ヨルノズク。
あまえる族を抑え込める耐久と、流行りのオーロットへの完全耐性、おんがえしヤミラミもパワージェムシャドウヤミラミも抑え込める強靭さなど魅力的な部分が多いひこうポケモンです。
実際クッションとして出された場合具体的な対策が無いパーティも多いのではないでしょうか。
今回はそんなヨルノズクのブレイクポイントとオススメ個体値について考察していきます。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
ヨルノズク候補ステータスの確認と上位30
ヨルノズクに関しては何回も相手をしていて思っている事がありまして。
耐久が絶妙で、等倍のポケモンで後れを取ることが良くあります。
まさにクッションのお手本のような強さですね。
まず上位30体。
HPが高水準で、大体170くらいになっています。
ドラピオンのかみくだくのダウンを引かなければギリギリ2発耐える程度の耐久力があり、追われても優位に立てます。
ヨルノズクつばさでうつのブレイク
ではスーパーリーグではどのようなブレイクがあるのか見てきましょう。
現実的な数値だけ挙げていきます。
- SCP1位マッギョ【4027件】
- SCP1位トロピウス【3964件】
- SCP1位マリルリ【3795件】
- SCP1位ドクロッグ【3779件】
- SCP1位ネギガナイト【3638件】
- SCP1位シャドウユキノオー【3444件】
- SCP1位シャドウカイリキー【3260件】
- SCP1位アローラキュウコン【3154件】
- SCP1位ガラルマッギョ【2763件】
この中で一番気になるのは、というか意味がありそうなのはマリルリブレイクですね。
ヨルノズクのブレイクは対面に影響を与えないものばかりで、無理してブレイクする必要が全くないのですが、頻出ポケモンのマリルリにダメージを上昇というのは結構重要だったりします。
これがゴッドバードを連打した状態。
こっちがブレイクした同じ条件です。
マリルリ残HPが17違います。
状況によりますが、これならマリルリに次の仕事をさせる前に落とせるかもしれません。
ヨルノズクはマリルリよりも攻撃力が高い為、同時発動では先制が取れますので、それも含めて少し結果が変わるこのブレイクを覚えておきましょう。
ヨルノズクの被ブレイク 防御視点
防御特化にするとエアームドのブレイクを防ぎ、トリデプスやペリッパー、アローラキュウコンのこなゆきのダメージを下げる場合もあります。
エアームドを考えても超防御特化にする必要はなく、あくまで順位が高ければよいです。
そして、トリデプス、アローラキュウコン辺りにやや対抗できるのが下記の組み合わせです。
これに関してはブレイクされた方が都合が良い場合もあるのですが、58位から連続してこの欲張りセットに選出されているのは興味深いですね。
そしてHPを落としても良いかの指標としてSCP1位同士、シールド同数のHP拮抗の結果を調べました。
- 対りゅうのいぶきギャラドス:シールド0枚 残HP4
- 対どくづきAベトベトン:シールド0枚 残HP2
- 対ベロリンガ:シールド0枚 残HP9
- 対クレセリア:シールド1枚 残HP7
- 対カイリュー:シールド1枚 残HP6
- 対りゅうのいぶきギャラドス:シールド2枚 残HP3
HPを落とすとどくづきアロベト対面を落としてしまうのはもったいないですが、HPを171より6落とす程度、つまり165であればクレセリアとベロリンガの対面に大きな影響はありません。
そして、欲張りセットはギリギリこの条件を満たしていますね。
ヨルノズクスーパーリーグ厳選の結論
まず、ド安定の上位。
【1・14・15】【0・15・15】
【0・14・10】こっちはHPが少し落ちる防御特化ですがオススメ。
そして欲張りセット。
【0・11・6】【0・10・7】【0・12・5】などがおすすめです。
割りと細かいブレイクはあり、HPは逆に落としてもそこまで影響はないかなという事でやや防御寄りな判定都市その中でも上の方のSCPか、マリルリブレイクのものを選べると良いでしょう。
ちなみに意外ですが、ラグラージに強く、シャドウカイリキーには弱いようです。
ヨルノズクは今後ベロリンガと共に特殊リーグの安定択になる可能性を秘めていますね。
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