SCP1位に固執するな! 低順位個体値の強み!【PokemonGO】

Pokemon

今回は、SCP低順位でも諦めんな!

捨てなくていいよ!

って記事です。

低順位には低順位に使い方があります。

後順位だけを求めて疲れてしまった人。

そんなにXL飴集められるわけないって人。

是非見ていって下さい。

今愛用している個体でも良いかもしれません。

私の様に、そこまで捕獲厳選できない!

誰か救って!

って人向けの記事です。

関連記事

スポンサーリンク

SCPは1つの結論

PVPではCP制限リーグの開催が多く、基本的には下記の様な序列があります。

防御・HP個体>FFF個体>攻撃特化個体

凄く極端に言うと『0・15・15』>『15・15・15』>『15・0・0』という感じですね。

ただし、今回はこの定義に対して疑問を投げかけていきます。

まず、SCP順位が高いポケモンは純粋に強いです。

強い、というか堅いのが1つの正義であり正解なので強くて当然です。

しかし、本筋はパラメータ上の画一的な『強さ』を求めることではありません。

1つは対面を制する事。

もう1つはパーティに役割がカッチリハマっている事。

が強さの要因となります。

極端に言うと『0・15・15』は数値上明らかに強いですが、耐久力の低い『15・0・0』の個体の方が役に立つ場面だってあるのです。

僅差で競り勝ったり、早く落とされて相手のエネルギーチャージを抑制できたり。

そして、ブレイクでいい結果が出たり。

というわけで各リーグの1位個体が出ても、もうちょっと掘り下げて考えてみましょう。

という感じです。

個体値を検討することで得られる具体的なメリットは下記のチャーレムの記事も確認してみてください。

関連記事

SCPを下げるメリットとデメリット

SCPというのは特にCP制限のあるリーグにおいて検討される概念です。

詳しくは関連記事を確認ください。

SCPを下げる=適正順位を下げる=攻撃力を上げるという事になります。

SCPを下げて攻撃力を上げるメリット

SCPを下げて、攻撃力を上げる大きなメリットの1つがスペシャルアタックの先制権です。

例を出します。

ヤドランと学びましょう。

下記はSCP1位(左)とFFFのヤドランを無理やり1500以下で運用した場合です。

数値上の優位はSCP1位の個体の筈ですが、シミュレーション上の対面結果は違います。

ヤドラン対ヤドラン

右側の適当なヤドランが勝っていますよね。

HPは7低く、防御力も4以上低いです。

攻撃力は上がっていますが、お互いに与ダメは変わっていません。

これはポケモンGOのPVPにおける正式な仕様で「技発動のタイミングが同じ場合攻撃実数値が高い方が先制する」という物に起因します。

これは上のヤドランシミュレーションの最終ターンですが、ヤドラン同士だとサイコキネシスを最速で打ち合って終了する為この様な結果になります。

勿論交代すればこれを回避できますし、ミラー対決と言っても技2ではなく通常技で決着するポケモンも居ます。

あくまでこれは例です。

通常技同士で決着する組み合わせでは、当然SCPの高い個体の方が有利です。

プクリンなどはお互いに技2が一度しか打てず、そこでシールドを貼り合い最終的にあまえるのダメージレースとなり、HPの差で勝敗が決します。

つまり、この場合SCP順位通りの個体が基本的に強く、雑な個体を選出している場合は確実にそれがデメリットとなります。

この様に1つの指標としては『ミラー対決の決着は何によって行われるか?』というのに着目すると有利な場面が増えます。

例えば、技の回転率が高いポケモンであればスペシャルアタックによる決着の可能性が高いです。

特に自ら弱点を突きあうポケモンはこの傾向が顕著です。

チェリムのウェザーボール(ほのお)やフワライドのシャドーボールですね。

逆にあまえるやはっぱカッターなど、一撃が重いポケモンは技1で決着になる可能性があります。

ブレイクする

ブレイクという概念があります。

1位の個体では4しかダメージを与えることができなかった技が、ブレイクすることにより5になる。

その技は20回以上打つ機会があり、累積ダメージが20以上の差になる。

ということです。

ブレイクの概念については上で紹介したチャーレムの記事。

そして下記の記事をどうぞ。

関連記事

このブレイクをすることによって、対面を有利にできるという事実が存在します。

極端に言うと、同種のポケモン同士でも片方はブレイクしていて、片方はブレイクしていない。

HPの差は5あるけど技1のダメージ差により勝敗がSCP順位通りにいかない。

といった可能性もあります。

SCP1位は本当に最適か?

SCP1位はそのポケモンの強さを計る指標となります。

しかし、1位よりも絶対に強い個体というのも存在します。

例えばハイパーリーグにおけるカイリキーなどがそうです。

ハイパーリーグに置いてカイリキーの1位と2位はほぼ差がないにもかかわらず、2位だけがブラッキーにブレイクが発生していたりと、明らかな優劣があるのです。

SCPはあくまで指標です。

その中でもっとも効率が『良さそう』なのが1位と呼ばれているだけであって、実際は対面の計算をするゲームであることに変わりはありません。

つまり1位が一番強い証明でないのは、むしろ当然と言えます。

私は以前カイリューを使っていて、最後のタイミングで同時発動をリザードンに取られて負けたことがあります。

私のカイリューのSCP順位が高く、リザードンのSCP順位が極端に低かったためです。

※基本カイリューの方が攻撃力が高いが、リザードンとは僅差の為個体によっては逆転する。

この様に、状況によってやる事や欲するステータスが変わってきますので、個体値が悪くともCP上限付近で役割のある個体値であれば、使ってあげると良いでしょう。

何度も例に出しますが、制限リーグ下でのFFFチャーレムは強いです。

個体値ランクは765位ですが、チャーレムを使う利点を損なわずにミラー対決では基本的に先制できるので、とっても頼りになります。

何が目的なのかを見据えて。

順位にがっかりせずにポケモンを使ってあげましょう。

コメント