マイナンバー制度運転免許証や口座・スマホと一体化検討 

雑学・ニュース・面白

2020年6月23日付で、マイナンバー制度を活用し本格的に行政がデジタル化を進めていく方針が発表。

この日は、促進をするワーキンググループの初会合となり、公式に大きな動きとなりました。

年内に今後の一体化に向けての工程表を発表するとしたうえで、今後の方針を展開していきます。

マイナンバーカードと一体化される物には一体どんなものが上がっているのでしょうか。

関連記事 マイナポイントって何? マイナンバーカードと25%還元の内容

スポンサーリンク

マイナンバーカードと一体化検討に上がっている物

悩む男性

今回マイナンバーに紐づけられる物は、銀行口座から資格まで幅広く検討が入っています。

マイナンバーの普及と行政の効率化、デジタル促進を目指す為あらゆる方向性が検討されています。

一体化される中で、運転免許証などの公的な資格も極論スマホに連動してしまえばいいなど、結局マイナンバーに紐づけるならという前提で検討されている内容もあります。

まず、普及率が目下の問題として上がっているマイナンバーカードですが、カード自体の普及策として持ち上がっている主要項目を下記の通り発表しています。

(1)運転免許証などさまざまな国家資格証をカードと一体化させ、デジタル化を進める。外国人の在留カードとの一体化も図る(具体的な仕組みは今後検討)。

(2)マイナンバーカードの機能をスマートフォンと連携させて、一体化を図る。

(3)子どもたちへの普及を進めるために、学校での健康診断結果や学習記録のデータ管理など、教育現場での活用を図る。

(4)すでに2021年3月末からカードを健康保険証として利用できるようにすることが決まっているが、ほかにもさまざまな用途を拡大して、行政のオンライン化を進める。

(5)自治体ごとにまちまちだったカードの規格を標準化する。システムの不具合を解消するため、カードを管理する地方公共団体情報システム機構の体制を強化する。

引用元:J-CASTニュース

外国人在留カードや保険証の代わりにもなるというのは、凄い内容ですね。

要するに個人を表すありとあらゆる情報は、もう一元化してしまおうという動きが出ています。

マイナンバー一体化政策に世間の声は

否定

世間の声は「楽じゃないか!」という楽観的な声、肯定的な声と。

「セキュリティ面で心配」「番号だけで管理されるのはなんか屈辱」という否定的な意見があります。

報道では否定的な意見が多いとされていますが、実際にどうなんでしょうね?

マイナンバーの銀行口座紐付け、で病院職員が『国に秘密を握られてるって怖くないですか?』と。

内容を入力してください。また余計なことを。誰の利便性が高まるの?マイナンバーとスマホ、連携を検討

来たぞ監視社会。マイナンバーは奴隷の数字。

否定意見ばっかりですね。

曰く、我々は奴隷にされるだとか。

生まれてから死ぬまで国に管理されるとか。

ふむ……。

今とそんなに変わらなくない??

というのは個人的な意見ですが、逆にそんなに世間に対して隠すほど個人情報や口座が重要なのかというのは疑問です。

確かに一個にまとめてしまうと、破られた時に一気に漏洩リスクが高まるという懸念があります。

しかし、やれ「政府が監視社会を敷こうとしている」だとか「この国は破滅へ向かっている」だとか言っている人たちの言も中々にぶっ飛んでいるなと。

だって、監視社会にしたければ黙って進めればいいのですからね。

監視社会になったとして、監視が面白くないと監視する方がタダ疲れるだけですよねぇ。

某新聞社系列はモロにこの陰謀論を推していて、どうしても普及されたくないようです。

むしろ不正などが一発で追えるようになり、不正入国などは取り締まりやすくなる気がします。

9月にはマイナポイントも始まる

お金

そんなマイナンバーカード関連ですが、2020年9月にはマイナポイントが始まります。

これもマイナンバーカード普及政策の一環で、条件を満たすと最大5000円がポイントとして戻ってくるという物。

マイナンバーカードの一体化に関してはデジタル化を進める一方で、コロナウィルス時の給付金遅延に対する画期的措置だとする考えもあります。

口座と個人が紐づいていれば、給付手続きも短縮できるでしょうからね。

しかし、ここに漏洩リスクで先程の様な批判が出ています。

そんな口座やスマホ一体型は批判がある一方で、公的な資格に関しては特に意見が上がっていません。

国家資格や、公的資格では逆にカードに紐づいていれば本人の所有する資格を証明しやすくなり、特にデメリットも無いという事で触れられていないのでしょう、

まずはこのあたりから一体化を進めればスムーズな気がしますね。

金融機関などでの本人照合もマイナンバーで限定的に行えるようにするなど、用途は幅広いです。

2021年からは健康保険証になる

病院受付

マイナンバーカードは2021年3月から健康保険証としても利用できる様になります。

これは厚生労働省のページでも告知されています。

医療保険の事務コスト低減に向けて、着々と施策を打っているわけです。

これは全員が便利になるのでうれしい施策ですね。

健康診断などと連動する機能も検討されている模様。

今はすくないマイナンバーカードのリーダーもその内病院などで見られる様になることでしょう。

しかし、まだまだ普及率の悪いマイナンバーカード。

公務員ですら6割未達という事で、とりあえず作っておけばという風潮になればいいと思います。

セキュリティ面が厳しい個人口座や、スマホの連動はまた別の議論となりそうですね。

コメント