また失敗しましたね。
スペインの彫刻。
あの国は修復師がおまんま食い上げで、国外流出しているという背景があり、それに便乗して素人修復師が仕事を請け負ってしまうという事態があるようです。
そうして、時々この様にニュースになっているという事。
前回の修復もすごかったですが。
今回は立体の修復でこの様な無残な姿になりました。
左が修復後。
右が修復前の画像です。
見た感じ、そもそも修復する必要が無い様に見えるのは気のせいでしょうか。
この画像、写真の角度の所為なのか不気味な点がいくつもあります。
何が起こっているんだ……。
ただただ感想をまとめていきます。
スペイン彫刻修復失敗の概要
スペインの彫刻修復がまた失敗したという事でいかが今回の概要になります。
1923年に作られたこの像は、今回修復が終わると見るも無残な姿に変容していました。
修復後の女性の顔は米玩具メーカーの人気商品で、映画「トイ・ストーリー」のキャラとしても知られる「ミスター・ポテトヘッド」に似ているという声が世界中から寄せられており、地元メディアによれば、スペインで芸術作品の修復にあたっている団体からは「プロの仕事ではない」と厳しい意見が突きつけられた。
引用元:スポニチ
参考FNN
報道にもある通り、一般人の投稿により広く広まったという事で、その後の集客などはまだ不明です。
報道内で漫画のキャラクターの様な顔に変わってしまいました。
とありますが、どこが?
ちょっとニュース原稿考えた人に突っ込みたいですが。
漫画のキャラクターやミスターポテトヘッドというよりは、単に穴が三つ空いているだけに見えますね。
そして、写真に不自然な点があるのを見つけたので確認していきましょう。
不自然な顔の造形と角度
この話題で一番の見所はここです。
何故ここまで造形を変えられるのか。
一度大きく塗ってから。
適当に顔を作ったろう。
そういう造形ですよね。
明らかに大きくなってますし。
イヤ、ホント意味わかんねぇ。
左手から召喚獣
彼女に一体何が起こってしまったのでしょうか。
黙示録?
左手が獣の造形になっています。
しかもクソだっせぇ。
しかもよく見るとスカートのたるみも変わっています。
チラリズムも減っているんですよね。
この修復者からは相当素肌を露出させたくないという意図を感じます。
足の位置が変わっている?
台座の模様から推察されるに、そもそも足の位置が変わってるんですよね。
これ、可能なんですかね?
一度足のパーツをぶっ壊して位置を移動させたかのような転生っぷり。
一体どちらに移動したのか。
右なのか、左なのか。
何故か盛り建てられた梁
このライン、なぜか修復前よりゴツゴツしているのが解りますか?
しかも塗りが下手なのかボッコボコになって乾燥しています。
酷いやり方だ。
なんでわざわざここまで手を加えられているのでしょうか。
凄まじく厚塗りになっていますよね。
これでは像を修復したというより、周辺ごとどうにかしてしまった。
という感じです。
不自然に切れている写真
この部分。
不自然に真っ白になってますよね?
明らかに何かを消した後です。
映ってはいけない広告とかが映っていたとも、角度的にはとても思えないのですが。
一体何が映っていたのでしょうか。
右獣の設置点の不自然さ
以前の角の横には隣の、柱に対してくっついているかのような描写がありました。
しかし、修復後にはこのパーツは何処にも設置していない様になっています。
後ろの空間っぽいものがのぞいていますし、更に頭の上の方には不自然な黒い影まで出現しました。
謎が謎を呼びます。
そもそも比較写真と修復写真はどの位時代差があるのか。
比較的新しい写真っぽいのに、ここまで違いが出る物でしょうか?
ツイッターの声
スペインの修復失敗のアレ、もう初代の模範でやってんじゃないのってレベルで初代リスペクト感出してくるね
スペインの修復で話題になったのはYESのファンだった説
スペインの絵画や彫刻の修復ミスがもはや鉄板ネタになってしまってる件について
嫌な形で前例を踏襲してしまいましたね。
それにしても、どうしてスペインは修復失敗が多いんだろう 伝統にうるさそうなイメージだけど⋯⋯
スペインの修復失敗事例3連発 毎回なんか腹立つ顔になるのなんなんだろう…
スペインの修復雑w 価値のある建造物ではないの?
美術品がなぜこうなるのか誰にも理解できないという。
これは、もしかしたら わざと修復失敗でネタにして、また寄付集めて高い専門家に直して貰う作戦なのでは
これ、わざとでしょ…そうとしか思えない
こちらの方が注目されそう。
話題作り……ではないと思いたい。
修復師は何処へ
時々こういうのが出てくる背景には結局牛舎と依頼元の関係がある為で。
国家で制定した制度などがある為ではない為、結局依頼主と施工側の契約でしかないわけですよね。
誰かが真面目に改善に取り組むとしたら、色々と解決の道もあるのでしょうが。
ここ10年そうした取り組みが実を結んだというニュースが無いのが、とても悲しい処です。
コメント