【30秒ルール】スペシャルアタック(技2)を打つタイミングと貯め引き

Pokemon

今回は30秒ルール下における技2(スペシャルアタック)を打つタイミングと打たないタイミング。

そして交代受けをすることのメリットが上昇しているので、それぞれのシチュエーションについて解説していきます。

ここの理論をクリアにしていけば、より戦術や腕といったものに特化したゲームになっていくかもしれませんね。

差込みありなしの不平等は以前改善されていませんが、とにかく交代30秒というのは色々とやることが忙しい。

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スペシャルアタック(技2)を打つべきタイミング

メガニウム

技2を打つべきタイミングとは単純に考えると『ダメージが高くなるタイミング』です。

ちょっと詳しく考えてみましょう。

例えば、相手がニョロトノに引いてきた時に、こちらの後続にくさポケモンが居るとします。

こちらはすぐニョロトノをくさポケモンで追いますがこの時ニョロトノ側には2つほど選択肢があります。

1つはふぶきのブラフの為にマッドショットを9回×9でエネルギーを81貯めること。

もう一つは躊躇せずにウェザーボールを最速打ちしてくることです。

ニョロトノの回転数は8ターンでウェザーボール1回、そして16ターンでウェザーボール2発分が貯まります、あと1回でふぶき分になりますね。

対してくさポケモン側も、基本的にそこまで発動が遅いポケモンはいない為大抵ふぶきが貯まる分よりは早く草技を打てます。

30秒ルール下においてゲージが0のポケモン同士が対面した場合、貯める時間+技発動2回で交代タイマーがほぼ貯まるのというのは周知の通り。

従ってニョロトノ側にウェザーボールを2発撃たせてしまうと、最悪こちらの草技が発動する前に逃げられてしまい、別のポケモンで技を受けられてしまう可能性があります。

ですので、ニョロトノが技を発動するにしろしないにしろ、くさポケモン側はほぼ最速で技を打つ必要があるのです。

12ターンで為が完了するハードプラントなどはまさにウェザーボール2発の間と言えますね。

この発動機会を逃して逃げられてしまった場合、その後こちらのくさポケモンが再びニョロトノと対面できるとは限りません。

30秒ルール下においては【ダメージ有利な技2発動可能時は欲張らずに相手を討ち取る】というのが鉄則となります。

スペシャルアタックを打たないタイミング

デオキシス

『貯め引き』という戦術があります。

要は、対面中にゲージを貯めてもわざと技を打たずに温存して別のポケモンに交代する。

といった戦術です。

ゲージを貯めている状態でのメリットには下記の様なモノがあります。

  • 相手の技が貯まるより早く決着をつけられる対面が増える為、結果的にシールドを温存できる可能性がある。
  • 技2の発動判定は技1の発動判定よりも優先される為HPがごく少量でも技2を打つことができる。
  • 上記を利用して奇襲を仕掛けることができる。
  • 最後の一体として残った場合戦況的に優位に働く場合が多い。

などなど。

さらに、技を打たない方が良い極端な例もあります。

こちらはデオキシス対ガラルマッギョの対面です。

デオキシス対ガラルマッギョ

この対面はじしんの通り次第でどちらにも勝敗が傾きますが、一つ大きな特徴があります。

それは技1どうしではデオキシスが有利だという点。

もう一つは技2同士ではその立場が逆転するという点です。

デオキシス側のサイコブースト・いわなだれ・10ボルトはいずれもダメージソースにはならずにいまひとつ、もしくは二重耐性で受けられてしまいます。

ですので、この対面はある程度デオキスシス側のゲージを貯めたら、ガラルマッギョの技に合わせて貯めたまま引く、というのが結構有力な勝ち筋となります。

サイコブーストを持ったまま引けば相手のフシギバナに致命傷を与えることも可能ですし、同様にひこうタイプにいわなだれも10万ボルトも入れる事ができます。

相手がクレセリアを出してきた時もサイコブーストではない方で応戦可能ですし、色々と小回りが利くようになるのです。

草タイプ御三家のハードプラントクラスでガラルマッギョに対峙しているなら打つという選択肢もあります。

しかし今回紹介したデオキシス対ガラルマッギョぐらいわかりやすく技2の威力が減ってしまう体面であれば、交代時間が短い事を鑑みて序盤にゲージを消費する必要はないでしょう。

交代受けの有用性が高い

マリルリ

技の発動に際して有利不利がより大きく生まれるのは交代タイマーがかなり関係している事、がこの記事の要点となりますがさらに交代受けはもっと大きな利点があります。

30秒ルール下において『交代受けを成功させる』というのは『相手のゲージを消費させる』というのに加えてもう1点『交代ゲージを1/3以上ずらす』という役割があります。

一回交代を受けるだけで二つの役割を取ることができるので、凄まじいアドバンテージとなります。

具体例を出すと以下のような感じです。

  1. 相手のイカサマをマリルリで交代受けする。
  2. 慌てて草ポケモンで追う。
  3. 草ポケモン側が技を打つ→シールド。
  4. 交代時間が来たのでマリルリは技を貯めたまま引き。
  5. 別のサイクルが発生するが、10秒程度交代差が生じており相手が上手く追えない。
  6. 技の貯まったポケモンで別サイクルを迎え撃つ。
  7. この時マリルリは貯めっぱなしで裏で温存。

交代受けをする場合は当然こちらの方が分が悪い時ですから『無い処から勝ち筋を作り出す』というのが目的です。

絶対不利からここまで読み合いが必要となる展開までもっていくことができる、30秒ルール下での交代受けは実はかなり有利を作る攻めの戦略であると言えます。

是非、今回紹介した内容を意識して立ち回ってみてくださいね。

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