シャドウヤミラミ。
今後も一定期間出現を無くしたり。
一定期間出したりと、レア枠であることは保証しつつもプレイヤーに配布していくものと考えられます。
そんな悩ましいシャドウヤミラミですが、通常の用途としてはリトレーンしてからのおんがえし型専用でした。
イカサマはともかくサブウェポンのかげうちとパワージェムが弱技の為、一撃の大きいおんがえし型が重宝されていたのです。
しかしレベル上限解放に伴い素の攻撃力が活かせる可能性が出てきた為、シャドウヤミラミ自体にも活用方法が考えられる様になりました。
依然は個体値『15・15・15』のパーフェクトしか選択肢がありませんでしたが、今後は攻撃特化なのか防御特化なのか選択肢が浮上するかもしれないという事に。
というわけでまず、シャドウとして保存するべきヤミラミを調べていきましょう。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクについて先に知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。
ブレイクするだけじゃ怖い? 知らないと損する厳選の落とし穴→
シャドウヤミラミのブレイク
まず今回シャドウヤミラミを検証していくわけですが、2021年冬の現段階では巣が無い事とほぼ野生沸きしないことを踏まえ、旧1位個体となる『15・15・15』を始点に検証していきます。
ちなみに『15・15・15』の個体。
Lv.41で1641位という順位になっています。
検証技:シャドークロー
攻撃視点 与ダメブレイク検証
まず、シャドウヤミラミの与ダメが変動するポケモンを考えていきます。
それぞれSCP1位で考えていきましょう。
与ダメの変動可能性があるポケモンとしては下記。
ダメージが下がる可能性のあるものと上がる可能性のあるものを分けて標記してみました。
再度確認しますが、視点は普段のブレイク検証と違って『15・15・15』から見てどうかです。
普段は『0・15・15』の様な個体から見てどうかですので、そこだけは間違えないでください。
『15・15・15』の時点で大分攻撃寄りの数値ですからね。
ではまず、ダメージを下げない点を考えていきましょう。
重要なのは、ムキムキマリルリに対して与ダメを下げない事です。
エアームドに対しては与ダメを上げると向こうの与ダメも上がってしまうという関係が、結構な数値で成立しており、しかも有利不利がそこまで変わりません。
しかし、マリルリに対して与ダメを下げてしまうとガッツリ追われてしまう為問題です。
まずこれを攻撃力の最低ブレイクラインと考えましょう。
与ダメが減ると仮定した場合974通りのシャドウヤミラミが存在するようです。
これ、結構防御数値寄りがダメな事を表して言います。
ではチェックを与ダメ『6』にかけ直して順位チェックをします。
3122件がヒットしました。
上位10件+『15・15・15』の表示結果がこれ。
ヤミラミのSCP1位は『0・15・15』ですから、これでかなり攻撃に振っている事がわかります。
ちなみに条件がほぼ同じシャドウスリーパーへのブレイクは、この時点で満たしていて安心。
ほかにシャドウラプラスなんかもこの状態で条件を満たしています。
倒されるターンが変わらないのでエネルギーの状況は変わっていませんが、マリルリのHPが良い感じに減っていますね。
上の状況ではれいとうビームをもう一度打たれてしまいそうですが、下の状況ならいい感じに起点にできそうです。
さて、ここで与ダメの条件を狭めていきます。が現実的でないところを除くと気になるのはミュウくらい。
なのでミュウを見ていきます。
ただ、ミュウに関しては正直ブレイクしない方が良いかな、というのが正直な感想です。
ミュウは持ち技によってケースが変わりすぎて、個別に対策する必要があるのとむしろ1発入れている音によって攻撃力が低い方が良いのでは?
となってしまう点が違いです。
勿論ブレイクしている方が対面は強いのですが。
無理にさせるほどでもないかなといった感じ。
さて、では次にここからさらに攻撃力を引き上げてブレイクする対象を見ていきましょう。
実は攻撃力はこれ以上引き上げても恩恵がほぼないので、例としてエンペルトを見てみましょう。
ブレイクは1246通り。
この数はチェリムなども同じパターンとなります。
どれが良いかもイマイチ判然としないものが並んでしまい、正直かなり微妙です。
しかも対面結果が変わらない。
ミュウの時と同じく対面結果がほぼ変わらない為、そこまでブレイクに必要性を感じません。
むしろ防御をかなり下げている点が不満です。
というわけで、攻撃力がどれくらい必要か?
については『ムキムキマリルリにブレイクしているか』を指標とします。
防御視点 被ブレイク
次に防御視点で見ていきます。
これはそこまで厳選する必要性が無いのですが、強いて言えば旧1位のマリルリと旧1位のトリデプスを抑えるのは現実的な数値が導き出せます。
これは相当シビアで436通りしかありません。
しかも、10位などは該当しておらずキツイです。
この条件に当てはめるのであれば、その時点で攻撃側のブレイクも不可能になります。
仮想敵としてどちらのマリルリを重視するかは好みといったところでしょう。
最終的には『ムキムキを視野』に入れた方が良さそうなので、個人的にはブレイクがオススメです。
次に旧1位トリデプス。
こちらは2713通りあり、結構融通が利きます。
ですので、こことムキムキマリルリへのブレイクを組み合わせた数値を見てみましょう。
結構条件を変えてみましたが、調べる結果としてはシンプルでした。
ここを縛ればシャドウヤミラミとしては安定しているという数値を仕込んでいます。
Lv.47.5の個体を選べば、多少XL飴を節約できますね。
この条件に当てはまるのは、例えば『15・13・13』や『13・13・13』『5・5・5』など、横並びの個体は基本的に該当しています。
飴節約の観点からも個体値が『13~15』で収まっているヤミラミであればリトレーンせずに残す。
という観点もアリと言えばアリです。
シャドウヤミラミの推奨個体
とりあえず整理してみましょう。
まず、防御力=SCP重視の観点で言うと。
10位を除く上位シャドウヤミラミがいれば基本的に残します。
そうですね、100位以内を捕まえることが出来たら一旦シャドウのまま保留ではいいのではないでしょうか。
そして、旧マリルリのあわを抑えられるかを吟味。
攻撃観点。
そして『6・12・13』や『6・13・12』の様に今回の推奨個体に入ったら、とりあえずこれもシャドウのままキープしておきましょう。
節約で言えば『14・14・14』以上のシャドウヤミラミが手に入ったら、とりあえずこれもシャドウのまま塩漬け。
攻撃偏重のヤミラミなどはシャドウで使う事は無さそうなので、リトレーンして交換に出すなどの検討の方が良さそうです。
通常ヤミラミの検証も加えて判断していきましょう。
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