今回は再厳選に関する記事です。
あと一撃耐えていれば、多分ゲージ技を打てていたのに。
ポケモンGOではそんなシーンが散見されていますね。
いくら理想個体を突き詰めても。
いくらブレイク個体を意識しても発生してしまう格差です。
では、この様なシーンでは個体値の無さを嘆くべきでしょうか?
いやいや、やれることはあります。
そう。
「本当にHPがもう少しあったらそのゲージ技は打てたのか?」ということです。
余りまとまった話ではありませんが、目を通していただけると幸いです。
HPを増やして意味があるか?
「HPがあと少しあれば打てたのに」
もしくは
「SCP厳選してよかった!厳選のたまもの!」
というのはトッププレイヤーではよく聞く言葉です。
さて、厳選して意味があるのかどうかは1つ考えがありまして。
例えばハイパーリーグでアーマードミュウツーを運用する場合、ねんりきの回転率の悪さもあってかそれほどHPの上下に気を取られません。
「あと一発撃てれば」という状況がそれほどないと言えます。
アーマードミュウツーが落とされるのは技1のシチュエーションよりもゲージ技の方が圧倒的に多く、細かいHPの違いが作用する場面が少ないからです。
ということで私はアーマードミュウツーに関してはむしろ厳選しなくてもいいのでは?
というスタンスを持っています。
他方、同じリーグだろうと似たようなポケモンだろうと真逆の結論が出るポケモンも居ると思います。
では、実際にはどう考えていけばいいでしょうか?
HPがもっと欲しいは何回あったのか?
HPがもうちょっとあればという場面は初手のポケモンでもフィニッシャーでもありうるシチュエーションですが、特にそうだと思ったところ。
HP紙一重で生き残ったシーンはつぶさに記録しておくべきです。
この時はHPギリギリで生き残った。
この時はあと1ターンあれば恐らく技が打てた。
という具合に。
相手の個体値や、シチュエーションによって毎回変わるので細かい数値を記録するのではなく『実際に何回必要だと思うシーンがあったのか?』を記録していくのです。
普段私が書いている対面調査の結果も、細かいシチュエーションは何も考慮していないニュートラルなものです。
そこに、実戦での「どれだけ必要だった」というのが加味される事で、より実践的な考えになります。
自分が普段使いしているポケモンで、この耐久の紙一重を意識することはありますか?
実数値を例にとる
ここで私が検証したいフワンテを例に出します。リトルカップです。
フワンテは結構HP寄りの個体値をしている+リトルカップのシチュエーションではやはり今回議題にしているあと1~2ターンによく引っかかるポケモンです。
このフワンテは一撃必殺級の攻撃力と、汎用性の高いこごえるかぜを備えており、その反面技1はたたりめで強力ではないのでとにかくゲージ技を如何に通せるかが重要なポケモンとなります。
で、やはりHPの低いリーグですから結構一撃の差が重いわけですね。
だからシチュエーションが偏ることが多いように感じるのです。
左が私が使っている個体で右が理想個体です。
HPは115対120で結構差があるように見えます。
では実際にどのような差が発生するのでしょうか。
ダメージ5未満で言うと、ヤルキモノ、クズモー、スコルピ、ウパーが該当しますね。
つまりこれらのポケモンに対しては、私の個体よりSCP1位の個体が強いわけです。
暫定的にですが。
他では効果が無さそう。
ここでさらに私の印象を詰めますと、ヤルキモノにカウンターで殴り倒されたという記憶はほぼ無いので、ヤルキモノもあまり考えなくてもいいかも。
しかし、クズモーや上には載ってないモノズにはよく紙一重でやられている気がします。
前述しましたがこの「回数」を数えることにより実戦でどの程度再厳選が必要かが変わってくると推測しています。
再厳選について
上記のように記録として自身のポケモンの弱点と穴を把握しておくことで、再厳選のおおよそのラインがつかめてくると思います。
要点は
- HPが足りているのか・足りていないのか
- 実現可能な個体が居るのか
- ほしのすな的に本当に厳選し直す意味があるか
あたりです。
これらをしっかり考えて今の個体と変わるところが明確にあって再厳選するのか。
それとも実戦に投入したらSCP上位と現在の個体が変わらなかったのかを考えてみてください。
そして具体的な数値希望が出た場合はその個体値の希望を何処かにメモしておきましょう。
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