有名なのはGoogle翻訳。
しかし、Google翻訳は機械っぽさが残ると言われるような翻訳で、イマイチしっくりこないという意見も多いです。
そこで翻訳精度が良いと言われているのが今回紹介するDeepLというわけです。
普段何気なく使っているWEB上での翻訳ですが、精度が良い方がもちろん意味が通りやすく、読み物もスイスイ進みます。
是非あなたも今回紹介するDeepLを使った翻訳を楽しんでください。
きっと他の翻訳サイトの機械翻訳よりも、満足のいく結果が得られると思いますよ。
次の項目からはGoogle翻訳との比較を見ていきましょう。
DeepLとGoogle翻訳の比較
というわけで、早速ですがGoogle翻訳とDeepLの翻訳をを対決させてみましょう。
対決させるにあたってちょっと意地悪な表現を混ぜてみました。
翻訳させてみた文章は下記の6通り。
できるだけ口語っぽい物で、翻訳し辛そうなものを選んでみました。
結構イジワルかな?
特に後半3つがどうなるのかが、見どころであると思っています。
『やべぇ』の英訳
左がDeepL、右がGoogle翻訳です。
Google翻訳が『Yabe』と翻訳を放棄しているのに対し、DeepLは『Oh,man!』とよく聞く表現を的確に出してきてくれました。
しかも、その他の候補『Holy,shit!』『Yikes』『Oh my God!』など意味を的確にとらえている印象があります。
早速DeepLの圧勝といったところか。
『クソ眠い』の英訳
クソ眠いというガラの悪い言い方を、機械翻訳でどこまで訳せるのか、純粋に疑問だったので選出しました。
このクソというのが、とてもなのかうんこなのかそういったところが見どころですね。
早速見ていきます。
なんと、双方とも『ファッキン』の文字が入り、同等の翻訳をするという結果に!
同等ということは、候補を選出するDeepLの勝ちという事で、これは強すぎる……。
クソはファッキンなのですね。うむうむ。
『萌えるわ』の英訳
萌えは現代としては定着後、むしろやや古くなった言葉ですが、好きとか尊いといったニュアンスです。
英訳に対しては不適切な気もしますが、コレはどうなるでしょうか。
DeepLが『I’m sprouting.』と訳しているのに対し、Googleには『Moe』の文字が。
sproutingは芽生えるなどの意味なので、純粋に萌ゆるという翻訳をしていますね。
これはGoogle翻訳の勝ちか?!
と思われましたが、なんとDeepL側もその他の候補の処に『Moe』が!
やりおる…。
ちなみにもう一つの候補の『moan』は呻き声。
どっから出てきた……。
『アンタ、嘘つきだねぇ』の英訳
嘘喰いの主人公、班目獏の決め台詞。
作中でも印象的なシーンにカリッと使われるこのセリフを3種類おいてみましたが、どの様になるでしょうか。
というか3つ目、訳せるのか?
ああっ!
惜しい、やはりGoogle翻訳が3つ目でこけてしまった!
っていうか3つ目についてくるDeepLがむしろヤバい気がしています。
激ヤバです。
『Oh,man!』です。
これがDeepLの実力か、こういう処でキッチリ突き放していくのが強いですね。
ちなみに、その他の翻訳候補はこんな感じでした。
なんとここでもファッキンしてますね。
色々言い回しがあって面白いです。
こんな翻訳ができるなんて、DeepLちゃん、キモ冴えてるね。
翻訳対決の総括
というわけで最終結果はコチラ。
やはり全体的にDeepLの方が、意に沿った翻訳をしてくれている印象があります。
これだけ的確に訳してくれると、DeepLだけでも通常のやり取りだけなら何とかなりそう。という気にさせてくれますね。
今回はDeepL無料版の紹介という事で、この翻訳がどれだけ優れているかの紹介となりました。
無料版でもそこそこ機能が充実している上に、上位の有料版もあるので、翻訳に困った時は是非試してみてくださいね。
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