レジェンド諦めました。
遅延酷すぎて。
皆さんにはこんな経験がありませんか?
今回はポケGOのひどすぎる遅延について、ちょっと考えていきたいと思います。
勝率に与える影響
現在私のシーズン9の対戦成績で、遅延が勝敗に与える影響というのをざっくり考えていきます。
負けに関しての平均としては100戦あたりで16試合ほどです。
これは、条件を考えずに遅延によって負けたリアルな数字、と考えて下さい。
- 技が打てない
- 硬直などで6ターン以上ターン差がついて有利対面がひっくり返る
- 相手ばっかり差し込んで結局6~9ターン差がついている
差異はありますが殆どはどれかに当てはまります。
技が打てない派生で、攻撃力の高い方が同時発動に負けたり。硬直の派生で、交代するたび1ターン遅れになったりなどバラエティはいくらでもあります。
ただし、数字の面で重要になってくるのが勝てた試合で負けたのか、それ以外かということ。
そして、もともとパーティ負けしてたところに遅延が重なったのかということです。
例えば完全パーティ負けの試合に対して遅延が重なったとしても戦績上の影響はありません。
元から負け試合ですから、相手のミスが重ならない限りはひっくり返すの自体が不可能でしょう。
さて、そっち側は良いとして問題は勝敗の逆転です。
平均で見れば100試合で8試合ほどは勝ち確定から敗戦になるという現象が起きています。
この乖離はすさまじくレート換算ではおおよそ240の損になります(勝っていた試合+15 負けた試合-15の計算)。
もしこの様な環境で戦い続けると本来2700帯に居るべき試合数と結果を持っていても、2500帯もしくは2400帯のレートに居ることがあるというわけです。
もちろん、勝ちあがると相手の練度が上がりますのでそもそも負け試合が多くなり計算通りにはいかないですが。
これらを考慮しても勝率が5%~8%程度変わるかもしれないというのはレート対戦においては非常に重要な要素なのです。
遅延対策の癖が付き弱くなる
遅延環境プレイにおいて一番問題なのは『下手になる』です。
その理由は、動き全てが遅延を前提としたものとなるからです。
例えば、遅延環境下では基本的に相手に何発殴られているかが途中で判らなくなります。
ですので、通常もっとゲージを貯められるような場面でも自分が数えている相手の技カウントを信用することができずにワンテンポ早く次の行動に移ってしまいます。
ですからゲージ貯めも通常時より思い切ってできませんし、技を打つこと自体に一瞬のためらいが出ます。
一応HPの減少幅から推測できることもありますが、そんな目測を0.5秒単位でやっていては確実に処理能力が足りなくなります。
こうしてドンドン負けの沼にハマっていき、遅れている試合だけではなく正常な試合でもミスを誘発するようになるのです。
遅延によって判断力が問われるのは『目の前の表示は正常なのか?』という非常にシンプルな情報ですが、そこから浮上する仮説が多すぎて思考が追い付かなくなるという事です。
特に私は遅延が重なると交代へのケアがかなり遅れていきます。
何度も言いますが、1試合のみの損失では収まらなくなってくるのです。
出し勝ちが出し負けになる
遅延でよくあるのが開幕の『WEAK CONNECTION』つまり、接続が弱いというやつです。
これが表示されると大抵1ターン遅れているだけでなく、出し勝ちの場合の損失も大きくなります。
場の初手同士でこちらが出し勝ちの場合、相手は大抵交代をしてくるのですが、それに対するコチラの対応が全体で6ターン遅れることがとても多いのです。
これは単純に。
- 処理が硬直して相手の見た目が中々変わらない
- 交代入力の受付がシビア
- そもそも動かない
- 接続が弱い表示に気を取られて思考回路が追い付かない
などなど、いくらでも症状があります。
そして、相手のクッションポケモンが4ターン得すれば追われづらいポケモン。
例えばブルンゲルやシャドウカイリキーの様な攻撃回数のアドバンテージが甚大なポケモンの場合こちらの後追い不成立が確定してしまうのです。
出し勝っていたのに結果としては出し負けよりひどい状態につながる。
しかも開幕から。
こういった結果自体を序盤から覆してくるのも遅延の恐ろしい処なのです。
遅延が偏っている様に見えるのは何故か
特定のプレイヤーが遅延報告が多いのは何故か?
原因を考えてみましょう。
遅延の原因はいくつかあります。
まず、確定している原因は
- 回線
- 端末性能(メモリリーク)
- 対戦サーバー自体の状況
この内回線と端末性能については、運もあれど運営よりは自分の方の責任です。
端末が悪ければ買い替えろ、回線を気にするなら地下鉄でバトルをするなといった感じですね。
ただ、回線に関しては確実に遅延に関わっているものの、同じ回線を使用しても結果が違うというのはある程度検証が終わっていますので、遅延が全て回線の所為という理論は破綻しています。
あとは残すとすると個別の状態になるわけですが、対戦サーバーによる遅延の場合は恐らく平等に遅れることでしょう、恐らくですが。
で、残った平等でない遅延の原因としては端末性能になりますね。
ここでひとつ提唱したいのは、もう一つ遅延の原因になり得るものがあるということです。
それは『IDの管理サーバーの差』です。
IDの管理というのはプレイヤーごとにする必要があります。
ポケGOの様にプレイヤー数が膨大だとその管理サーバーすら分割して持たせている可能性が高いという事と、サーバーが変わればサーバーの個体差が当然出てくるので、それが遅延に悪影響を及ぼしているのではないかという考え方です。
本来バトル中であればデータを読み込んでしまえば通信に対して個別のIDデータを呼ぶ必要はないのですが、これだけ横断っぽいプログラムを敷いて謎の不具合を出しているポケモンGOですから、バトル中にプレイヤーIDから何らかのデータ、例えばパーティデータを取り出していると考えても不思議ではありません。
その個別IDの取り出しに早いサーバーと遅いサーバーが存在するとしたら、ID自体に有利不利が存在することになります。
これは、プレイヤー側の努力ではどうすることもできない差です。
このIDデータが格納されているサーバーが悪さしているのでは?
という説、私は結構あると思っています。
端末を変えても遅延状況変わりませんでしたからね。
真相は不明ですが。
遅延つらい
というわけでシーズン9の遅延で心が折れてたという話でした。
もうね、これでレジェンドとか無理ですよ。
せめて差し込みの仕様を平等にしてくれれば、あと4%は勝率が上がると思いますけどね。
そして4%勝率が上がるなら、それはレジェンドが保証されている率なのですよ。
本当にそういうちょっとの差なので、それを失くしてくれないとずっと不平等なままです。
皆さんはこういった環境に心を折られずに頑張ってください。
対戦を重ねれば、いつかレジェンドにはなれると思います。
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