新人教育で一番重要なのはズバリ
早めに担当させられる項目を作ってあげる事!
これがあれば、最低1種類は仕事をパスできる様になりますからね
つまり、始めはどこか一種類に特化させて
強制的に使える人間に成長させる
のです。
ではその一点突破の力を身に着けさせるにはどうするか
今回のテーマは
そのやり方について書いていきます!
それはズバリ、模倣での最短学習です!
全ての近道はモノマネから始まる
成長の一番の近道は模倣です。
絵描きも
プログラマーも
工芸も
全て自分が師と仰ぐモノの模倣から始まります。
ちなみに『学ぶ』の原型は『真似ぶ』
真似る事を学ぶと言っていたんです。
ゴールを提示して能力開発を迷わない様にする
新人教育においてゴール設定は最も重要な項目です。
新人が能力を伸ばせない原因はズバリ
どこを伸ばしていいのかがわからないから
ここさえしっかり抑えれば
土の能力が必要かについても気を配ることができます。
つまり、何かを作る仕事であれば
2.3先のレベルのクリエイティブを見せたあと
更に上の完成形を見せたりすることがとても有効です。
ただし、最高峰のレベルを見せる時期は考えましょう。
あんまりレベル差がありすぎると
いきなり挫折の原因になります。
センスのいいものを作れるようになる!
ではとても方向性が曖昧ですが
鳥山明の様なスッキリとした表現を習得する
であればやる事の明確性はは先ほどと雲泥の差となります。
もちろん上を見るときりがないので、結局超大変です。
完成と失敗を繰り返させる
模倣の段階その2としては
完成と失敗を繰り返させることにあります。
これは
『達成した、やり遂げた』
と脳に刷り込むことによって、
『この仕事は完遂できるものだ』
と学習させる為です。
さらに、この仕事はここまでやり遂げれば一応完成・完遂となる
という線引きを確かめる事が出来ます。
先に目標を明確にしろ、ゴールを明確にしろ
と書きましたが
この段階は
ゴールした事を明確にする
という段階です。
書類を作っているなら
この要素が入っていて
凡そページに収まっていれば
まぁまぁ最低限の資料としては形になったよ。
ということですね。
もちろん
簡単に100点を与えてはいけません。
もっといい方法がある、もっと違うやり方がある
別ルートでもやってみろ。
と創意工夫を教えていくのが基本です。
ちなみに失敗の山だけを築き続けると
その時点で失敗を恐れて何もできない
もしくは
失敗しても何も感じない使い道のない能力に固定されてしまう為
絶対に失敗を連続させることは避けてください!
質問は1拍考えてから実行させる!
質問回数を制限する話は前にもしました。
疑問が湧くというのはとても良い事ですが
それを質問していいかは一旦考える方が効果が高いという事です。
なので、質問を制限することを先に宣言しましょう
例えば
1日の教育係への質問の数は4回まで
などです
制限する
第一のメリットとしては調べる癖がつきます
調べる癖がつくと、低~中レベルの内容は独力で解決できる様になります。
独力で解決できると自信にもなり、多少の無茶ぶりも許容範囲となります。
第二のメリットとして
教育係の時間が浮くことです。
これは、全体を統括して他の業務もこなしていることが多い
教育係には大変ありがたいパターンです。
逆に、いつまでも
『う~ん、う~ん』
と悩むタイプには
早めに救いの手を差し伸べてあげましょう。
時間の無駄です。
そういう場合は得てして
考えるふりをした自分に騙されて、思考は1mmも動いていないです。
なので、止まった思考をさっさと動かしてあげましょう。
ここで言いたいのは、
考える事を止めるな、という事ですね。
メモ帳に二重線の山を築かせろ!
最後に、仕上げの段階です。
疑問はガシガシ書き出させましょう。
できればメモ帳に直書きが良いです。
手書きのメモが脳の活性化につながるのは、昨今叫ばれているとても重要な要素です
何かを書き残すという行為は脳に興奮を与えることが、脳イメージングを使った研究からも明らかになっています。
参考リンク
手に刺激を残すことが非常に有効な手段となるのです。
そして、疑問を可視化することで
今自分が何で躓いているかを自覚し
解決すべき問題を明文化できます。
そして、それを解決した時に二重線を引かせて
潰すのです。
つまり、完遂です。
これが成功体験となり
メモ帳を見返した時に大きな自信となって
心と能力の飛躍に繋がります。
実は新人教育って
全て自分のレベルアップに応用できるっていう
最高のリターンがあるんですよね。
新人に教えるという事は
知らない人に技を教えていくという事
次は、自分が知らない事に挑戦する時の大きな指標になるんです。
個のリターンが美味しくて
新人教育って辞められない側面があるんですよね。
新人教育をガンガンやっていきましょう!
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