この世には三種類の豚が存在します。
豚か
貯金箱か
蚊遣豚(かやりぶた)か
まぁ、冗談はさておき、みなさんは貯金箱や蚊遣豚が何故豚をモチーフにしているのか、気になったことはありませんか?
というわけで完全に雑学系記事ですね。
今回はそのルーツを追います。
豚さんって人間の生活に根差してるわよね
家畜としても優秀で、ペットとしても可愛いし
小物にしても記号として目立つし。
言葉の中にも色々豚さんが居るしね。
面白いよね。ブヒブヒ
豚さんの記事なんで紹介を。
僕のツイッターフォロワーさんで一番やり取りする豚といえば
もさこ @mosakolife さん
その彼女が書いているのも節約ブログだったりして、やっぱり豚とお金には関係が…。
ちなみに彼女の節約ブログは恐ろしいほど現実味に溢れた、生々しい叫びが聞こえるブログです。
読み応えありますよ。
下でリンクを貼りつけている記事は賢い一例だけどカップル用!
他はもっと独り者でも取り入れられる記事だよ!
豚の貯金箱の起源と謎
何故貯金箱と言えば豚なのか
この様に、貯金箱で使用されるモチーフ・動物と言えば豚が常識です。
勿論他の物もありますが、豚というだけである程度記号として成立しています。
そもそもこの豚モチーフの貯金箱、日本だけのものではないって知ってました?
ルーツは海外にあるのです。
豚の貯金箱が最初に誕生したのは、14世紀のイギリスだと言われています。
日本だと鎌倉時代後期位。
現存する最古の豚の貯金箱がそれだと言われています。
何故豚なのか?
何故豚のモチーフになっているのか、については諸説あり、どれもあり得そうなので記述していきます。
発音の勘違い説
イギリスである人物が
「赤色の粘土(PYGG)を使って貯金箱を作ってくれ」
細工職人が
「わかった、PIG(豚)だね」
という発音の勘違いから生まれたという説
当時PIGとPYGGは発音が全く一緒で、この勘違いが生まれた。
しかし、実際に市場に卸してみると
「「可愛い!」」
とたちまち評判になり、すっかり定着してしまって今の様にセオリーになった。
というわけです。
ちなみに、初期の豚の貯金箱は下記のリンクで確認することができました。
富の象徴説
豚はきれい好きで有名ですけど、子だくさんでも有名なんです。
実際に1回の出産で十頭ほどの子豚を産む為、富と繁栄の象徴として長らく珍重されてきたわけです。
数が増える、というわけですね。
きれい好きで増えやすいというのは、勿論家畜としても有鬚であり、特にその体は『捨てるところが無い』と称されています。
豚さんは無駄の無さの象徴でもあるんですね。
こりゃ縁起がいいわけです。
日本に伝わってきたのは昭和初期
日本に伝わってきたのは昭和初期で、銀行口座の開設記念グッズとして配っていたとか。
やるじゃん銀行。
ちなみにヨーロッパ全土への普及は19世紀とされており、イギリス圏から抜けるのに結構時間がかかったことが伺えますね。
イギリスって豚ちゃん大好きなんだな。
蚊遣豚の起源ともっと謎
蚊遣豚は何処で発生したのかよくわかっていない
蚊遣豚ははっきりした起源が分かっておらず、下記の様な内容が一般的な解釈とされています。
蚊遣器の形状にブタが用いられるようになった理由には諸説あるが、蚊取り線香が発明される以前の江戸時代の武家屋敷より徳利を横向きにして豚の形に見立てた陶器が発掘されていることから、虫除けのために火鉢の中で枯葉やおがくずを燃やしていたのが時代と共に形状が変化したのではないかとの説がある。
引用元:wikipedia
こちらは江戸時代後期の話となっているのは、実際に屋敷跡から出土したから。
という説があります。
出土したなら、とりあえずそこが起源でいいのではないだろうか。
と思うのだけど、何故か曖昧です。
ちなみに新宿区立博物館に実物が展示されていました。
今は展示対象外なのかな?
土管工夫説
こちらの説は、昭和の時代になります。
愛知県に伝わるお話で、
養豚場の蚊除けに使っていた土管が、その口の煙の排出量を調節した結果、豚に似てきたので、
いっそ豚にしてしまおうとなり、お土産として販売したところ評判になったと(養豚場だけに)。
これも単に土管職人たちの説と、養豚場説があって審議がはっきりしません。
比較的近代なのに、謎は深まるばかりです。
ところで、土管と言えばマリオですね。
全然マリオ関係ないですね。
アマゾンに蚊遣豚あったので貼っておきます。
ペタリ。
二大豚アイテムを紹介したけど、
何で2つ一緒に紹介したの?
可愛いじゃん。
🐖ブヒッ!
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