今回は主に、室内外の物品の点検と撤去についての記事となっています。
関連記事と合わせて、室内外の守りを十分に強化してください、
この記事は、2019年10月11日接近中の台風19号の記事に併せて書いています。
台風前の室内の強化と野外の点検 必要な物と点検箇所まとめ
家の中での準備 基本
事前対策するべき項目は
・緊急時に持ち出せる荷物を一つにまとめにすること
・その他の食料などの備蓄品をチェックする事
・窓など割れる危険性のあるものは内側から強化を施すこと
・室外の小物を撤去し室内に収める事
・水場にはしっかりと水を張っておく事
・できれば2Lの空きペットボトルや、ポリタンクにも水を充填しておく事。
が挙げられます。
全て大事ですが、お風呂場の水などは目一杯張っておきましょう。
断水時にこの水が生命線になります。
詳しい備蓄や、持ち出し用品については、こちらの記事をご参考ください。
窓の点検と対策
窓や雨戸の補強が、室内での安全対策では特に重要です。
ガラス窓は、飛来物によってひびが入り、割れてしまう危険性がある為です。
風の方向によっては、そのまま飛散したガラス片や、その他の飛来物が室内に侵入してしまいます。
これを防ぐ為、窓の補強が必要となってきます。
飛散防止フィルムを張るのがベストですが、養生テープや布製ガムテープでも代用は可能です。
テープ類でフィルムの代用する場合は、枠に沿って四角く囲い、対角線同士を斜めに結びつけるラインと、十字に切るラインを引き、四角に米印を書くようにガムテープを張り付けるのが一般的な対処法です。
窓が割れるのを完全に防ぐことにはなりませんが、飛散対策の第一手としてやっておきましょう。
カーテン・ブラインドは必ず下ろしておきましょう。
万が一窓が割れた場合の最後の防壁になりますし、外からの防音にもなります。カーテンの設置を怠っている場合は、必ず備えておきましょう。
また、僅かな隙間から雨粒などの浸水が予想される為、端の方には新聞紙を積めたりして隙間を無くす様に補強を行ってください。雨水の侵入を防ぐことができます。
断熱、紫外線カット、ブラインド代わりになる防止フィルムの中でも、カスタマー評価の高い一品です。
安価で、一人でも貼りやすい為、初めて窓にフィルムを張る場合にお勧めの品です。
床上浸水の対策
電気製品類を床から机上へ。
1階から2階へ、避難しておきましょう。
また、電気製品のコンセント類は抜いておくことをお勧めします。
特に、停電などへの対策にもなるので、念のPCやテレビ、レコーダーといった電力を多く使うものは、前日までにコンセントを引っこ抜いて休ませておくべきです。
水の侵入経路は主に玄関です。
隙間となる玄関には、土のうや水のうの設置が効果的です。
簡易水のうとダンボールを使った工法
40リットル程度の容量のごみ袋を二重にして中に半分程度の水を入れて閉めます。ごみ袋の強度に不安があれば重ねる枚数を増やします(買い物用のポリ袋でも代用できます)。作成した水のうを段ボール箱に詰め、レジャーシートなどで包みます。出入口などに隙間のできないように並べます。
引用元:平塚市WEBページ
水の侵入経路に対して壁を作ったり、近くの水路を邪魔しないように設置することが大切ですね。
また、水が遡ってこない様に段差を埋めるステップなどは一時的に取り外しておくとよいでしょう。
水のうに関してはポリタンク+ブルーシートで代用が利きます。
水の貯蓄にもなるので、タンクは一家に数点常備することをお勧めします。
2019年の台風19号の想定では都内23区も、3割浸水の恐れがあると都の推定が出ています。
東部を中心に23区の3分の1の面積にあたる約212平方キロメートルが浸水。堤防の決壊などで、広範囲にわたって1週間以上、水が引かない地域が発生すると予測している。都と各区は想定をもとに住民の具体的な避難方法などの検討を進める。
引用元:日本経済新聞
1934年に史上最高と言われた台風が、910ヘクトパスカルだったのに対して、2019年の台風19号は915ヘクトパスカル。
1000年に1度と言われるレベルなのも納得の数値ですね。
関東圏は台風に敏感な人が少ないですが、しっかりと対策を行いましょう。
家の外の対策
家の外の対策については、とにかく物を片付ける。
これだけです。浸水対策物以外は基本的に引き上げます。
特に小物は風に巻き上げられる可能性があり、家に避難できるものは何でもかんでも非難させたいところです。
物干し竿や自転車など、普段気に留めない物体も飛ばされる危険性があり、一見固定されている様なブロックですら危険です。
特に物干しざおはガタガタ揺れて五月蠅いのと心臓に悪いので、観念してしまう準備をしましょう。
その他簾などの【外にあると思い込んでいる物】もできるだけ非難させてください。
面倒くさがって放置すると、台風が去った後粗大ごみになります。
平時の概念を忘れて対策をする
普段保険や携帯電話を必要経費として払っているのに、こういう時にチマチマ節約しているのは結構危ないものです。
紙コップ、ラップ、バッテリー。
使えそうなものはある程度買い込んでおいてもイイでしょう。
もちろん混乱して店頭からモノが無くなるのもいけませんが。
備えについては、やりすぎる事は無いのです、
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