ブログ初心者PVを上げる ヘッダーを少しいじったらアクセスが増えた話

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初心者ブロガーの皆さん。
PV気にされてますか?
僕はすごい気にしてます。

念を込めて。

毎日増えろ~増えろ~って、本当に念を込めて投稿しています。
でも、なかなか増えませんでした。

はむらいと
はむらいと

PV増えろという、怨念がおんねん。

ツイッターで交流のある皆さんのおかげで、ツイッターのフォロワーさんの数とともに
少しずつ、少しずつ増えてはいるのですが
同時期に始められた方たちは、すでに何倍も上にいっている方が多いのです。
こうなると自分のセンスが無いのか

「やっぱりなんか構造的欠陥があるのかなぁ?」
と疑うしかないですよね。

そうして、自サイトを巡回していてふと気づいたのです。
「なんか、記事アクセスへの誘導が滅茶苦茶弱いな」って…。

そして発見しました、弱かったポイントを。
しばらく様子見してました、本当にちゃんと上がっているかを。
確かにPVが1.5倍程にあがってました!
予測は当たっていたんです!

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ヘッダーカルーセルと人気記事設置で回遊率が1.5倍以上増えた!

PV向上の結論はヘッダーカルーセルと人気記事の存在!

カルーセルってこれです。人によってはスライダーって言ってますね。

まず、考察にあたっては下記の仮説を立ててみました。

・ユーザーの【やりたい事】ができるサイト構造でないのではないか?

そしてユーザーのやりたい事、行動を以下の様に仕分けしました。

初めて訪れたユーザー及びTOPを訪れたユーザーの目的
・このサイトはどんな記事が掲載されているのかを確認したい

記事に直接飛んできたユーザーの目的
・目的の1記事を読みたい
・この書き手の他の記事が面白そうなら、更に読んでもいいかも

この時着目した点は、TOPに着地したユーザーの記事への誘導です。

そこで、PC観点からまず、見える記事を増やす方法を考えます。
その答えとして、
記事を沢山ランダム表示できるヘッダー直下の【カルーセル】
このサイトの売りをストレートに伝える【人気記事】に着目したのです。

何故回遊率が上昇したのか

現在のPC画面です。

ヘッダー直下にカルーセルを、サイドバーの高い位置に人気記事をそれぞれ仕込みました。
※サイドバーについては後述

現在【はむログ】のサイト構造は、PCでTOPを訪れたユーザーに対して
凡そ9記事のサジェストが出来ています。

改造前は精々3記事が見えていればいいところでした。
しかもメインのみの表示ですので、直近の記事に興味を示してもらえなければ訪問ユーザーが直帰してしまう構造でした。

そこの弱みをヘッダー直下のカルーセルに解消してもらいました。
現在見えている物のポイントはそれぞれ下記です

・カルーセルのランダム記事が6件
 →こちらはランダム18記事表示の構造になっており、5秒で自動スライドします。
・メインは最新記事2つが見えるくらい。
 →メインは最新10件を表示する構造です。
・そして人気記事の欄に1番人気のページが表示されています。
 →人気記事は5記事まで掲載しています。
誘導する!

ランダムのカルーセルサジェストを入れる事により、古い記事でも一定の露出が見込めます。
これにより、お仕事系記事に興味を示せないユーザーさんでも
「あれ?このサイト心理学も乗ってるじゃん。こっち見てみよ!」
となってくれる可能性が出てくるのです。

さらに、完全に読むものが無い時は人気記事が誘導効果を発揮してくれます。
人気のあるものというのは、それ自体が一定数の需要があり
=根拠のあるものとして成立するので、そこに説得力や価値が生まれてきます。

この指標を訪問ユーザー視点から計測している人気記事の欄は
ユーザーにとってのこのサイトの評価の投影先でもあるわけですね。

モバイルや細かい補足など

ちなみに、この構造になりモバイルトップでも
3件の最新記事表示から
カルーセル2件+最新記事2件
の見せ方変更に成功しており、やはり効果が上がっています。

今回は分かりやすくPCで表記をしていますが、ユーザーは基本的にモバイル閲覧なので
あの狭いスペースに以下に記事をサジェストできるかというところが、肝になってくるわけですね。

ちなみにこの構造はTOPページのみの構造で
記事ページにはカルーセルを設置していません。
理由としては、
【記事を見に来たユーザーには、すでに閲覧目的があるから】です。
閲覧目的の邪魔をする配置をしては
記事自体の価値が下がってしまうからです。

訪問者を疲れさせてはいけない

当サイトは全体的に淡い色調になっており
これはユーザーを疲れさせない事を目的としています。

同様に「初訪問のユーザー、久しぶりのユーザーは記事をサジェストして欲しいのでは」
といった動作にも応えてくれるのが
今回導入したカルーセルのランダム表示機能なのです。

ランダムに表示されていれば、いつトップにアクセスしても見たことの無い記事が上がってくる可能性があり、ユーザーに常に新鮮味を与えられます。

そして一番効果が大きいと思われるのは
【能動的な行動をさせずとも、記事を選出してくれる】
という点です。
人間は動くもの、提供されるものに一定の関心を寄せる傾向があり
しかも今回の構造は読む側の労力をほぼ伴いませんから
まさにこのランダムサジェスト+カルーセルの構造が、その状態にマッチしているわけです。

ヘッダー下が主役サイドバーはあくまで脇役という考え方

掲載したスクリーンショットでも、そうなっていますが
計測期間中に更に改造して、サイドバーの人気記事の位置をあげてアーカイブを下げました。

掲載が何月とだけ記されているアーカイブの機能は、ぶっちゃけ僕自身が開くことが無いからです。
ユーザーさんも関連記事から辿った方が早そうですし、こういった構造は選択肢としては最後に持ってくるのがベターでしょう。

つまり、アーカイブが人気記事を押し下げて、若干一体に損をしている状態でも改造の効果は出ていたんです。
まさにカルーセルを主体として。
ヘッダー下のカルーセルって偉大だ。

今回はトップにアクセスしたユーザーさんを逃さずに、サイト内の回遊率を上げる方法を紹介しました。
現代の手法に、恐らくあっているのでしょう。
PVが頭打ちになってきたら、構造自体の欠陥を見直してみる必要がまだまだありそうですね。

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