今回は複数案件抱える人が仕事をやっている風に見せる連絡についてです。
前回の記事では即レスの話をしていますが時間解釈の応用編ですね。
時間を決め打ちして活動し、仕事の交通渋滞を整理していきましょう。
今はできなくてもきっと3ヵ月後にはできる様になるはず
何故かって?
今宣言してるからね!
![はむらいと](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/05/animal_usaghi_netherland_dwarf.jpg)
さぁ、追い込め追い込め!
その刺激こそ自信の成長になるぞ!
これらと合わせてこちらの記事もオススメします
以前書いたものです
相手を安心させる【時間】の宣言と不安にさせる【時間】の無い宣言
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/06/5a51d187810c536a8949ec23a4e9c666_s.jpg)
【午前中】という表現を避けるべき理由
午前中の表現というのはケース的にこの様な感じでよく使われます
「明日、午前中に納品いたします!」
「明日、午前中にお戻しいたします!」
いやいやまってまって
明日の午前中に納品ってことは
チェックして差し戻したら14時超える可能性があるじゃん
明日の午前中に戻すってことは
そっから修正作業発生するやん
という、なんだかやる前からヤバい雰囲気しか漂わない感じになるからです。
午前中という表現が何故良くないのか
いくつか理由があります
・そもそも朝一に動く気がなくなっている
・他人のお昼の時間をずらしてしまう
・つまり、ギリギリまで返答時間を引っ張りたい
・朝一は絶対に間に合わないと決めつけている
・発信側の都合ばかりの特に意味の無い区切りの設定
ということです。
こんなことばかりしていては、せっかく積んできた信用貯蓄も
ガラガラと自ら崩すことになってしまいます。
夕方ではなく17時と明確に宣言する
この手の言い方で
特に範囲が広いのが【夕方】です。
大体の人が連想する夕方は
16:00~18:30程度ですが
会社によっては業務受付時間を終了しており
【実質明日】
となってしまう事も少なくありません。
【夕方】の期待値は
待っている方には
16:00に聞こえ
発信側には
19:00になる前
という甘えが見て取れます。
必ず細かい時間を宣言しましょう
翌朝という魔の手
翌朝までってメチャクチャ長いですよね。
特に納品の場合は
実質「一晩作業時間をくれ」と言っているようなものです。
これ、1回、2回程度なら許されますが
毎度使うとどうなるでしょう?
あいても、もしかしたらその夜を起点に活動しようとしていたかも知れません。
一日の終わりはどんなに遅くても仕事上は22:00です
それ以降は全部明日。
朝までに答えや納品を置いておけばいいという甘えは通用しません!
厳しく自身の仕事を律していきましょう。
時間を宣言すると相手も判断を正しくできる
さて、前述までは時間の曖昧な表現について書いてきましたが
今度は時間を明確にすることで得られるメリットを記述していきます。
![](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/06/a80a10124c297d6cb2ffc54208e129a7_s.jpg)
やる やらないの取り組みすら見直せる
例えばどうしても17時に受け取りたい納品を
作業側が18時と言ってきた場合
待っている方はそもそもの日程をずらして
他の個所でリカバリーをする
という選択肢を取る事もできます。
逆に、間に合うとわかってしまえば、当初の計画通り進行を行いたい為
余計な小言もいってきません。
これは、時間を宣言する側も
時間の宣言をされる側も非常にメリットのあるやり取りであると言えます。
時には圧力もかかる
とはいえ
見積もり時間がいつもクライアント側の要求を満たしているわけではありません。
「え?そんなに時間かかるの?いついつまでにやってよ!」
こういったオーダーが日常茶飯事なのも事実なのです。
しかし
圧力自体にもメリットがあります
圧力をかけたクライアント側は
受け手側の実力を推しはかる事が出来
圧力をかけられた制作側は
なんとか時間に間に合わないかと、新しい試行錯誤を重ねる為です
もちろん悪い方向に転がってしまう事もありますが
時間の認識をお互いの中で深める事が出来ます。
![はむらいと](https://hamwrite.com/wp-content/uploads/2019/05/animal_usaghi_netherland_dwarf.jpg)
時間が一番高いってよく見るからね。
人間はぼんやりした情報を判断することが苦手
ぼんやりした情報に命を吹き込む
ぼんやりとした情報は
相手の判断力どころか自分の判断力も緩み切ったゴムの如く台無しにします。
これを防ぐ為には
上で語ってきた通り細かく時間宣言を共有していく事が大切です。
これくらいのニュアンスで伝わるだろう
というのは、仕事上最も持ち合わせてはいけない心です。
ハッキリと伝わりませんし、心象も悪くなります。
積極的な時間宣言で道が開けた
私はこうして時間を宣言するようになってから
相手からの助けたいという心を感じる様になりました。
いままでは保険の為に
【夕方】宣言をしていたのですが
明確に17;00と区切ることによって
こちらが間に合わせようと努力していることを相手が感じ取ってくれた
為です。
なので、実際に間に合わなくても(勿論間に合っているに越したことはないですが)
クライアントが肝要に接してくれる様になりました。
それまでは【夕方】
と宣言すると16:30には
「まだですか?」
と来ていたものが
余計な間のやり取りも減ったのです。
何度も言いますが
時間の情報、共通認識を持つことで、お互いに不安要素が一つ減り
ストレスが減り
余計な横やりが減るのです。
これほど簡単なことなのに、仕事が超快適になる時間宣言。
皆さんも積極的に取り入れていきましょう。
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