どくどくのキバを使えるポケモンとその強さ【強すぎ】

Pokemon

シーズン8開始後、どうやらニドクインの強さが浸透してしまったようです。

どくづきとどくどくのキバのダブル強化が主な原因ですが。

果たしてニドクイン『が』強いのでしょうか。

そりゃあもう、ニドクインは文句なしに強いでしょう。

ニドクインVSアローラキュウコン

こなゆき型のアローラキュウコンと真正面から殴り合って勝ってしまいますからね。

しかし、この強さを支えているのはどう考えてもどくどくのキバではないでしょうか?

ということで今回はどくどくのキバがおかしいという話をしていきます。

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どくどくのキバはどう変わった?

ニドクイン

どくどくのキバは『相手の防御を確定で1段階下げる』というデバフ効果が追加されました。

この性能を訳すとこんな感じです。

『こちらからのダメージを約25%上げる』or『相手に交代を強要する』

前者は単純に一段階変化の数値を表したものです。

勿論正確に増えるわけではないですし、必ずしもいい結果を生むわけではありません。

しかし、全てがタイプ一致とそうでないもの並の差がついてくるとなると、結構違って聞こえませんか?

そして後者の『交代を強要』というのは単純に「能力の下がったポケモンを長時間おいておきたくない」という心理効果を狙ったものです。

基本的にPVPというゲームは先に交代をしたほうが情報を多く相手にさらし、不利になります。

相手に先にパーティ情報を与えてしまったら、その後の展開のコントロール権を渡している様なものですからね。

だからこそパーティ情報は秘匿しておきたいので、この『相手の状態確定変化』→『交代させる』というのは実は情報戦において大きな武器となるのです。

『自分の能力値を上げる』と違い、自分で交代タイミングを選べないので一見弱いかもと思われるかもしれませんが『交代を強要する』という、恐ろしく強い縛りを発揮する為、実は相手の状態変化というのは想像以上に強いのです。

どくどくのキバの性能

ゴルバット

では具体的にどれくらい強いのかを考えていきましょう。

同帯の技と比較するのが一番ですのでサンプル表を用意しました。

技名威力Eチャージ量(その他)E消費量タイプ
どくどくのキバ40相手の防御力を
1段階DOWN
35どく
バブルこうせん25相手の攻撃力を
1段階DOWN
40みず
こごえるかぜ60相手の攻撃力を
1段階DOWN
45こおり
とびかかる60相手の攻撃力を
1段階DOWN
45むし
クロスチョップ5035かくとう
クロスポイズン50自分のの攻撃力を12.5%
の確率で2段階UP
35どく

ここで紹介しているのはバブルこうせん以外どれも優秀な技です。

どうですか?見劣りしないどころか、強い部類ですよね、どくどくのキバ。

フェザーダンスはもっと壊れているのですが、それは置いといてどうでしょう。

まず、この手の技で重要なのが出の早さです。

早く打てば打つほどその能力変化自体がダメージソース資産となるので、強いことの証明になります。

つまり『早く・確実に状態変化が起きる』というだけで優れた技なのです。同等スピードでの確定変化技は今のところ存在しない為極端に言うと「全技中の中でもトップの性能」と捉え方によっては言えてしまうのです。

しかしこうして並べると、バブルこうせんばかり打っていると如何に負け筋を作っているかがよくわかりますね。

もちろんウェザーボールの様な威力が『60』の技は元から威力がどくどくのキバの1.5倍であり、一段階下げるだけでは一見追いつけません。

しかし、二度三度と打つ機会のある高速技だからこそ、場持ちが長くなるほど差がついていくのです。

通常技の蓄積ダメージで、逆転してしまいますからね。

どくどくのキバを持っているだけで最強

ハブネーク

ではここで、最強ポケモンの一角であるベロリンガとの対面を見ていきましょう。

全員どくどくのキバの使い手。

シールドはお互い2枚使いです。

ハブネークVSベロリンガ
ゴルバットVSベロリンガ

いやぁ、ハブネーク側はSCPが低いポケモン。

ゴルバットは技1のつばさでうつが強技でなく、どちらもSCP1700越えのベロリンガに勝てるわけはないと思っていたのですが。

シールド二枚同士だと勝てちゃうんですよ。

ニドクインVSベロリンガ

あ、ニドクインは1枚同士でも有利なんですね。

流石最強ポケモン。

この様に、滞在時間が増えるほど有利になるどくどくのキバの確定デバフは、もはや常識的な強さすら逆転してしまうのです。

なんだこれ。

いいのか?

というわけで、ニドクインだけが強いのではなくどくどくのキバを所持しているポケモンが軒並み強くなっているのです。

どくどくのキバを使えるポケモン

クロバット

ではどくどくのキバを使えるポケモンを考えていきましょう。

  • アーボ
  • ニドラン♀
  • ニドリーナ
  • ニドクイン
  • ズバット
  • ゴルバット
  • コンパン
  • モルフォン
  • クロバット
  • ポチエナ
  • グラエナ
  • キバニア
  • サメハダー
  • ハブネーク

これらがどくどくのキバ使用リストになります。

正直地味ですよね。

ニドリーナ対ベロリンガ

あ、強いわ。

おんがえし撃たなくてもどくどくのキバだけでベロリンガ倒せるみたいです。

モルフォンのねんりきも地味ではありますが12ターンでどくどくのキバのチャージが完了します。

毒対毒ではモルフォンが一番強いですね。

最早何のゲームかわからなくなってる。

とにかく今回言いたいのは、どくどくのキバの所為で通常の対面が壊れてしまっているという事です。

どくどくのキバは調整が入る?

モルフォン

うーん。

ちょっとこれは強すぎるので流石に調整が入るでしょう。

せめて発動率を50%以下に落とせば、ここまで極端な対面も生まれなくなるのでありかも知れません。

問題は確定デバフが消費エネルギー35で飛んでくるという事なのです。

というわけで、シーズン8開始時のどくどくのキバは強すぎる技になっている。

という認識を持っておきましょう。

ふぅ、ナイアンティックさん、テストプレイはしてください。


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