ブレイクポイントを探す時の注意点と勝ち負けが安定しない理由

Pokemon

ブレイクポイントを探っていく上で。

意識したい事と気を付けたい事。

どんなに注意しても負けてしまう理不尽さなど。

少し頭に入れておくと良い事、ストレスが減る事を書いていきます。

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対面結果は変わるのか?

ブレイクポイントを探す時に一番重要なのはこの点です。

そのブレイクをすることによって、固定した対面の結果は変わるのか?

という事です。

交代という要素がありますので、基本的に対面をロックするのは相手が交代して追う時。

もしくは初手を僅差で勝った後、対面だけうまく貰った形です。

とはいえ、対面ロック前提でないとシミュレーションを回すのが難しいのでそこは置いといてブレイクで有効なのは。

  1. 対象がちゃんと環境に居る
  2. 対象との対面結果が良い方向に変わる
  3. 他のポケモンに不利にならない

特に1.2版は当たり前ですね。例えばなんですけど何かのポケモンが環境に居ないポケモンにブレイクを狙っていたとしたら、それはいたずらに耐久を下げているだけなので、不利な場面が多くなるだけです。

また、ブレイクをする為によくHPを犠牲にするのですが、HPを5変えると不利な対面が環境で1~2個くらい増えることが多いです。

こうなると、パーティ本体の他のポケモンと相性はいいのか?

そもそもブレイク対象に強くなる必要はあるのか?

という事も考え粘らなくなってきます。

パーティ編成は意外と複雑なのです。

ちなみにミラーは技発動で決着の付く対面なのか、通常技で決着の付く対面なのかによって違います。

技発動で決着がつきやすいポケモンであれば、攻撃力を上げる利点はあると言えますね。

デンチュラとかファイアローとか。

差し込みが平等でない

シミュレータはデータ上の最適と思われる行動をとっていくツールです。

シミュレータによりますが細かい動きは手作業で修正もしていけます。

しかし、基本的にプレイヤーが調べる対面結果というのはシミュレータ側が最適と判断した結果を見比べた後『大丈夫そう』という状況が多いのですが、前提として『環境が平等』という絶対不変の勝ちがあります。。

そして、有利対面の結果が逆転してしまう可能性があるのが一方的な差し込みの有無。

具体例を見てみます。

アローラキュウコン対ニドクインのシールド使用無しの対面です。

シールド無し同士だと、弱点の突き合いになって回転の速い方=アローラキュウコンが勝つのです。

が、片方が最初の技の応酬の同時発動を嫌ってわざとずらした時に、もしニドクインだけが差し込む。

アローラキュウコン側が差し込めないと、結果が逆転します。

つまり、ニドクインは2ターン分余分に動けている状態になり回転力の差が無くなった結果、勝敗も変わってしまうのです。

理由は僅差ですがニドクインの方が攻撃力が高いパターンが多く、2回目の技発動に際し先制となる為です。

こういう結果は何度も食らってきましたので、そういうものだと理解するしかないのですがこの様に結果が大きく変わってしまう現状にはかなり問題がありますね。

それと同時に、差し込み一発がこれだけ重いことになる可能性があるという事も、理解しておいてください。

で、何故この話をしたのかというとブレイクのちまちま積み上げた向上ダメージがこういった差し込みの妙により一瞬で消し飛ぶからです。

うーむ。理不尽。

ブラフ技が環境に増えてきた

ブルンゲル(メス)

バトルリーグが色々積み重ねてきたことで見えてきた戦略の観点に『ブラフは有効である』というのがあります。

特に最近増え気味なのがバブルこうせんブルンゲル。

バブルこうせん自体は弱い技なのですが、如何せんデバフを持っている技のブラフ性能は高く、ブルンゲル自体も優秀な為本当に面倒なポケモンになっています。

以前はれいとうビームとシャドーボールで考えられていたブルンゲルの基本技も、かなりバブルこうせん入り構成が増えてきました。

こうなると通常のシミュレーションが全く役に立たなくなります。

シャドーボールにしろれいとうビームにしろ消費ゲージは55でしたが、バブルこうせんの40が加わる事により、2回を消費95で打てる。

たたりめのチャージ量が12なので8回で96貯まります。

95の消費と非常に相性がいいのです。

こういったブルンゲルの例に限らず、ブラフを混ぜられる技性能を持っているポケモンは、しばしば対面を乱して性分を複雑化するのにうってつけ。

事前のシミュレートも膨大な数が必要になり、中々タイミングを学習するのが難しい。

特にバブルこうせんにシールドを張ってしまった時の損失は計り知れないですからね。

というわけで、ブレイクしているしていない以前の『そもそものシールドアドバンテージがヤバイ』という状況が増えたために、ブレイクの有効な場面が少なくなってしまったのです。

とはいえ1位の近似値のブレイクは欲しい

カイリキー

カイリキーの個体値考察回でも掲載しましたが、ハイパーリーグでは1位より2位の方が強いです。

理由はMAXブラッキーにブレイクしているから。

圧倒的な有利対面が、メジャーポケモンで一体増えることがどれだけ有効かは、誰でもわかるというもの。

だからこそ、1~10位程度の違いであればできればブレイクがあるか無いか探した方が良いのも事実というわけです。

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